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登別マリンパークニクス Page 9 (2013/08/21) 
ケープが主役、木陰のお散歩、4年ぶりキングヒナ

ケープが主役
ペンギンプールが、なんだか空いています。

ケープが5羽出ています。

あとで説明がありましたが、右寄りの巣でオレンジペアが抱卵中だそうです。そういうわけで、もう1羽は巣穴の中。
バックヤード扉が開いているのに、ペンギン除けの柵が置いてありません。

そんな無防備でもヘイキなのは、そしてプールが空いているのは、
こういうわけです。

屋外に残っているのはケープだけだから。

彼らは臆病なので、バックヤードに押し入るなど大胆なことはしないのでございました。
でも主役なのには変わりありません。

えっへん。
お食事タイムです。

白矢印のところに、投げてもらったサカナが。

彼らは臆病なので、人の手からは食べません。
のみならず、人が近づくと巣穴に隠れます。

白矢印のところ、投げてもらったサカナを置き去りにしてます。
これは右端のオレンジペア。

巣穴の前にデリバリーされたサカナ2匹。

首を伸ばして、
素早く1匹をゲットし、取り込みます。

ですが、食べずに中に置きました。
1匹目のサカナが足と壁の間に見えています。

1匹目を巣穴に収めると、2匹目を取り込みます。巣穴の奥でゆっくりと食べるのでしょう。
飼育員さんがセルフ餌を置いて立ち去ると、ほら。赤黒ペアです。

ちゃんと食欲はあるのですね。
キミドリペアもやって来ました。

赤黒ペアのメスが立ち去るところです。
向かって左端の巣穴を使っている赤黒ペア。バックヤード扉の前にも石を運んで別荘作り?

なぜか扉をカジカジする奥様。
オレンジの奥様が外をうかがっています。
プールの水で顔を洗いリフレッシュする赤黒の奥様。



オマケ写真 1



赤黒ペアがキミドリペアに何か用? キミドリ側は神経質そうに巣穴の中からにらんでいます。




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木陰のお散歩
気温が高いので、ペンギンパレードはイルカプール前の芝生広場で実施。

ペンギンプールからもすぐ近く。

木陰でいい感じですね。
やって来ました、白ちゃん緑ちゃん母娘、そしてケープが4羽。

囲いの外は人がぎっしり。前列の人がしゃがんでも、その後ろに2重の人垣が。
みんなにペンギンがよく見えるよう、飼育員さんがペンギンたちを1周させます。

左の、顔が細いのが緑ちゃんです。白ちゃんは若いのでお顔が丸い。
ケープ軍団は、自発的に外周を回ります。逃げ出すスキマがないか、探しているのかも?
時間があったら穴を掘って出ちゃうかも?
しばらくすると、ほとんどの観客は立ち去り、空いてきます。
周りの人の脚が、まばらになりました。

ポーズをとる白ちゃん。
さて、そろそろお時間です。引き上げるペンギンたち。
芝生広場を出るところ。
いつものハクチョウ池沿いの道です。
下の道を、プールの手前で左折。
バックヤードへとスロープを上がっていきます。

お疲れ様でした。
展示場に現れたケープ。

あっという間に巣穴に駆け込んでしまいました。

ほんとうはプールで泳ぐことになっているのだと思うのですが・・・。




オマケ写真 3



芝生広場に入っていくペンギンたち。
初めて見る木陰のペンギンパレードでした。



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4年ぶりキングヒナ
緑ちゃんピンク君のタマゴが7月31日に孵化。

4年ぶりのキングヒナの誕生です。昨年は残念な結果だったので、ヨロコビも倍増。
ヒナは奥の方にいます。ガラスの反射と水滴でよく見えません。

仲良し男子ペアの黄色君青白君が育てています。

緑ちゃんは高齢のため、うまく育てられないのと、なんと、2個目を産卵したから。

奥の別室でピンク君が抱卵中だそうです。
冷房室にはジェンツーとイワトビもいます。かなり賑やか。
キングの子育てルーム。冷房室の一角を衝立で囲みスノコが敷き詰めてあります。

男子ペア、なるべく壁際の奥の方で育てる方針のようです。

青白君が外を見張っています。ガラス際には誰も近寄れませんが、通路を人が動くので警戒しているらしいです。
黄色君のハラの下に頭だけ隠しているヒナ。
よく見るとジェンツーは換羽に入っています。ドスコイです。
白ちゃんも冷房室。ときどき、衝立の中をのぞき込んだりします。

たぶん、「ワタシもやってみたい」と思っているのでしょう。
起き上がったヒナ。黄色君のハラにピッタリとくっついています。
お守り役を交代しました。青白君の方にヒナがいます。(白矢印)
イワトビも衝立の中が気になるのでしょうか。
また黄色君の方に戻ったヒナ。
衝立の向こうに、白ちゃんの白いハラが見えています。ファミリーをじっと見つめているようです。


その他:

緑ちゃんとピンク君、今年はついにお世継ぎ誕生でよかったですね。しかも第2卵まで産んだとは! 高齢の緑ちゃん、がんばりすぎ? なお、第2卵が有精卵かどうかはまだ不明とのことでした。

男子ペアは上手く子育てしているようです。ヒナがこのまま順調に育ちますように。

今いるキング5羽のうち、緑ちゃんと青白君だけが野生個体。ピンク君は当館生まれ、黄色君白ちゃんは緑ちゃんの子供です。白ちゃんにお婿さんがほしいですね。

緑ちゃんはほんとうは「緑白」なんですが、だいぶ前に白いバンドが外れてしまいました。あらためてバンドをつけようとすると、つかまえてギュッと押さえつけることになります。が、足の調子がよくないので、それは避けたい。そういうわけで、あえて新しいバンドをつけないのだそうです。

芝生広場で行われたペンギンパレード。近距離だからでしょう、緑ちゃんも出ました。木陰はペンギンにも涼しくて何よりでした。ただ、どちらを向いても写真には人の脚が入ってしまうのでした。

飼育中のペンギンのほとんどが冷房室に入っていました。ガラスの中が見づらいので、観客はあまり注意を払いません。ましてやキングのヒナがいることに気づく人はいませんでした。ちょっと残念。

ケープはめったにペアの相手を変えることはないので、ニクスではペアで同じ色のバンドをつけています。だから、キミドリのご主人(右バンド)、キミドリの奥様(左)、ということに。

2013/08/21



オマケ写真 4



意気揚々と引き上げてくる緑ちゃん白ちゃん母娘とケープたち。お疲れ様でした。


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