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海遊館 Page 33: 海遊館の1年 2014年10月〜12月

10月: まだ続くキング抱卵、イワトビ換羽 (2014/10/10)
10月: まだまだ続くキング抱卵 (2014/10/30)
11月: キングのナイトパレードとイルミ点灯式 (2014/11/21)
12月: ペンギンパレード待機中のキングたち (2014/12/29)


 
2014/10/10
まだ続くキング抱卵、イワトビ換羽



右寄りのキング陣営。おなかぽっこりの抱卵姿勢をとるキングが4組みつかりました。

キング抱卵続く
抱卵だけでなく、仲良しそうな2羽も。
ゼッタイにタマゴ、入ってます。バンドを見ると、302君です。
302君の奥方は300ちゃん。

あの、7月に見た時マユゲちゃんと一番君の回りをウロウロしていた、300ちゃんです。お相手が見つかってよかったですね。
ベテラン母のゼロ番さんが抱卵中。見張りに立つ相方は301君。

このペアは先月見た時から引き続いての抱卵です。
こちらも先月から引き続きの抱卵。番号は229と009。

前回は229ちゃんのバンドしか見えませんでした。

九番君、ほぼ毎年ペアを作ってます。モテ男君です。

おひとり様キング

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真ん中あたりのながめ。このあたりは、おひとり様専用エリアになってますね。
右端の隅っこでは、ジュニア(左)と若様が遊んでいます。(いずれも私的命名)

若様は2010年生まれ。もうそろそろオトナになっても良さそうなのですが。
亜成鳥の男子(左端)と女子(左から3番目)。

たいてい、2羽同じあたりで過ごしています。
一番君(左)とマユゲちゃん。タマゴは残念賞だったようです。
バックヤード出入り口の近くで遊ぶ3羽。

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オマケ写真1



キングの301番、立派な体格の男子です。抱卵見張り役してましたが、ちょっと休憩に出てきました。



オマケ写真2



マユゲちゃんのタマゴは残念賞だったようです。
今年は目の上の『マユゲ』が際立ってます。全体に黄色みが強いのも特徴。




ジェンツーとアデリー Page Top
換羽に入ったジェンツー。
そうでもない個体もいます。
今年生まれのアデリー若。全体に動きの少ない中、活発さで人目を引きます。
まだバンドはついていません。

イワトビ換羽中

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換羽終盤のイワトビ。
ビフォアー・アフターのモデルみたいなペア2組。
ゴージャスな抜け残りです。


その他:

キングの抱卵ペアが4組見られました。例年だとそろそろヒナが生まれても良さそうな時期ですが。

この日は大型クルーズ客船ダイヤモンドプリンセスが海遊館のすぐ近くにある天保山旅客ターミナルについていて、外国のお客さんで賑わっていました。


2014/10/10




オマケ写真3



アデリーは国内で4ヶ所でしか見られません。しかも亜成鳥は時期限定。
ありがた〜いお姿なのでございます。




オマケ写真4



見事な形に残った旧羽。わざとやろうと思っても、ここまでうまくはいかないと思います。
太くなった黄色い冠羽は、これから抜けてくるもよう。




オマケ写真5



ペアでがんばってます。右側の個体、ミミズクといわれても信じちゃいそうな外見です。


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2014/10/30
まだまだキングの抱卵続く



写真中央奧の個体がタマゴ(偽卵)を点検しています。この日は5組が抱卵中でした。

抱卵キング
右側が空いていて、隅っこや壁際の繁殖個体がよく見えます。
壁から離れた場所でがんばる九番君。
隅っこがS席、壁際がA席なので、九番君ペアは出遅れたか力関係で負けたか?

一番手前で正面向いているのが九番君。
抱卵しているのは300ちゃん、寄り添う302君。
右がベテランゼロ番さん、左は300ちゃん。

単身キング

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がやがやと、その他大勢のタマゴなしキング。
暇そうにしてます。
マユゲちゃんと一番君、何となく仲良くしてます。
亜成鳥女子、238姫。
クチバシのピンク色がかなりきれいになってきました。
左側、おもしろポーズはジュニアです。
お掃除タイム。さりげなく逃げるマユゲちゃん。
お掃除の後はお食事タイム。

マユゲちゃんも今日はいただく気じゅうぶんなようです。
飼育員さんに詰め寄るキングたち。ヘンな顔してる手前のキングの両側に、亜成鳥男子と女子が見えます。

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オマケ写真1



寝転んでかき氷を浴びているキング。風船みたいにパンパンに張りつめています。
つついてみたい〜。




オマケ写真2



きれいに整列しているのに、誰ですか?1羽だけはみ出して。




ジェンツー、アデリー、イワトビ

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くつろぐときはマイホームで。ジェンツーはいつものように左側にかたまっています。
隅っこの巣でも、
お隣でも、お昼寝中。
崖っぷちのかき氷斜面に寝転ぶアデリー。ご覧の通り、本来はジェンツーに負けないくらい尾羽が長いのですが、すぐにすり減って短くなってしまいます。

手前の個体は片足を羽うしろに出して寝るのがお好きなようです。時々見かけます。
イワトビ7羽。
こちら側に5羽。ただし、一番手前の個体は上の写真左のと同一個体なので、全員で11羽。異常なし。
登別からの転入個体も、
元気です。

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その他:

今回もキングのヒナ誕生は確認できず。キングの抱卵日程が、年ごとに長くなっているように感じます。それだけたくさんの産卵があるということなのでしょうか? ベテランががんばっている一方で、転入組や海遊館生まれが繁殖に参加しているのは、頼もしいことです。

登別のイワトビはすっかり群に溶け込んでいます。次は繁殖を目指してもらいましょう。

2014/10/30




オマケ写真3



ジェンツー集団が巣のあたりでまったりしているとき、独り観客サービスに努める1羽。
なぜか、不安定で歩きにくいこの雪土手の上がジェンツーとアデリーには好まれます。




オマケ写真4



海遊館生まれのイワトビ男子2羽。登別から来た女子と仲良くしてね。




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2014/11/21
キングのナイトパレードとイルミ点灯式



お食事後の大集合。食べ終わった個体は自主的に右側壁の方に移動して、飼育員さんに背を向けます。飼育員さんがちゃんと記録していますが、これで観客にも食べたかどうかが一目瞭然。


いつものキング
毎度おなじみ、私的命名マユゲちゃんです。(以下、呼び名は全て私の創作です。)

こんなふうに、ほっぺをたるませていることもよくあるのですが、
そうでないときはぴちぴちのお顔してます。
マユゲちゃんのペンギン音頭。

よく見ると、イヤーパッチの後ろあたりに足のツメでひっかいた跡がついています。
ほっぺをたるませているときに後ろから見ると、こうなっているのでした。
さて、こちらはキング男子236君です。

2012年生まれ。2012年には2羽繁殖しましたが、女子の方は登別に引っ越しました。なので同期の個体はいません。
左手前にいるのが236男子。今のところ、イヤーパッチの上の方に黒い斑点があるのが特徴になっています。

うしろに見えるのは、2013年生まれの亜成鳥女子238ちゃんです。
ぽっちゃり系の236君、この際ついでに覚えましょう。
仲良し幼なじみの同期2羽。左が亜成鳥女子238ちゃん、右が同じく男子237君。

顔の形でいうと、男子237君が女子顔なのに対し、女子238ちゃんは男子顔だと思います。
ベテラン母ゼロ番さんも元気。長の抱卵お疲れ様でした。
隅っこでオスどうし遊んでいます。左はジュニアですが、右はわかりません。
壁際の段上に上がっている229ちゃん。
段差を乗り越え、アデリーの空き巣を踏み越え、楽しんでいます。

左から2羽は、先ほど紹介しました亜成鳥2羽。このあたりに2羽でいることが多いので、さがしてみてね。

楽しいお食事タイム

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給餌データを書き込む係の飼育員さんにちょっかいを出すジュニア。
こちらはお食事後のアデリー。

アデリーは食べ終えると観客側を向いて仁王立ちになります。やっぱり飼育員さんに背を向けるわけです。
バケツの方を向いているのは、これからお食事。
ジェンツー、飼育員さんが手にまとめて握ったサカナを、次々とつるつる飲み込みます。

アデリー、ジェンツー

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アデリーの成鳥と亜成鳥が何となく立っていると、
仲間の1羽がロケット上陸! ややビックリ気味の亜成鳥。
亜成鳥姿は期間限定なので、しつこく写真を出します。
ジェンツーはみんなそろってこのポーズをしていることがよくあります。

ライトの熱で身体を乾かしているという説もあるようですが?
向きがバラバラのこともあるので、ライトとは限らないのではないかと思います。

いずれにせよ、「何してるの?」と観客の声がよく聞こえてきます。

イワトビ

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10月に仲良く換羽していた仲良しペアです。
こちらはどういうご関係?

ピカピカ羽に長い尾羽がイケてます。
また巣材ドロ。真剣に石を吟味するイワトビ302君。
人目が気になりますか?
1コ取りました。
わりと大きいです。
落とさずに巣の縁から飛び降りました。熟練してます。

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オマケ写真1



美しいマユゲちゃん。



オマケ写真2



笑えるポーズもお任せのマユゲちゃんは、キング200番です。



オマケ写真3



そっぽ向いてるのは、たまたま。やっぱりフリッパーを広げて立ってます。



キングのナイトパレードとイルミ点灯式 Page Top
この冬のイルミネーション、中心は巨大なシロナガスクジラ。
入り口につづく大階段には、ジンベイサメ。
入り口前にはペンギンとその他大勢。
この日はペンギンナイトパレードとイルミネーション点灯式のリハーサルでした。

でも、盛んに館内放送で案内してましたから、人は集まります。

広場で見るのは無料です。
ペンギンの歩くマットを消毒。バケツで消毒液を撒いて、モップで塗り広げるのです。
5時前、バックヤードからペンギンカーで直接乗り付けるキングペンギン。

団体入り口から出てきます。
首を伸ばしてキョロキョロしています。
これだけでは誰だかわかりません。

が、左が男子顔、右は女子顔ですね。
ペンギンカーの扉が開いた! 我先に降りようとするキングを押さえるのは大変そう。
はい、ちゃんと列になって降りますよ。

2番目はコミミ姫ですね。
中央がコミミ姫、左が若様。2010年生まれの同期です。

いざ出陣!

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5時になりました。パレードがスタート。整然と歩くのはさすがキング。
このあたりのマットにイルミネーション点灯スイッチが仕込まれています。

しっかり踏んだので、
シロナガスクジラが見事点灯!
しばし止まって撮影タイム。
向こう側はプレス専用エリアです。並んでサービスするキング。
ぐるりと回って、引き上げます。

あたりはどんどん暗くなってきます。
最後に、隊列をきれいに決めて、引き上げます。

いつもこうだと素晴らしいのですが、出来はペンギン様の気分次第。
「230が来たらどんどん押せ!」とスタッフに指示する声が。

向こう側にいるコミミ姫を最初にペンギンカーに乗せちゃう作戦です。

1回目はするりとかわされて失敗。
2回目は押されて乗り込んだコミミ姫にみんな続いて、完乗しました。動画でどうぞ。


Movie 211
光の海を背景に、ペンギンカーはバックヤードに向かいます。
色が変化するシロナガスクジラ、グリーン。
ブルー。
ピンク。
階段のジンベエ。
そして、広場に上がる前に設置されたペンギン集団イルミネーションは
幻想的に輝きます。

このペンギン、玄関に1つ欲しいです。


その他:

キングの抱卵個体は見当たらず、今年の繁殖はなかったそうです。これまで毎年繁殖していたし、今年もタマゴはたくさんあったのに、残念なことでした。でもジェンツーとアデリーが1羽ずつ繁殖しました。

ペンギンのナイトパレードは初のイベントです。パレー期間とは違って屋外待機場はなくて、バックヤードから直接出てきます。

メンバー5羽はお年寄りから若手まで幅広く、その中でコミミ姫が群をリードしている感じです。

2014/11/21




オマケ写真4



ペンギンカーから飛び出したキング。2番目がコミミ姫、その背中にくっついているのが若様です。



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2014/12/29
ペンギンパレード待機中のキングたち



チケット売り場の裏側に設営されたパレード要員待機場。ナイトパレードの5羽が、引き続き出演します。改札を入った人たちが、まず見て驚くペンギンの屋外展示。でも、気づかないで階段を上がっちゃう人もいます。


メンバー紹介
このおもしろポーズは、はい、私のお気に入り『若様』です。ここ数年パレードのレギュラーメンバーになっています。

以下、番号でないペンギンの呼び名は私的命名です。
こちらは同じくお気に入り『コミミ姫』。『若様』とは同期の、2010年海遊館生まれ。
アドベンチャーワールド白浜出身の302君。『コミミ姫』とは親密な関係のようでした。
子育て上手ベテラン母さんの6番さん。ですが、2014年は6番さんを含めて繁殖ゼロでした。
マイペースの116君はテキサス出身。この日はほとんどお昼寝して過ごしてました。

待機中のキングたち

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こんなことする個体は、『若様』に決まってます。
あらゆるスキマに首を突っ込み調べずにはおかない『若様』。
こうしていれば、美しく立派なキングペンギンなんですが。
すごい首の曲がり具合。でもまだフツ〜の動作。
これはいかにも『若様』ふうのおもしろポーズ。
仲良く寄り添う302君(左)と『コミミ姫』。次の4枚も立ち位置は同じです。
鳴き交わしています。
もう、二人だけの世界、ですね。

後ろにお昼寝中の116君が見えます。
どちらかというと、
『コミミ姫』のほうが積極的みたいです。
おや、『若様』かと思ったら、6番さんでした。
「だめですよ。」
観客がペンを差し出すと、6番さんは静かにたしなめているふう。
周囲にお構いなくお昼寝を続行中の116君。
キングの寝転び姿はにぎり寿司を思い出させます。302君かな?
全体はこうなってます。時間が経つと人工雪が汚れてきます。
誰かが光を反射させてイタズラをしています。しつこくなかったので、よかったですけど。
みんなが騒いでいるのに、全く気にしないで昼寝を続ける116君でした。

ちょっとだけ屋内

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館内はすごい混雑でした。おなじみの個体が全員元気そうなのを確認して、早々に引き上げました。
イワトビも11羽全員元気そうで何よりです。


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オマケ写真1



凛々しく美しいキングの『若様』。じつはお笑い系。



オマケ写真2



柵を調べていたらジャマされたので、激しく怒る若様。そういうところが、お笑い系。




いよいよ出発! Page Top
出番が近づいてきました。早くも『コミミ姫』が出口でスタンバイ。
飼育員さんが牧羊犬のごとく巧みにペンギンを集めます。
飼育員さんにいらんことしているのは、やっぱり『若様』ですね。
ちゃんとそろって出番の準備ができたと思ったら・・・
『若様』がまたいらんことをします。で、みんなも「まだええんかいな」という気分に?
さあ、本当に出番です。扉が開きました。
順番に1羽ずつ外に出て、
列になって歩いて行きます。さすが王様。

マイペースな116君はナイトパレードの時と同じく、最後尾で飼育員さんと一緒に歩いてます。

団体専用入り口からパレードに出ます。
いきなりですが、これはお帰りのシーン。

パレードコース沿いにはすでにぶ厚い人垣ができていたので、いったん外に出て団体専用入り口の前で待っていたのです。さすがに空いてました。
待機場に戻って行きます。見物人はここからは入れません。


その他:

ナイトパレードとイルミ点灯式に引き続き、ペンギンパレードで元気に活躍する5羽。待機場で間近に見られるのが、何よりの楽しみです。

早くから場所取りしてもキングが一瞬で通り過ぎるため、私はパレードを見るのはあきらめています。ペンギンの出発の時は待機場前に誰もいなくなりますし、パレードのラストは空いているので、お見送りとお出迎えだけしてます。

地下鉄大阪港駅の歩道橋には、ペンギンイルミネーションがお目見え。夕方になると点灯します。もう1つ、カボチャの馬車もありました。


2015/12/29




オマケ写真3



「そちはずいぶん長く居座っておるのぉ。」 はは〜っ、恐れ入りましてございます。
『若様』が柵の間に首を伸ばして、しげしげとこちらを見ています。




オマケ写真4



無事にパレードをこなして帰途につく王様方。やっぱりラストは116君です。


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