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海遊館 Page 32: 海遊館の1年 2014年7月、9月

7月: キング抱卵中、ジェンツーのヒナ誕生
9月: キングの抱卵続く


 
2014/07/14
キング抱卵中、ジェンツーのヒナ誕生



真ん中から右寄りの様子。抱卵姿勢のキングが見えます。

キング抱卵中
奧の壁際にいるペア。
向きを変えました。オスの番号は見えませんが、メスは229。5歳くらいの若い個体です。
こちらは右の壁際に陣取るペア。

メスは006の番号が見えます。子育て経験豊富なベテランマザー。

オスのハラの下、タマゴがチラ見えしています。
どうせ偽卵ではありますが、タマゴが寒そうです。

お気に入りキングたち

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マユゲちゃん(右)と一番君。
いい雰囲気で向かい合って首を伸ばしていたら、300ちゃんが一番君に接近。(左)

先月とは別の三角関係が発生したようです。
2羽そろってあっち向いたマユゲちゃんと一番君(中央2羽のうち左がマユゲちゃん)。

諦めてないような300ちゃん(右端)、周囲をウロウロ。
右から一番君、マユゲちゃん、300ちゃん。

この三角関係、どうなる?
と思っていたら、私が引き上げる頃には決着したようです。

ペアの指定席になっている奧の壁際に仲良くおさまるマユゲちゃんと一番君の姿が見られました(中央2羽)。
さて、こちらはマユゲちゃん一番君の御子息であるジュニア。2011年生まれなので、繁殖にはまだちょっと若いですかね。
ジュニア、どういうつもりなのでしょう。鳴き交わすペアの後ろに陣取り、近寄る個体に真剣攻撃をかけています。

警備係でしょうかね、ペアのジャマだと思いますけど。
コミミ姫、今のところお相手はいないようです。
若様は遊びに忙しいようです。



オマケ写真1



可憐なコミミ姫はヒナが大好き。早く自分のヒナに恵まれるといいですね。



ジェンツーのヒナ誕生 Page Top
ジェンツーは今月も巣におさまっています。鏡に面した巣2つ。
上の写真で左側の巣、タマゴが見えます。点検しているところ。
巣はもう2つあります。あれ?左側の巣に何か見えますが、もしや?
そうです!ヒナです!

小石で巣を補修する父親のハラの下に、ほわほわした灰色の塊が。
もそもそと灰色の塊が動いて、
ヒナちゃんが顔を出しました。
お母さんがクチバシを近づけると、待ってましたと催促します。
お母さんのクチバシの間にクチバシを入れるヒナ。
頭がスッポリと入ってしまいました。

見守る父親。
顔を出してごっくんとするヒナ。

すぐにお代わりの催促をします。
食べてます。
食べました。
もう一度
食べます。
もおいいかな?
まだ足りないようで、お母さんのクチバシに向かってぐい〜んと伸びるヒナの首。
どんどん伸びます。
父親のハラの下からほとんど出てしまいました。

たくましい太もも(実はスネ)でぐっと起き上がります。
が、もうおおしまい。食べさせてもらえないので、引っ込んじゃいました。

ほわほわですね〜。

イワトビ

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変な形に抜けている換羽前の羽。
この3羽はどういうご関係で?
狭い出っ張りに引っかかるようにしておくつろぎ中。
プールサイド。上陸してくる後ろの個体、背中がぼそぼそです。換羽が近いようです。


その他:

ジェンツーの繁殖、よかったですね。無事に育ちますように。

先月見たイワトビタマゴの本物は、どうなったのでしょうか。偽卵を抱卵していたペアは、すでに巣を離れていました。

キングのタマゴは、1コは確認、あと2コありそうな気配。そしてまだ産卵は続きそうなムードです。

2014/07/03




オマケ写真2



お腹すいたジェンツーひなちゃん、お母さんにさいそく。


オマケ写真3



カワイイので、もう1枚。


オマケ写真4



仲良く巣におさまるイワトビのペア。



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2014/09/03
キングの抱卵続く



真ん中あたりでキングの非繁殖個体集団がヒマそうにしています。

抱卵キング、抱卵交代
右端の壁際。

仲良く抱卵姿勢をとるマユゲちゃんペア。タマゴをあたためているのは、右に見えます一番君でございます。
正面から見たマユゲちゃんペア。

マユゲちゃん、通りがかり個体を威嚇。猛烈な勢いでクチバシを繰り出します。

動画でどうぞ。
Movie 205
奧の壁際に見えますのは、オスペアでございます。今年も誰かのタマゴを預かったのでしょうか。

左個体: 「タマゴはどんな感じや?」

右個体: 「ん〜〜と。」
右: 「こんな感じやで。」

左: よそ見
右: 「なんや、見いひんのかいな。」
左: 「いや、見るがな。見せて。」
右: 「見せもんとちゃうで。カ〜っ!」
はげしく威嚇

左: 「せやから、ちょっと見せてて〜。」

お気づきでしょうか。左手前に立っていたキングが向きを変えて、
近寄ります。タマゴの存在をかぎつけたかのようです。

右: 「近寄らんといてや。」

右手壁際で抱卵中の個体も首を伸ばして野次馬を威嚇します。
左: 「そろそろ交代しよか。」

右: 「よっしゃ、いくで。」

抱卵ペア、2羽でごそごそとやってます。のぞき込む野次馬キング。
タマゴが出ました。右から左へと、リレーされます。

上の写真からこのシーンまで、あっという間でした。手早くしないとタマゴが冷えてしまいます。(偽卵ですけど。)
ハラの皮を引き上げ、慎重にタマゴを定位置に据えています。
こうしておいて足を両側から寄せると、
両足の上にタマゴがのっかる、
という感じです。
再び右側壁際のマユゲちゃんペア。その奧にも抱卵ペアがいます。
よく見ると、お隣はゼロ番さん(中央左)と301君です。

右端はマユゲちゃんの背中。
ご近所同士、時々思い出したみたいにクチバシの応酬をします。

右がマユゲちゃんと一番君のクチバシ、左は301君。

単身キング

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雪浴びをするキングのお尻がキュート。
単身キングの群。
左端は亜成鳥キング女子、左から2番目が亜成鳥男子です。
今回も亜成鳥キングは2羽かたまって過ごしていました。

左が13姫様(238番)、右が13若様(237番)。

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こちらはアデリーが陣取る真ん中エリア。亜成鳥がいます。祝・繁殖!

顔の下半分が白いのが目印。アイリングはありません。
もそもそ羽のオトナがいる中で、1羽だけピカピカです。
中央の個体は冠羽に突入しています。その上の段にいる個体も、そろそろ。



左端のジェンツーたち。さて、ヒナちゃんは?

いました。右がそうです。立派な亜成鳥になりました。 
こちらも、目の周りがまだ白くありません。

性別が判明していないので、両側にカラービーズをつけています。207と読めます。
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イワトビです。ここには9羽写ってます(2羽は鏡像)。もちろん11羽全員元気でした。

奇抜な換羽スタイルが人気を独り占め。

めちゃ太い眉で、揺れるカンザシがありません。その代わりトサカが・・・。


その他:

8月は混雑が激しいので、訪問はお休みしました。2ヶ月ぶりに見ると、ジェンツーのヒナがすっかり亜成鳥になっていて、成長の速さにビックリ。

そしてアデリーも。6月には存在に気がつかなかったのか、バックヤード育ちだったのか。いずれにしても、2種繁殖で目出度し目出度し。

一方、7月に抱卵していたキングのタマゴが孵化したかどうかはわかりません。有精卵ならそろそろ孵化する頃ですが、水槽内には見当たりません。前回とは別のペアもいて、4組ほどが抱卵中でした。

2014/09/03




オマケ写真1



キング若鳥2羽は、今日も仲良し。
中央左側が男子で元ヒナ大、中央右が女子で元ヒナ小です。今も大小ですね。




オマケ写真2



寝転びアデリー。おなかが冷えてちょうどいい感じ?
足の裏が黒いのは、色が黒いのでして、ヨゴレではありません。




オマケ写真3



仲良く抱卵姿勢をとるマユゲちゃんペア。
お隣どうし、警戒し合っています。どうせクチバシ届かないのに・・・。




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