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海遊館 Page 30 :  海遊館の1年 2014年1月〜3月

1月:ペンパレ、キングのヒナ大小
2月:順調キングヒナ、ジュニア観察
3月:やっぱりキングヒナ


2014/01/11
ペンパレ、キングのヒナ大小

ペンパレ待機場
今年もペンギンパレードです。メンバー5羽揃って元気そう。

大型新人・雪だるまが加わりました。
中央はコミミ姫、右が若様(勝手に命名)。ともに2010年生まれ。

5羽のうち、この2羽が両翼にバンドをつけています。海遊館生まれ。

あとの3羽は、転入組です。
コミミ姫、転入組女子に興味を持たれているようです。クチバシでちゅくちゅくされています。
雪だるまが気になる転入組男女。雪だるまに近い方がオスです。
「なんやねん、こいつは。・・・ちょっと、押さんどいて。」

メスがハラでぎゅうぎゅう。
「まあ、よろしいがな。」

メスがオスの首筋をちゅくちゅく。
「う〜ん、冷やかいで。」 雪だるまにくっついてみるオス。
コミミ姫も雪だるまが気になるようです。
若様は、いたってマイペース。一人だけ寝転んでます。
美しいのにお笑い入ってるのが、キングの魅力。特に若様はイケメンお笑い芸ペンで、しかもサービス精神に富んでいます。
若様、フリッパーでアゴの下をゴシゴシ。
若様、ロープの結び具合を点検。

ずり落ちないようにフリッパーで支えています。
そろそろ出番。付き人さんが来ました。
例によってモップで床消毒。
集合。よっしゃ、行くで!
元気よく出てきました。
迷わず進みます。
行ってらっしゃいませ。

広場のパレードコース沿いにはびっしりと多重人垣ができています。(こちら側には私の他2人くらいしかいませんでした。)

ムダな抵抗はやめて、ヒナ見に館内へ。



オマケ写真 1



「何でっしゃろな、これ。」 「ほんまにな〜。」



オマケ写真 2



我がつぶらな瞳に抵抗できる者がおれば、名乗り出るがよいぞ。




キングのヒナ大小 Page Top
「うらめしや」な顔して、目立つポイントでくつろぐアデリー。
今日はアデリーが前面に出ています。とても人気。
ジェンツーも負けていません。

もしもし、それだと首筋にシワが・・・。
そうそう、その感じがいいです。
奧の子育て特等席で鉄壁の守備態勢をとるオスペア。ヒナ小を隠しています。
やっと見えました。ヒナ小、ちょこっと出歩き。
もちろん両親が見守っています。(左)
ヒナ小、可愛らしい盛りです。右は親、左は部外者。
こちらはヒナ大。めちゃ大です。でもまだ母親がついています。(ヒナと向かい合っている)
氷浴び中のヒナ大。白いハラが母親ゼロ番さん。
氷の塊をくっつけているヒナ大。
ヒナの大きさを比べたいのだけど、なかなか2羽いっしょに写せません。
勝手に命名マユゲちゃんも元気で何より。いつものように、いつの間にか目の前に立っていました。
ブラブラと歩く2012生まれキング亜成鳥オス。
右端の観客すぐ前で昼寝を実演中の2012生まれ亜成鳥メス。



オマケ写真 3



どすこいジェンツー。キングになんか負けないざます。



オマケ写真 4



可憐なヒナ小。満足げな育ての親。



イワトビの石運び Page Top
イワトビの石ドロ現場写真。
よ〜く選んだ小石をくわえて、油断なく周囲に気を配りつつ、
巣の外に出て、崖っぷちで足元を見定めます。
ぴょんと飛んで1段めクリア。
(右上に写っているのがさっきの巣)
もう1段下りて、自分の巣に無事小石を収納。

巣の主がいないのをいいことに、何度もやってました。
ペアと
こちらに6羽。合計8羽、そろってます。


その他:

この冬のペンパレは土日祝だけですが、待機場の展示はそれほど混雑せず、キングを直接間近で見られる絶好の機会でした。

監視についていたのは関係方面の学生さんだったのかも? ペンギンについては全く初めてのような感じの人がいました。万が一のことを考えると、ちょっと心配。

キングのヒナは今月も順調。ヒナ以外は、繁殖期でも換羽期でもないので、目立った変化はありません。

2014/01/11




オマケ写真 5



石ドロ現場写真。
「そこのおばちゃん、ナイショにしといてや」と言っているように見えるのは、気のせい。




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2014/02/05
順調キングヒナ、ジュニア観察

ヒナ大
右がヒナ大、左がヒナ小。今月もヒナ小はやっぱり小さいです。 
ヒナ大の母親、ゼロ番さん。珍しくひとりで立っています。ちょっと休憩。
その間は父親がお守り役。
ヒナのところに戻って来たゼロ番さん。氷浴びに連れてきたようです。
かき氷をフワフワ綿羽にくっつけたヒナちゃん。

顔の綿羽が少し抜けてきたのがわかります。

岩の上のアデリーも見てあげてください。
あれ? マユゲちゃんがヒナ大と記念撮影?

キングペンギンは子育て欲旺盛。他人のヒナに興味を持っても不思議ではありません。ただ、普通は親に追い払われますけど。

ヒナ小

Page Top
右に見えますのがヒナ大、左がヒナ小でございます。

ついでに、手前中央はマユゲちゃん。
左のヒナ小、なんだか寒そうなかっこう?
両親つきヒナ小、伸ばした首をしっかり曲げて胸のあたりを羽繕い。
強固なタッグ警護を行う仮親男子ペア。誰も寄せ付けません。
ヒナ小、安心して寝転び氷浴び。左右両側に親が立っています。(奧はよそのオジサン。)
起き上がったヒナ小。
左がヒナ小です。
手前がヒナ小。

いつもの皆さん

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どうしたのでしょう、マユゲちゃん(右)が、オス個体に怒りの表情を見せています。
「近寄らんといてやっ!」

気合い勝ちしたマユゲちゃん、逃げる相手に、振り向きざまもう一押し。
こちらはマユゲちゃん御子息のジュニア(勝手に命名)。ちょっと注目してみましょう。
姿を消したので探したら、右奥の隅っこに誰かと潜んでいました。アヤシイ雰囲気。

右がジュニアです。
そこはペア向けの特等S席ですよ。

仲良くシンクロ羽繕いなんかしてますが・・・。
もしもし、君はそれでいいのですか?

ジュニア、先輩男子に迫られて満更でもなさそう。たぶん若者の暇つぶし活動だと思うのですが。
広いところに出てきても、仲よさげな2羽。相棒をウットリと見つめるみたいなジュニアでした。
左の横向き個体は2012生まれの亜成鳥オス。まだまだ亜成鳥カラーなので見分けつきやすいです。
あ〜、まだ母親にくっついている〜。
中央が亜成鳥2羽。

正面向きがメス、その右の横向きがオス。
亜成鳥メス。どっしりと大柄です。
アデリー集団に氷浴びの順番が回ってきました。みんなで楽しんでいます。
イワトビ村の皆の衆、変わりなくて何より。


その他:

ペンパレと屋外展示は、成人の日の連休まででした。ここ数年、全体としてだんだんと期間が短くなってきています。屋外に出すのはいろんなリスクがあるので、仕方ないですね。パレード要員5羽は、検疫中で展示から外れていました。

キングのヒナは今月も元気に成育中。ヒナ小の顔の羽が、前回見たときよりも伸びていました。まだまだ身体も大きくなるでしょう。

ヒナ大は8月生まれ、ヒナ小は10月生まれ。2ヶ月の違いが大きいです。

この日はジェンツーの動きがあまり見られず、左端の陣地にかたまっていました。

このあと、2月10日に、キングの亜成鳥メス(2012年生まれ、235番)は北海道の登別マリンパークニクスへ転出しました。入れ替わりに、登別からイワトビ3羽が転入。

2014/02/05




オマケ写真 1



「きもちい〜。」 「そうか、よかったな〜。」
二親に見守られつつ、寝転がって氷シャワーを浴びるヒナちゃん。




オマケ写真 2



足をフカフカの羽に埋め込んで隠しています、アデリーのお昼寝。
人工雪が冷たい、とか?






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2014/03/01
やっぱりキングヒナ

ヒナ
パレード要員の5羽が復帰して、ペンギン密度がぐっと高まりました。

ヒナちゃん、いますね。
ヒナ大、顔の綿羽がかなり抜けてきました。耳穴がくっきり見えます。
ヒナ大ファミリー。

左から、父、母、ヒナ。ヒナのボリューム感をお楽しみください。
ヒナ大ファミリー。

並び順は同じ。
ヒナ大ファミリー。

すみません、彼らずっとここでこんな感じで過ごしてましたので。
給餌タイムの、ヒナ大の母親ゼロ番さん。ヒナを連れてきています。

ヒナ小

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ヒナ小、右奥にいます。
1ヶ月分大きくなりました。
父親は近くにいますが、先月見た時ほどガードは堅くないようです。
ヒナ大の顔と見比べてください。まだびっしりと綿羽に覆われています。
視界を遮る個体がいなくなったら、ちゃんと父親がついているのが見えました。



オマケ写真 1



「ふ、もどってきたぜ。」 南極大陸水槽にカムバックした若様。



オマケ写真 2



ジェンツー村へ「荒らし」に突入した若様。相変わらずクールなお笑い芸ペンです。




ヒナ以外

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さて、皆さんの様子は?
すごい大目玉のキング。
給餌タイム。静かに群がるキング。

「ハラいっぱいや〜」と、お食事の済んだ個体が群から離脱。
こちらはジェンツーとアデリーの給餌。体重計に1羽ずつ乗って、うまく測定できたらサカナをゲット。

ときどき何羽も乗っかってしまいますけど。
模範を見せるジェンツー。
おや、こんなところでひとり昼寝を決め込んでいるのは、マユゲちゃんです。

もしもし、お食事時間ですよ。
目を覚ましました。

マイペース、というよりも、必ずサカナがもらえることを知っているので焦らないのでしょう。
食事の終わったキングは、次々と右側の壁前に集結して、飼育員さんに背中を向けます。

おや、ヒナちゃんも。
アデリーとジェンツーも、食べ終わると飼育員さんに団体で背を向けます。

食べたかどうかよくわかるので、いいかも。
食後のお散歩にブラブラ歩く2012亜成鳥オス。
雪の上に寝転んで、マヌケ顔。
かと思えば、シリアス顔。
オトナ(母親か?)についてジェンツー村視察。右端です。
もちろん、我らが若様もやって来てます。
ジュニアを見つけました。右奥隅のペア特等席で抱卵気分を満喫中。

相棒は、先月ジュニアに迫っていたオスのようです。

充分に予行演習をしておいてください。
気の早いキング、1羽だけかなり換羽が進んでいます。多くの見物人から「オトナになりつつあるヒナ」と間違われていました。
得意技「飛び込もか、やめとこか」で観客を楽しませるアデリー。

イワトビ

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1枚で8羽、収まりました。
今月も小石ドロ。
選んだ小石をしっかりくわえて、
1段下の自分の巣に安置。一仕事終えて満足げです。

実は、今の時期、繁殖期ではないので、他のイワトビは巣に執着しません。だから、小石ドロもやり放題。


その他:

若様をはじめペンパレ要員の5羽が戻って来ました。ペンパレは1月中に終了したのですが、外に出ていたので、危険な菌などを持っていないかどうか、隔離して様子を見ていたのです。

登別からやって来たイワトビは、まだ展示に出ていませんでした。体調などをチェックするためにも、バックヤード待機中なのでしょう。

2014/03/01




オマケ写真 3



コワカワイイ盛りのヒナ大と、母親ゼロ番さん。
ヒナは少し高いところに立っていますが、それにしても大きくなりました。



オマケ写真 4



ヒマそうなジェンツーとアデリー。繁殖期でも換羽期でもないので。



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