その他:
今年誕生したエンペラーのヒナは、アドベンチャーワールドで7例目。日本国内ではここだけで繁殖しています。いったんは親に育てさせようと試みたものの、断念して人工育雛に切り替えたのだそうです。
タマゴは孵卵器で孵し、ヒナがある程度しっかりとした頃に親に返す方法をとっていますが、ヒナと親とがうまくいかなかったとのことでした。ヒナが人間を親だと思ってしまう『刷り込み』が原因と見られます。次の機会には対策がうまくいきますように。
なお、この時囲いの中でペアが温めていたエンペラーのタマゴが孵化したという発表はその後なかったと思います。
この時でキングペンギンは102羽。年によって増減があるのは、自然増減の他に転入転出があるから。アドベンチャー生まれのキングは多くの施設で活躍しています。
2012/11/06 |