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市立しものせき水族館海響館 Page 3 (201/08/05)


屋内展示  
観覧通路近く、キングのお気に入り場所では、3組プラス1羽がのんびり。

特に、左隅の奥まった壁際にいる2羽は、完全に「二人きりの世界」を満喫しているようでした。
お一人様キングが、パトロール(?)に出かけます。
半島部、異常なし。
一回りして戻るところへ、飼育員さんがバケツを持って登場。

キングがバケツを気にしてないのは、自分たちに関係のないことを知っているからでしょう。

飼育員さんの足元にいるジェンツーも、大きな伸びなんかして、全く無関心。
バケツの中身は、同居人集団インカアジサシのお食事でした。

インカアジサシが飛び回っている姿、見えますか?

この光景から、「ペンギンって、飛ぶんやな」という誤解が、わりと生じているようです。
水際に下りてきたインカアジサシ。
奥の方の、流木を組み合わせたエリアが、ジェンツーのお気に入り。
ジェンツーが3羽、2派に分かれて主張をぶつけているようです。

モンダイは、白丸で囲んだ小石。
大論戦の末、右側陣営が小石の所有権をゲット。お気に入り場所まで運ぶところです。
流木に隠れた巣では、大きくなったヒナが親についてご挨拶の練習中。

今期は3羽のヒナが誕生しました。
ガラス際で仲良くするイワトビ。
同じ2羽です。左のイワトビは、伸びのフィニッシュポーズ。
マカロニは高いところがお好き。シッポに白い模様のあるこのマカロニは、前回来たときもここにいました。
トンネルを見下ろしながら水中を行くマカロニの勇姿。
浮きで遊ぶジェンツー。

オモチャとして設置してあります。場所は、トンネル入り口のある大観察窓の左下隅です。(前回のレポートをご覧ください。)
自分の背中から出るアワをとらえようとするジェンツー。
トンネルに写る自分の姿に相手になるジェンツー。
床下のジェンツー。トンネルではなく、出窓になったところです。真上にある照明がまぶしく反射してます。
水中を見回るキング。さっきのお一人様です。
別のキングが、トンネルの床の下を通っていきました。
アワをなびかせて一直線に進むキング。



オマケ写真 1



キングは何もしてなくてもつい写真を撮ってしまいます。
こんなポーズでもすれば、なおさらです。





屋外展示
 
「フンボルトペンギン保護区」のプール。波に身を任せるフンボルト。
陰を求めて、観察通路の床下に。
暑さの中、なすすべもなく立ち尽くしているような換羽中個体。木陰に入ればいいのに。
換羽が終わって涼しげなお顔。
「広場プール」では、換羽済み、換羽中、亜成鳥と、3種類のフンボルトが見られました。
こちらを観察する亜成鳥。
「ふれあい広場」の、ふれあい要員エリア。イベント出演者を品定めする飼育員さんが、フェンスのところに見えます。

左上隅のオレンジ色は、カメラスタッフです。フェンスの向こう側にペンギンのお立ち台岩があって、そこで記念撮影。
換羽最盛期の個体。ごっそりと羽が抜け落ちて、尾っぽの付け根にある尾脂腺が露出しています。





波打ち際のボサボサ集団。
右端の個体は、換羽中なのに泳いでました。暑いので見切り発車したのでしょう。




ペンギンデザイン
 
最寄りお食事処の看板。
路上喫煙禁止エリアの表示看板。

確かにペンギンですが、カモメのデザインでこういう翼がよくあるように思います。

その他:

夏休みとあって、館内は大賑わい。入り口前の大階段には、日よけテントが設置されていました。この日は待たずに入れましたが、お盆期間などには入館待ちの列ができるのかも。

今回はペンギンイベントに参加しませんでした。見たところ、「ペンギンと一緒に〜はいポーズ!」の人気が高かったです。

繁殖が順調なフンボルトに続いて、今年は初めてジェンツーの繁殖があり、3羽が育っています。6月15日生まれの誕生第1号ヒナは、訪問後に「アニーちゃん」と名付けられました。換羽の状況から、上の写真に出ているヒナと思われます。

キング、マカロニ、イワトビいずれも繁殖してほしいものですが、特にマカロニには大きな期待がかかっています。

2011/08/05



オマケ写真 3



水面に浮かぶジェンツー。細かい泡が涼しげです。


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