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登別マリンパークニクス Page 5 (2009/04) キングペンギン三角関係

ペアっぽい感じで立っていた赤白君(左)と緑白ちゃん。そこへ換羽中の青白君が接近。

でもよく見ると、緑白ちゃんはお昼寝中です。
「なんやの、あんた。」 目を覚ました緑白ちゃん、ちょっと警戒気味。

普通、ペアに近づく個体は激しく威嚇されるのですが・・・。どうも緊迫感に欠けます。
緑白ちゃん、一応警戒すると、お昼寝を続行。

「しょ〜がないな〜」とばかり、赤白君が立ち去ります。(右)
しばらくして戻った赤白君(左)。それでも寝ている緑白ちゃん(中央)。青白君も居座っています。
所在なさそうにしていた赤白君、また行っちゃいます。

「近寄らんといてや。」緑白ちゃん、いちおう青白君を牽制していますが、すぐにまた寝ちゃいました。
青白君、赤白君の場所に腰をすえてしまいました。でもかまわずにお昼寝を続ける緑白ちゃん。
赤白君は、熱心に泳いだり羽づくろいしたり。

さて、彼ら3羽の中でペアは成立するのでしょうか。

赤白君が態度をハッキリさせないと、青白君が換羽終了後ペアになる可能性も。

パレード風景
 
さて、パレードタイムです。

「ワシも行くで〜!」と意気盛んな青白君。ですがもちろん換羽中につきお留守番。
2009年春から、ケープもパレードするようになりました。

ケープにいちゃもんつけるピンク君、無視するケープ君。
こんな感じで、亜成鳥も含めてケープもしっかり歩いています。キングの先頭は活発なピンク君。

じつは、昨年6月に訪問 (Page 4) した後キングが減ってしまい、現在成鳥4羽とヒナ1羽になっています。それでケープの出番、なのかも。
ほぼ換羽終了したピンク君、ゴミが付いているみたいに、古い羽が残っています。

なお、お散歩コースはシートで区切るようになりました。前はロープだけだったんですが。

ロープでは、ケープがコースから出放題で、収集つかなくなるでしょう。(見てみたいですけど。)
広場に到着。パイプ囲いだったのが、カワイイ柵に変更されました。これもケープ対策でしょう。
右、ピンク君は盛んに愛嬌を振りまきサービスに努めます。

左、到着後すぐに寝てしまった緑白ちゃん。こんなに寝ちゃうって、体調が心配になります。たしか、もうあまり若くはなかったと思います。

昨年6月には、故・緑君とラブラブ姿勢で元気に歩いていたんですが。
こちらは飼育員さん好きの赤白君。飼育員さんの元へまっしぐら、さかんに懐いています。

う〜ん、こんなだから、緑白ちゃんとの仲が煮え切らないのかも? 

キングのヒナ
 
昨年8月2日生まれのヒナ。半分ほど換羽が進んでいます。頭のてっぺんは、カッパの皿状に幼綿羽が抜けています。

風が強いので、幼綿羽がなびいて厚みがよくわかります。

このドアの前がお気に入り。ドアの向こうはガラス張りの部屋で、小さな頃は親と一緒にそこで過ごしたはず。

左に黄色バンドをつけていますが、性別判定済みかどうかは不明です。ホントにメスだったらいいのに。
腰のあたりをちゅくちゅくしています。

あごと胴体の間にスキマが見えます。全身が幼綿羽だった頃には、このスキマはなかったのですね。(感慨)
こちら側から振り向いて尻尾の付け根あたりをちゅくちゅく。知らなければ、まったく謎の物体です。
ペンギン音頭も軽やかに、足で頭をポリポリ。なるほど頭がカッパふうになるわけです。

イワトビ
 
片足でバランスを取り、ピタリと静止しています。強風にも全くぐらつきません。
そのうちに足を引っ込めてお昼寝に入ってしまいました。こんな姿勢で、くつろげるのでしょうか。

その他:

前回のレポートと比べてみれば一目瞭然、キングの数が半分ほどになっています。高齢と病気だそうです。生き物の命に限りがあることは承知していますが、ここで生まれた若い個体もいただけに、とても残念です。

昨年生まれのヒナが無事に育っているのが、明るいニュース。説明パネルから推測すれば、キングヒナの父親は緑君のようです。緑君は昨年の6月に緑白ちゃんとラブラブでしたから、緑白ちゃんが母親かも。でも、ヒナには全くかまっていませんでした。

ピンク君も、登別生まれです。成鳥の中では一番若く、元気いっぱい。ヒナちゃん共々、将来をしょって立つ人材です。

April 2009


オマケ写真



後輩を見舞う最年少成鳥
「どや、調子は。」 「おおきに。このアタマでぼちぼちウケてますわ。」



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