京都市動物園 Page 5 夏のフンボルト (2010/07/29, 08/15, 08/27, 09/14) |
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07/29 | |
内柵を一部広げて、バショウの木が植えられました。大きくなれば枝を広げて木陰を作るでしょう。 でも、その前にペンギンプールが移転するはずですが・・・。 |
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雨の合間、上陸段あたりでまったりする皆さん。 段に立っているのはカラシナちゃん。 手前の、背中と頭がグレーの換羽中個体は・・・ |
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カタクリちゃんです。 新しい羽がしっかり伸びないうちに古い羽が抜けてしまったので、色が薄く見えてます。 |
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一緒にいるのは、ノビル君。仲良し親子です。 向こうで寝転んでいるペアは、奥がコナスビ君、手前がハコベちゃん。 この2羽はプール近くのマイホームにこもっていることが多いので、なかなか名前が覚えられません。 |
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今日は出演羽数が少ないのに、1人だけこんなところにいるので、さらに寂しい。 ナンテンちゃん、まだ仲間になじめないのでしょうか。 |
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最高齢ナズナちゃんは1988年、本園生まれ。もうすぐ換羽が始まるもよう。 相方のガマ君は、今日は家で寝ているのでしょう。 |
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おとぎの国 |
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イワトビのギンちゃん、元気はあるけど、引きこもり気味。 | |
居住区をバタバタ走り回っています。『おとぎの国』開園時間中はついに出てきてくれませんでした。 |
その他 「異常な暑さ」が続く中、久しぶりにまとまった雨が降って気温が下がり、ペンギンたちもほっと一息というところでしょう。口を開けて息をしている姿は見られませんでした。 特にフンボルトは換羽中の個体が多く、暑さがこたえます。彼らは温帯種ですが、日本の夏は温帯というより亜熱帯という感じですからね。 本来は冷涼な地域に棲息するキタイワトビ。ギンちゃんは国内生まれとはいえ、暑いものは暑い。それに30歳を超えたお年寄りだし、ちょっと心配。 29 July 2010 |
08/15 |
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夏の日差しをあびてノンビリ泳いでいるのは、カラシナちゃん。右足右フリッパーを上げて浮かんでいます。 | |
気持ちよさそうに目を閉じています。壁にぶつからないのが不思議。 | |
手前がカラシナちゃん。お母さんのワサビちゃんとシンクロです。この泳ぎ方、何か理由があるのでしょうか。 | |
横泳ぎしながら大あくび中のカラシナちゃん。 | |
奥の居住区を見ると、どなたでしょうか、かなり疲れた様子で換羽の真っ最中です。 | |
ですが、急に立ち上がってプールに向かってきました。 | |
おや、水に入るつもりでしょうか。ナンテンちゃんです。 | |
飛び込みました。 | |
ぐいぐいと水を押して進んできます。羽がボサボサなので、水の抵抗が大きいのでしょう、前側の水面が盛り上がっています。 | |
居住区からは見えないのに、どうしてわかるのか、これまた不思議です。柵の外側にエサバケツが到着しています。 上陸段あたりにいた3羽もバケツをお迎えに参上。 |
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こんな感じの小アジを、プールに投げ入れ。 | |
なんだかフンボルトらしくない顔? 目のあたりが、なんか違う〜。 前回姿が見えなかったガマ君です。 |
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京都市動物園の最寄り地下鉄駅は蹴上(けあげ)。通路にこんなペンギンの絵が。探してみてね。 |
その他 例年だと衰えてくる暑さも、今年はまだまだ。暑さのせいか換羽のせいか、出てこない個体も。 ペンギンプールの南側には桜の大木が枝を広げているので、柵のあたりまで陰になります。ペンギン観察にはありがたい立地です。 15 August 2010 |
オマケ写真
落ち葉をくわえてスイスイ泳ぐカラシナちゃん。好奇心あふれるお年頃です。
08/27 |
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フリッパー通信 Vol. 3。ハラの斑点について。 | |
ワサビちゃんは、換羽でハラの模様が変わってしまうのだそうです。胸の一本線の太さも違いますね。 オドロキの新事実。模様は一生変わらないと思っていました。 野生個体を観測するための、ハラの模様で個体を識別する機械もあるそうなのに。 |
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プールに出ているのは7羽。本日もコナスビ君ハコベちゃんペアは休場のようです。 | |
お気に入りポイント上陸段あたりでくつろぐガマ君。前回とは違って、いかにもフンボルトな顔つき。 | |
相方のナズナちゃん。換羽直後につき目の上が白くて、涼しげです。 ナズナちゃんは、胸にナズナの花のような十時模様があります。見えますか? |
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2羽で仲良くうつらうつら・・・。手前がナズナちゃん。 | |
横泳ぎシンクロ、今日の演技者はカラシナちゃん(前)、カタクリちゃん。 親子じゃありません。カタクリちゃんは、よそのオバサンです。 |
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が、お母さんワサビちゃん(左)も参加。 写ってないけど、ノビル君も同じ恰好で泳いでました。なんか、ブーム? おや、カラシナちゃん(右)だけ上げている足が違います。 |
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カラシナちゃん、横泳ぎポーズのまま壁に顔をくっつけて、寝ているみたいなんですけど。 | |
上陸スロープでジタバタするノビル君。いつものようには簡単に上陸できません。プール掃除のあと給水中なので、まだ水位が低いのです。 | |
対岸の木陰に佇む孤独の美女ナンテンちゃん。換羽が完了して、ピカピカです。 だけど、やっぱりまだ仲間にとけ込めないのでしょうか。 |
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おとぎの国 |
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本日のギンちゃん、居住区の入口柵は閉じてありました。 「ちょっとはよい子にサービスしなはれ」ってことで、実力でプールに出されちゃったようです。 |
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泳ぐペンギンの姿がちょこっとだけ見られる水中観察窓が2ヶ所にあるの、ご存じでしたか? かなり低い位置にあるので、覗いている人は多くありません。 |
その他 例年だと衰えてくる暑さも、今年はまだまだ。暑さのせいか換羽のせいか、出てこない個体も。 ペンギンプールの南側には桜の大木が枝を広げているので、柵のあたりまで陰になります。ペンギン観察にはありがたい立地です。 15 August 2010 |
09/14 |
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好奇心旺盛なカラシナちゃん。旧巣穴の調査に夢中です。中に何かいたのでしょうか? | |
プールサイドで飛び込もうかどうしようか迷っているのは、仲良し親子ノビル君(左)とカタクリちゃん。 お母さんカタクリちゃんは、ノビル君ががどうするか見守っています。 その後ろを、巣穴調査を終えたカラシナちゃんがテケテケッと歩いていきます。 |
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ノビル君が飛び込みました。逆立ちみたいなフォーム。 カタクリちゃんも飛び込む体勢に入っています。 |
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哲学者のような顔つきで泳ぐカラシナちゃん。 カラシナちゃんの目はグレーです。バンドもグレー。 |
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おとぎの国 |
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これが、水中観察窓。お子様向けのふれあいゾーン内とはいえ、ちょっと低すぎないでしょうか。 | |
さて、ギンちゃんお待ちかねのランチタイムです。換羽が始まりかけていますが、食欲は充分。 | |
差し出される小アジをパクパク。 | |
食事が済んだら、「ちょっと泳いできなはれ」とプールに追い落とされました。 「しゃーないな」という感じで島を3周ほど回り、 |
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「あよっこらせ」と島に上陸。フリッパーの置き方が、いかにもお年寄りふう。 | |
てっぺんまでヒョイヒョイと軽やかに跳びあがりました。30歳を超えてもまだまだ元気。 黒いのは寒冷紗。夏場はプールの日よけとして張ってあります。 |
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フリッパーはかなり羽が抜けています。フリッパーの後ろ側だけ羽が残っています。 フリッパーはごく短い羽がピッタリ張り付いているようですが、このあたりの羽、じつは長かったのですね。 空を飛ぶ鳥の翼にある「風切り羽」はとても長いです。その名残だとしたら、ペンギンは「水切り羽」でしょうか。 |
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使用前 寝グセじゃないと思いますが、冠羽がボサボサ乱れています。 |
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使用後 あれほどの乱れも、一発。泳げばキリリと整う、ペンギン印のプール水でした。 だれです? 「スーパー○ード」とか・・・。 |
その他 この夏はまさに酷暑でした。9月7日には、高齢のクロハゲワシが心不全で死亡。熱中症によるものともいわれています。 ペンギンたちが夏を無事に乗り切って、なによりです。イワトビのギンちゃんもかなりお年寄りですからね。例年だと9月中旬となれば朝夕は涼しいはずなのに、今年の暑さはまだ衰えません。 14 September 2010 |
オマケ写真
換羽が始まって羽がもけもけしてますが、イカス決めポーズ。
今期も無事に換羽できるといいですね。
オマケ写真 2
親子そろって、真剣なまなざし。