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京都水族館 Page 1 (2013/02/28)

京都のマチナカ水族館でペンギン観察

ヒナ公開
京都駅から西へ歩いて15分ほど。大宮通から東側の壁を見たところ。
東西に細長い建物の、南側に入り口があります。

U字形の屋根がかかっているのは、イルカスタジアム。
改札を通り、展示を見ながらペンギンを目指します。

アザラシなどがいる「かいじゅうゾーン」を抜けると、いよいよペンギンゾーン。

ホールになってます。

水中観察窓の左にあるのは、
「特別展示ペンギンの人工育雛」です。

普段は壁になってます。人工育雛個体が公開されているときだけの、特別展示。

ヒナのお食事タイムスケジュールが掲示されてます.お見逃しなく。
お食事タイム。待ち遠しそうなヒナちゃん、大と小、2羽います。

まずはお湯を用意。ベビーフードを湯せんにするのです。
大きなヒナちゃんが、お食事用の箱に入れてもらいました。
針なしの注射器に入れたすり身エサを、お口の中にチュッと注入。一瞬です。
うまく食べれたかな? 手を離して様子を見る飼育員さん。

喉につっかえたみたいな顔に見えますが、大丈夫です。
これがすり身注入器。成鳥に応じて使うサイズを変えていきます。
ヒナ大、すでに顔の綿羽は抜け始めています。

ヒナ大、身体は大きいですが、孵化したのはもう1羽より4日後。

2羽はきょうだいです。

早く生まれたヒナよりも体重500グラム以上多いですね。

ペン友さんからの情報などによりますと、先に生まれた方は親に任せていたら成長が思わしくなかったので人工育雛にしたそうです。
ペンギンベビーフードのレシピ。
羽の展示。窓の中なので手に取ることはできませんが、羽の違いがよくわかります。
そのうちに2羽くっついてお昼寝を始めました。

プールデビューが楽しみです。

水中姿

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水中観察窓。プールには上から自然光が入って、いい感じです。
ホールが暗いので、明るい水中がクッキリ見えます。
ペンギンがこっちに向かってくると、後ずさりする小さな子供も。


オマケ写真 1



水中観察窓は、手前が少し頭上にかぶさるようになっています。
ここで見上げると、水が銀色に見えます。




メインプール

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「ペンギンゾーン」は1階2階にまたがっています。

さっきの場所から、大水槽をぐるりと周り、2階に進みます。エレベーターもあります。

ここは建物南側に当たります。スロープの壁にはペンギン図が並んでいます。大きさがちょっと謎。
スロープを上がっていくと、ペンギン展示場の中が見えてきます。

おや、若鳥がいます。

南、西、北と三方から観察できるようになっています。ここは南側。
さらに進んで、南西の角近くから見たところ。天井がシマシマの影を落とします。

この南側スロープと次の西側通路は半屋外です。風雨の強いときにここで頑張っているのはつらそうです。
南西の角を曲がったところ。

角には小石を入れた囲いがあります。ここで遊ぶペンギンも。

プールは赤っぽい土手(擬岩)の向こう。ここから水面は見えません。
西側通路から、奥の石山に注目。

高いところに巣を構えるペア、中腹でまさにラブラブなペア。
西側通路から南側通路のガラス際を見ると、段の上に並んでました。5羽のうち3羽が亜成鳥。
西側通路を進むと、北西の隅に板で囲った区画が。浴槽みたいなプールもついてます。

ここでは「ペンギンのお見合い」中ですって。
北西の角を曲がりました。お見合い囲みの板塀が右手に影を落としています。

プールサイドでペンギン饅頭になっている若鳥が見えますね。その向こう側に上陸スロープがありまして、
北側から見ると、こうなっています。

プールに追い込まれる個体がいました。

あまり泳がない亜成鳥を指導しているようでした。
好奇心旺盛で元気な亜成鳥。

こちら北側でも、ガラス際が人気。一段高くなったところに乗っかるのがスキみたいです。
北側通路からプール越しに梅小路公園が見えます。
向こう岸には巨木の洞を模した集合住宅があります。

給餌タイム

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給餌タイムです。メニューはアジでした。

あちこちで食べさせてくれるので、人が多いときでもまんべんなく観察できることでしょう。
こんな感じで腰に餌容器を装着して、移動しながら与えていました。

「お腰につけたおサカナを〜、たくさん私にくださいな〜」
ぞ〜ろぞろと、ハーメルンの笛吹き状態でついて歩くペンギンたち。
ケンカだケンカだ〜!

お食事も一段落した頃、岩の上で3羽が本気でにらみ合いに。

間近にいる若鳥、きょとんと見ています。
ケンカは続きます。どちらの陣営も譲りません。

やっぱり見ている若鳥。「ワタシも〜!」と真似し参加してどつかれるよりは、お利口かも。

お見合い中

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囲いの中にスイートルーム。のぞいてみると、2羽でじっとしていました。
天井には、メンテナンス用の上げ蓋が。
メスがガラス下の段に上っています。天井が頭の高さギリギリです。
部屋の外に出てきました。
浴槽みたいな小プールの縁に立ち、「泳ごうかな〜」と思案しているふうなオス。

なお、お見合いの調子はまずまずとのことです。うまくいくといいですね。

掲示物

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北側通路、プール側にあるケープペンギンの解説。

その下には、手書きのニュース。

「泳げないペンギン」だった亜成鳥ムラサキちゃんが、オトナと同じ形のバンドをつけてもらったそうです。左に黄緑・紫。

バンドは右オス、左メス。
こちらがご本人、ニュース板の近くがお気に入り場所らしいです。
北側通路壁側の「ペンギンの繁殖」解説。
同じく「ケープペンギン絆の子育て」解説。

なかなか力入ってます。でも、文字が小さいのでお年寄りには困りもの、小さな子供には位置が高いし表現の難易度も高いようです。


オマケ写真 2



日向ぼっこ中の亜成鳥。もうすぐ春ですね。




その他の展示など

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稚魚やタマゴを展示解説。この時の目玉は「オウムガイのたまご」でした。
水族館の規模に比して大きなイルカショープール。ショーは人気です。

写真はトレーニング中の風景。
棚田や小川が再現してある「京の里山ゾーン」。

昔は田舎に行けば見られた身近な生き物が飼育されています。
ペンギンまん。小豆あんが薄甘味で、私好みです。

かいじゅうゾーンのスタンドで、冬期限定販売。海獣ゾーンにはベンチもあります。


その他:

ペンギンゾーンで気づいたのは、係の方の人数がとても多いことです。高校生?と感じられるほど若い人の姿もあったので、飼育関係の学校などの実習生かもしれませんが。

それで良いことは、掃除がこまめに行われること。ペンギンが汚れないし、見た目もスッキリ、ニオイも抑えられます。それでも「くっさ〜!」を連発する人がいるのは、感じ方の違いなので仕方ないですね。

ペンギンの繁殖に力を入れていて、今も亜成鳥がたくさんいます。新江ノ島水族館とは経営会社が同じなので、ペンギンの移動もあるかも? 同系列でもすみだ水族館にいるのはマゼランなので、ペンギンの行き来はないと思いますが。

京都水族館は2012年3月にオープン。京都駅から歩いて15分ほど。梅小路公園内の北東隅にあります。土日は京都駅前のバス乗り場からシャトルバスが出ます。

京都駅から徒歩の場合、駅前の塩小路通りを西へまっすぐ、堀川通りの大きな歩道橋は北西側へ。ガソリンスタンドを目指して降りるとわかりやすいです。GSと小学校の間の通りをまた西へまっすぐ、大宮通を信号で渡ればすぐそこに。

一般的な水族館展示の他、地元京都の里山や水辺に棲む生き物の展示に力を入れており、観察学習のイベントも随時行われます。

2013/02/28



オマケ写真 3



岩のてっぺんで東寺の塔を背景に若鳥。
北側通路で姿勢を低くすると、ガラス越しながら、京ふう?の構図で写真が撮れます。

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