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海遊館訪問記一覧

海遊館 Page 36 (2017年1月-6月)


2017年前半

1 月  (01/25)



よく見ると、キングの向こう側にヒナがいます。




カキ氷ポイントの近くなので、あちこちに氷のカケラがくっついています。
このヒナは記念すべき第4世代1号なので、バックヤードで育ちました。
9月27日生まれ、1月17日に水槽デビューしました。




目とクチバシの周り、幼綿羽が少し抜け始めています。




バックヤード育ちなので、親はついていません。人の気配がするからか、
バックヤードの方を気にしています。




こちらは2013年生まれの幼なじみ2羽、仲良くしています。
3歳半では繁殖には早いでしょうし、シーズンでもありません。ただの仲良し?




気の早いキングが換羽に入っています。




ジェンツーは繁殖期でなくても巣に入ってくつろいでいます。




真ん中あたりの雪土手でくつろぐアデリーとジェンツー。




イワトビも休閑期。




昨年生まれの亜成鳥。黄色いマユが見えてきました。


この冬は、鳥インフルエンザの流行により、感染防止のために
ペンギンパレードなどのペンギン屋外イベントは行われませんでした。

2016年にはイワトビが3羽生まれて育っています。
その中には人工授精(葛西臨海水族園のオスが父親)で誕生した個体もいます。

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2 月 (02/22)



抱卵しているキングがいました。




これがタマゴの両親。メスは230、私の注目個体の1羽『コミミちゃん』、
オスはちらっと見えたバンドが302だったような。




ヒナの幼綿羽がかなり抜けてきました。




全身で見るとこんな抜け具合。




三角関係?




向かって右側はヒナの1年先輩、2015年生まれの女子。




先月とほとんど変わらないジェンツーエリア。




繁殖期以外は前の方に出てきているアデリー。この日も雪の土手に集まっていました。




イワトビ若、207のビーズをつけています。




こちらは209、坊ちゃん刈りふうの頭がクール。いずれも昨年生まれ。


残念ながら早生まれのキングタマゴは残念賞だったようです。

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4 月 (04/18)



あのヒナちゃんが立派な亜成鳥に変身! 幼綿羽は首のあたりにちょこっと残るのみ。
番号は241、男子です。




黄色い部分は薄く、クチバシも黒っぽい。出来たて亜成鳥です。
おや、後頭部にもほわほわ幼綿羽が残っています。




私のNo.1お気に入りキング、『マユゲちゃん』。マイペースな女王様です。
この日ずーーっと泳いでいました。




みんな揃ってお休みタイムで、




こんなふうに昼寝しているキングが多くて、泳いでいるというか
動いているのはマユゲちゃんだけでした。おもてなしマインドかも?




アデリーの足裏って、黒いです。ヨゴレではありませんもちろん。




ジェンツーの諸君、相変わらず。




巣に寝そべったり、見張りに立っているみたいに見えますが、
タマゴがあるわけではありません。




イワトビ若、前回までに登場していない208番(右端)は、まだ実家暮らしか?




イワトビ若207番、もう1羽とともに巣立ちしたようです。


定期的に訪問しているうちに、外見や行動で特徴のあるキングは覚えました。
そして密かに名前をつけています。『コミミちゃん』とか『マユゲちゃん』とか、『ジュニア』とか。

海遊館ではペンギンに名前をつけていません。番号だけ。
少し前に、海遊館公式ブログでマユゲちゃんが紹介されてました。まろ眉があるから
『まろペン』と。両目の上に黄色い斑点があって、眉みたいなんです。探してみてね。

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5月 (05/16)



昨年生まれのキング亜成鳥、下クチバシが少しピンク色になってきました。
みんなとは離れて、単独で過ごしています。




換羽に入ったキングがたくさんいます。
最近「ヒナの羽が生え替わってオトナになるところ」と誤解されることが多いようです。
本当にこんなにたくさんヒナが生まれたら・・・、毎週見に行きます!




2月のタマゴは残念賞だった『コミミちゃん』。




2010年生まれの若手『若様』(右)が若い女子を口説いている?
でも彼女は2015年生まれなので若すぎ。キングが成熟するには5年ほどかかるそうです。




『マユゲちゃん』も、身体全体が膨らんで換羽が始まりそうです。




繁殖シーズンに入りつつあるアデリー。巣に入って場所取りをしています。
さっきまで氷あびをしていたので、頭に氷片がくっついてます。




本気なペア。今年もヒナが生まれるといいですね。




ジェンツーも繁殖シーズンに入りました。巣に入れる小石を運んでいます。




イワトビの若鳥たちは水際の岩に集まるのがお好きなようです(写真右寄り)。




イワトビ若209番。



キングペンギンは換羽を終えてから繁殖シーズンを迎えます。
その他の種類は子育て終了後に換羽します。
海遊館では、5月後半から7月にかけて、キング以外のタマゴやヒナが観察できます。

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6月 (06/16)



ジェンツーエリア、4ペアが抱卵姿勢。




ガラスに近い巣に、タマゴが2個ありました。




アデリーも、正面奧の巣で3ペアが抱卵中。




キングはほとんどが換羽を終えてスッキリ。




さっそく婚活に入っています。ところで、向かって右を向いているキングのフリッパーバンド。




何か普通のバンドよりもちょっと大きなモノがついています。
これはLEDライト。夜間の行動を観察するために、2羽ほど選んでつけてあり、
ペンギンが移動すれば光点の動きとして監視カメラに記録されるのだそうです。




イワトビは、奥の角の巣でヒナ誕生。孵化後1週間くらい。




お父さんに食べさせてもらってます。ちっちゃなフリッパーがカワイイ。




手前右寄りの巣でもヒナが生まれてました。




他の巣でもタマゴが見られました。登別から来た3羽に続き、
2015年にもブリーディングローンで3羽増えました。雰囲気が盛り上がってきたのかも。


イワトビは昨年に続き今年も人工授精を行ったそうですが、
今回見た2羽がその結果生まれたヒナかどうかは未確認とのことでした。

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