エディンバラ動物園 Page 2 (2011/05/23) | |
メインプール(キング) |
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お元気そうです、サー・ニルス・オウラヴ。全身ピカピカの羽でにっこり。 | |
泳いでいたキングが上陸してきました。 | |
見渡すと、こうなってます。対岸右方にジェンツーの繁殖地、左手には橋があります。 | |
最年少のマクリーン君。 2009年秋生まれです。まだ胸が白っぽく頭部のパッチの色も薄いので、バンドがなくても区別できます。 | |
全員集まりました。キングは10羽います。 2カ所で2羽重なって写っているので、8羽に見えます。 | |
反対側から見たところです。ちゃんと10羽いますね。 | |
キングは恋のシーズンです。 明らかにペアの雰囲気が高まっている中央の2羽。期待も高まります。 | |
メインプール(ジェンツー) |
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何かのきっかけで急いで一斉に上陸するジェンツー。エサでもパレードの時間でもありません。でも、なぜか走っています。 細い鉄格子の所々に観察用のアクリル窓があります。そこから撮ったので、外の地面の黄色線が写ってます。 | |
「あ〜、これはあかんな。」 プールの点検に余念がないジェンツー。 防水塗装膜が剥がれてきているようです。手前のモルタルも割れて浮いています。 この個体には、カラービーズの中央に「M」という文字が入っています。何のマーク? | |
向こう岸のジェンツーコロニーは、抱卵中育雛中のペアでいっぱい。 | |
いつもエディンバラ動物園のWebカメラに写っているあたりを反対側から見ることになります。 Webカメラでおなじみ淡色ジェンツーが忙しそうにしています。運んでいるのは葉っぱ付きの小枝。 | |
相方のお尻のあたりに置いてみました。 ちょっと豪華なリボンに見えて、ジェンツーには似合うかも。奥様も満足げ? | |
他のペアも、やってます。こちらは奥さんが葉っぱを運んでいます。 この日は風が強くて、ちぎれた小枝や葉っぱがたくさん飛んできました。 | |
ここはコロニーから少し離れた水飲み場です。新鮮な水を飲んで、おいしいお顔。 | |
コロニー側の岸にやって来ました。対岸にキングが集まっているのが見えますね。 | |
淡色ジェンツーが、さらに小枝を運び込もうとしています。 このジェンツー、よく見れば、尾羽だけ黒っぽく、首の後ろにエイみたいな形の白いパッチがあります。オシャレです。 フリッパーバンドが見当たりません。が、相方が左バンド(メス)なので、この個体はオスだろうと思います。 Webカメラを見ていると、いつも甲斐甲斐しく巣のメンテをしています。 | |
ふにふにと柔らかいヒナちゃん2羽。親の腹の下に半分だけ入っています。 | |
「皆の者、達者に子育てしておるか?」 「余計なお世話っ。」 「うろつかんといてや!」 巣の間をのしのしと歩く若キングのマクリーン君。あまり近づくとジェンツーにつつかれるんですけど。 写真右下のジェンツー、ヒナに体重はかかっているのか否か気になります。 | |
イワトビプール |
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前回は人目を避けるようにしていたイワトビ。この日は通路際に出ていました。 今期は少なくとも7コの産卵があったはずですが、孵化したかどうかはわかりません。 | |
中央の2羽を拡大。ペアなのでしょうか、羽繕いで仲良ししてます。 | |
ここはすり鉢状の急斜面。そこを水平に渡っていくイワトビ。さすがに跳ぶわけにはいかず、歩いています。 |
オマケ写真
プールサイドにたたずむキングの男子集団。
こっち向いているのが、サー・ニルス・オーラヴです。ちょっと小柄で女子顔のイケメンです。
一 覧
ペンギンパレード エディンバラ動物園名物ペンギンパレードは毎日2:15スタート。ただし、天候次第。ペンギンの気分によって、出場羽数が異なります。 | |
腹時計で出番を察知、出口付近に集合したジェンツーとキング。 コース沿いには人が並び始めました。 | |
早く扉が開かないかな〜という表情のペンギンたち。 私はここ扉の向かいに陣取りました。 私より右に立っていた人は、左の方に誘導されてました。通常とは散歩コースが違うみたいです。 | |
さあ、扉が開きました。まずはジェンツーが走って出てきます。 | |
若キングも負けずに飛び出してきました。ヤンチャ盛りです。 | |
大人のキングはゆっくりと歩きます。 | |
しかも1列縦隊。2番目がサー・ニルスです。広告歩きが決まっています。 | |
「はい締め切りです。」 「え、なんで〜?」 目の前で扉が閉まり、慌て気味に方向転換したキング。 外に出た他のキングも、緊張気味に首を伸ばしています。 | |
先に行ったマクリーン君が、立ち止まって振り返りました。 キングは中と外とで「くわ〜」と一声ずつ鳴き交わしました。まるで「お〜い」と呼び合っているようです。 | |
ああ、飼育員さんのこの手。私もやってみたいです。 「サー・ニルス、お急ぎください」なのか、「やっぱキングペンギンは首のあたりの手触りが最高でんな」という手なのか。 「無礼者っ」と怒ることもないサー・ニルスでした。 | |
こんな感じで、ジェンツーはどんどん先に行ってます。 見物人は左側の黄色い線から外に立つことになってます。 | |
締め切られちゃったキングとジェンツー。外の仲間に合わせて、柵の内側をパレードしてます。けなげです。 | |
まっすぐ歩いて行って、橋の近くの入り口から中に入りました。 通常コースは、プール横のグリーンエリアをぐるりと一回りします。勝手が違うからか、あっさりとはプールに戻らないキング。 | |
「もお終わりか?」 「今日は何や?」 納得がいかない様子?で、入った場所にたたずむキング。 じつは、強風のためパレード短縮、これにて臨時休園でございます。 | |
天然っぽい丸石ごろごろエリアで独りたそがれる若キング、マクリーン君でした。 |
2011/05/23 |
オマケ写真
ダイビングスーツを着た人みたいなキングの後ろ姿。
鈍く光る水面から飛び出したミサイルみたいなジェンツー。
シュールな光景です。
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エディンバラ動物園のペンギンデザイン 今回も、園内のあちこちでペンギン図を見かけました。 | |
「お気に入り動物を養子に・たった40ポンドから」 動物の種類別サポーター制度です。Copper(銅)からPlatinum(プラチナ)まで4ランク、寄付額に応じて特典が異なります。 1ポンドは約135円。 | |
「ジャンボなヘリウム風船、ブドンゴの売店で販売中」 ジャンボなだけでなく、親子ペンギンの銀色バルーンなのです。 ブドンゴとは、チンパンジーエリアの名称らしいです。 | |
イワトビペンギンプール脇のペンギン・コーヒーショップ。 前回来たときは建物自体が閉鎖されてました。今回は営業中。 ドアに書いてある「Coffee」の「f」がペンギンの形になっています。他にペンギンというと・・・ | |
カウンターにキングペンギンの図柄が。動物園のロゴを模したデザインです。 紅茶とケーキでお茶にしました。 | |
ペンギンプールの北東方面にあるキオスク。アイスクリームなど冷たいものが中心のようです。だから、ペンギン。 季節営業で今回は休業中。 | |
おなじみ、動物園のロゴマーク。中身は: 「エディンバラ動物園のペンギンには好ましい食餌、好ましい環境、そして専門の飼育員によるケアが与えられています。」 「フェンスの中にゴミや棒などを絶対に入れないでください。ペンギンが死ぬこともあります。」 「最近、フェンスに差し込まれた長い棒がジェンツーペンギンの喉の中に突き刺さりました。」 「もしフェンス越しに物を入れているのを見かけたら、すぐにスタッフまでお知らせください。」 「RZSSはフォークランド諸島周辺の野生ペンギンの保護と研究を直接支援しています。皆さんのご来園がその活動をサポートします。」 | |
動物園を運営するRZSSの紋章の下に、「保護基金・自然と取り組んでいます」。 | |
動物園はあちこち改修工事中でした。これは臨時入り口の仮設券売所。 | |
その他: 目当てにしていた大きなショップの入っているエントランス建物も、工事中。もっとも、臨時休園になってしまったので、どっちにしても買い物する時間はありませんでしたけど。 カフェテリア方式のレストランも改装工事で休業中でした。でも、ゆっくり食べていたらペンギンを見る時間がもっと減っていたでしょう。不幸中の幸いかも。 2011/05/23 |