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アドベンチャーワールド Page 6 
(2007年生まれエンペラーペンギンひなツアー)

今回もキングペンギンお散歩タイムからスタート。そしてエンペラーのひなを間近で見られる「Hello! エンペラーペンギン」ツアー(期間限定)へ。(ペンギンイベントについてはAWSのサイトをご覧ください。)
 
http://www.aws-s.com/penguin/penguin.htm

入り口のエントランスドーム(アーケード)の中央にある噴水では、ケープ君が遊んでいます。
ペンギン王国の通用門から、王様がお忍びでお散歩に出てきました。

前回登場したのとは別の王様で、人の手で育ちました。飼育員さんの口笛がお気に入り。性別判定はまだですが、男のコっぽい顔してます。
さて、ゆるりと一回りじゃ。

キョロキョロと眺め回しながら、お気軽に歩いています。歩くときには少しフリッパーを広げているのが優雅です。
苦しうない、近う寄れ。(ホントは飼育員さんいないと心細いんじゃ?)

ふれあいの里前の広場、ウッドデッキの前です。
「あ、ペンギンや〜!」 王様は人気者、アッという間に人だかりです。小さな子供の中には、怖がってしまう子も。

どこに王様がいるか、わかりますか?
皆の者、さらば。此度はこれまでじゃ。

足早に立ち去る王様。走るときは、ジェンツーと同じようにフリッパーを後ろに持ち上げます。
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ここはどこ? 海獣館です。南極のコロニーもかくやと思われるほど、アデリーが集まっていました。
キングは抱卵の季節。海獣館では全部偽卵にすり替えているそうです。
その他の種類は換羽の季節。左ヒゲ、右エンペラー。
ペンギン王国でも換羽中。なんだかゴージャスな襟巻きジェンツー。前回見たヒナたちはもう独り立ちしていました。

どちらも照明パターンは南極モードですから、今は夏。
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お待ちかね、エンペラーのヒナを近くで見られるバックヤードツアーです。

これは首にかける参加証。
一般公開中のヒナ。板で囲って、人工雪が敷いてあります。気温はただいま0度。海獣館の飼育室はマイナス3度。だんだん気温を下げて慣らしています。
孵化後91日、体重14.06キロ。体重ではキングのオトナと変わりません。
お休み中のヒナ。よ〜く見ると、フリッパーの先が換羽済みで、黒いです。
バックヤードです。孵卵器にはキングのタマゴが。

自動転卵装置つきで、タマゴの中身が片方にくっつくのを防ぐことができます。(親が抱卵する場合は、親の動きや抱卵交替で卵が動くので大丈夫。)
この2つも孵卵器。タマゴ入りです。

1台には透明な扉がついています。孵化が近づくとこの孵卵器に移して、嘴打ちがあれば見えるようになってます。

中の温度は35.8度。
こちらはアデリーのヒナ君。親に任せていたらどうも発育が思わしくないので、引き取ったのだそうです。

まだ小さいのでクテッとしてますが、順調に食べて元気に成長中。
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ヒナちゃんの登場です。ガラス窓の向こうに見えるのは、お立ち台。ガラス越しでなく、同じ部屋でのご対面となりました。

大きくなったので、お立ち台に乗っていてくれないのだそうです。飛び降りると危険かも。
ものおじしないヒナちゃん。背後のテーブルと背の高さを比べてみてください。

写真ではゆったりしているように見えますが、やたらと動き回ります。なかなか写真を撮るスキがありません。
お願いだからじっとしてくださ〜い。あ、止まった。このポーズだと、あどけなく見えます。
こんな近くまで来てくれました。後ろの男性飼育員さんは、『ペンギン大行進』の挿絵を描かれた方です。著者にもお目にかかりました。

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その他: 

バックヤードに入るには、スリッパを履いたまま足裏を消毒。消毒液をしみ込ませたマットを踏みます。そして、手も消毒。こちらは病院の廊下などに置いてあるのと同じ、スプレーしてこするタイプの消毒液です。

この部屋は10度くらいだったと思いますが、幸い外気温が低くて底冷えしていたためか、ヒナちゃんはずっと暑がりませんでした。パンティング(嘴を開けて呼吸)し始めると、リミットなのだそうです。

ヒナを育てる上で気をつける点は、各種感染を防ぐことはもちろん、食べさせすぎないこと。小さな時に体重が増えすぎると足に負担がかかり、足のトラブルが一生治らないのだそうです。

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January 2008

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