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京都市動物園 Page 7 (2011/01 〜 03) 旧おとぎの国 メモリアル

2011/01/02
資料室の展示。京都市動物園最後のイワトビペンギンとなったギンちゃん(オス)。1997年4月に上野動物園からやって来ました。

記憶が正しければ、2011年中に、ギンちゃんは31歳になるはずです。
飼育されていたイワトビ(メス)の剥製標本。1981年から2011年までに13羽を飼育したそうです。
ギンちゃん、住み慣れた居住区の、いつもサカナをもらう仕切りの前に立ってみます。

「まだやな。」
「一泳ぎしよ。」
ぽっちゃん。

軽い音を立てて水に飛び込みました。
ぱちゃっ!

水しぶきを上げて、潜水。
すいすい〜〜っと一回り。
「やっこらせ。」

上陸スロープに着岸。立ち上がる姿が、なんとなくお年寄りふう。実際にもお年寄り。
「とおっ!」とイワトビジャンプ。まだまだ元気。
コンクリート山の頂上に立って、観客サービス。

飛び込めだの、泳げだの、お子供衆の大声にもひるみません。
そこに現れた餌バケツ。今日はみんなによく見えるプールの真ん中でお食事です。
次から次へと、マメアジをパクパク。食べっぷりでよい子たちを驚かせていました。
お食事が済むと、また静かになります。
自宅の外壁に貼ってある自己紹介板とツーショットのギンちゃん。



オマケ写真



お気に入りの頂上に立つギンちゃん。藤棚の年代物な煉瓦柱がしぶい。


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2011/01/10
ふれあい動物コーナー「おとぎの国」は、新築移転のためしばらく閉園。この日が旧おとぎの国ラストデーとなります。
イワトビプールと、ペンギン小屋。
柵沿いに右に移動すると、小屋の所にギンちゃんが。

「く」の字に曲がったコンクリート塀の右側(東)は、アヒルとガチョウの浅いプールになっています。この時は鳥インフル対策でバックヤードに入っていました。
その他の、ペンギンのご近所を見渡してみましょう。

通路を隔てて東隣は、ヒツジ。柵越しにさわってOKですが、毛は脂っぽいですよ。
北東にはミニブタ。エサを食べている隙になでなで可。毛はゴワゴワです。
北側にいるのは、いわゆるオウム。左がオオバタン、右がキバタン。

どちらかわかりませんが、「こんにちは」の他に、イワトビペンギンの鳴き声も覚えちゃってるみたいですが?
 
入り口脇の、さわらせてもらえるテンジクネズミ。狭い穴がお好きなので、透明のトンネルが置いてあります。

こんなに小さくておとなしい動物でも、怖がる子供は多いです。
藤棚の西側にはヤギ。高いところに登るのがお好き。

園内を自由にうろつくことも。そして、オウムのおやつを盗み食いすることも。
解説タイム、飼育員さんの肩に乗るキバタン。
ペンギンプールに戻ります。

ギンちゃんが水の流れるスロープを歩いて降りています。初めて見ました。

いつも「すべって〜!」と子供たちから声がかかっていたのですが。
途中で引き返し、また頂上へ。
「飛び込もか〜。」

しばし思案するギンちゃん。

「いや、こっちはどうも・・・。」
「よっしゃ〜!」 反対側から一気に飛び込みました。これも初めて見る姿です。
一泳ぎして、居住区に戻ります。
塀越しにサカナをパクパク。

めいっぱい背伸びして身体を伸ばしています。このストレッチが長寿健康の秘訣?
食後、屋根の下でくつろぐギンちゃん。
奥の方に入っています。

その他:

何十年もの間、生き物とのふれあいを体験する場として親しまれてきたおとぎの国。ペンギンに触れることはできませんが、神経質なイワトビをフンボルトの群れと分けてあったのは、とてもよかったと思います。

おとぎの国は時間帯限定の開園でした。ボランティアさんも含めて、必要な係の人数が多かったためでしょうか。その分、説明や見守りが充分でした。

イワトビのギンちゃんは、しばらくバックヤードで過ごすことになるそうです。

2011/01/10



オマケ写真 1



きれいな水、気持ちよさそうに泳ぐギンちゃん。2011年中に31歳に。



オマケ写真 2



旧おとぎの国ラストデー。出口ゲートです。
雪がちらつく寒い日でしたが、家族連れで賑わいました。


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