Miscellany ペンギン見聞録 番外編

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その他、番外編

文字通りその他、ペンギンに関係ありそうなことを取り上げます。

異国の街ペンギン その2





異国の街ペンギン

イギリスの街で見かけた街ペンギンたち。ホンモノペンギンにとっては、野生棲息地以外は日本でもイギリスでも異国です。でも、街ペンギンは、発見されたその地で生まれた地ものです。お国柄が感じられないでしょうか。


エディンバラ動物園(イギリス>スコットランド>エディンバラ )



エディンバラ動物園の看板。キングペンギンは同園設立以来の飼育動物だそうです。この看板は泳ぐキングを立体的に表現しており、もちろん反対側から見てもOK。動物園のロゴマークには、これと同じ右向きバージョンが使われています。


動物園前にある花壇。葉や花の色を利用して、絵が描いてあります。右側のアシカとともに、キングペンギンが動物園の紋章のサポーターになっています。


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食品業者の配達車両(イギリス>スコットランド>インヴァネス)



小型スーパーの前で、冠を戴いたペンギンを目撃。その名も KING FOODS。納品に来た冷凍食品問屋さんでした。やっぱりペンギンには「ひえひえ」のイメージ、あるんですね〜。


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歩道ペンギン2種(イギリス>スコットランド>ダンディー)



ブロンズのペンギン団、プロポーションからするとジェンツーっぽいです。リアルな造形。キャラクター化されたペンギン像を見慣れている日本人には、ちょっと違和感があるかも? 町の中心部にある由緒ある教会塔 St. Mary's Tower 前で発見。

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あ〜、エンペラーだ! こちらは南極探検記念博物館ディスカバリーポイント前の歩道。広場になっていて、石畳に描かれた八角形の角に1つおきに置かれています(だから4羽)。


 

近寄ってみましょう。これもリアルな造形です。抱卵中のオスに見えます。
ホンモノはよくこのようなポーズをしていますし、下の図にある右側のペンギンがモデルかもしれません。
しかしここでは、置物としてはそれを活かしつつ突起部分のない安全な形を狙ったのではないかと想像されます。


屋外展示されているディスカバリー号。1912年、スコット大佐の南極探検に使われました。スコット大佐は、南極点一番乗りはアムンゼンに先を越され、不幸にも帰路に遭難死しました。


 

船内にあったペンギン図。左はディスカバリー号の紋章ふうマークです。中央の方位磁石が、広場の石畳に描かれています。サポーターにはエンペラー、上の旗はスコットランド(青地に白)とイングランド(白地に赤)。

右はアデリーとジェンツーとエンペラーとキングの観察スケッチ。キングのヒナも左下に見えます。


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管理人も歩けば人鳥にあたる(イギリス>イングランド>ボートン・オン・ザ・ウォーター)

 

美しい古い村が点在するコッツウォルズ地方。ボートン・オン・ザ・ウォーターという町で、駐車場にあった案内板をふと見ると。「あ〜、キング〜! なんで〜?」

写真左は案内板全体です。右上隅の青い四角の下に観光施設の説明が並んでいます。その2個目がキング写真です。右はその部分の拡大。

Birdland といいまして、イングランドで唯一のキングペンギン飼育施設なのだそうです。知りませんでした。わずかな自由時間に駆けつけました。

これはバードランドのポスター。下部にキングの囲み写真があり、「KING PENGUINS」と特筆されています。フンボルトもいます。

バードランドのレポートが Aquarium に置いてあります。 バードランドのページへ

2009/11



夢の跡


オホーツク水族館跡地

何年か前まで、網走の二つ岩というところに、オホーツク水族館があった。網走駅からはバスも通じておったそうな。

そこには海の生き物たちが暮らしておった。もちろんペンギンもおった。フンボルトじゃったそうな。

ところがある日、水族館は閉じられ、なくなってしもうた。建物は壊され、冬ともなれば深い雪に覆われ、今ではようわからん。

じゃが、よう見てみれば、ほれ。奥のほうに、海の生き物がおった名残があるわ。さても寂しい夢の跡じゃ。悲しや、悲しや。

 拡大→ 


水族館跡地の向かって右には旅館があり、ともに海に面しています。海側を向くとこんな眺めが。

 流氷です。

ここは細い入り江の奥で、押し寄せた流氷が浜に乗り上げているのです。いったんこうなると風で流れ去ることはなく、間近で見られる確率は大です。(潮の加減で動くかも?)

夜には旅館が流氷をライトアップしていて、幻想的な眺めが楽しめました。

写真は2007年2月に撮影。なお、オホーツク水族館は2003年に閉館されたと聞きました。

2007/05

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