Miscellany ペンギン見聞録/パッケージ |
ペンギンパッケージ 万人に愛されるペンギンは、いろんなパッケージに登場いたします。可愛いデザイン、ひっそりと存在するマーク、見つけると嬉しくなります。 |
やさい袋 |
旭川といえば、旭山動物園。野菜も旭山印です。 |
旭川青果連のターサイ。キュートなキングペンギンのお散歩柄で、もっと野菜好きになれます。 |
透明袋の裏にはレシピなどが印刷されているので、中に色紙を入れて撮影。 可愛くデフォルメされてますが、ちゃんとキングだとわかるナイスなデザイン。むちむち『ふともも』が魅力的です。 左上の共通マークには「旭山動物園のある街」と書いてあります。 |
ジェンツーの摘み取り春菊。ジェンツーは、よくこんなふうに首を傾げています。正面顔の雰囲気がよく出ていますね。 |
イワトビの小松菜。こわもてのイワトビ君ですが、愛嬌のある顔に仕上がっています。 旭山動物園では、左フリッパーだけを開き気味にして立つイワトビ君を見かけます。クセみたいなんですけど。このイラストのモデルかも? |
左:チンゲン菜、右:パセリ |
チンゲン菜とパセリはゴマフアザラシ。さすがにこんなふうにダッコはしませんが、アザラシは鼻先どうしをくっつけてチューをしますよね。まるっちい感じが、めちゃ可愛い。 北海道のペンギンな御方から袋を提供していただきました。ターサイは、こちらで買って詰めてみたものです。 2009/02 |
清酒ラベル |
ペンギン酒造ではありません。実在のメーカー、岐阜県の渡辺酒造店「飛騨 蓬莱」の夏期限定蔵出し かちわり原酒。 氷山に登るペンギンさんがカワイイです。 |
外箱です。「ロックが最高!!」とあって、氷が溶けてもお酒の味が薄くなりすぎない濃いめのお酒との説明が後ろ側に書いてあります。 アルコール度も高め、19〜20度。 |
拡大図 |
真ん中のペンギンさん、ペタンとこけたところが愛らしい。ハラが白ければ、さらに愛らしさ度アップなところです。 箱の両サイドにも、氷山ナシで同じペンギンが印刷されています。 |
これが中身。やっと手にした、憧れのペンギン酒瓶ラベル。 冷蔵庫でよく冷やして、ロックでいただきました。「甘い炭酸」で割ってもいいのだそうです。 2008/07 |
缶詰ラベル |
函館にある北洋資料館には、北洋漁業の歴史がわかりやすく展示されています。そこでペンギンさん発見。戦前に生産された北洋のサケ缶に「ペンギンブランド」のラベルが! まずはご覧ください。 |
「高級さけ缶詰」(缶は旧字) 銀鮭です。国内向けと思われます。「Penguin Brand」には「ペンギン ブランド」とフリガナつき。 「登録商標」の文字の下には、ヒゲなしヒゲペンとでもいうべき外見のペンギン図(右)が。背景は尖った雪山? 仲間が3羽描かれています。 このペンギン、ふくよかで柔和な表情には福助に通じるものがあります。 |
ペンギン部分拡大 |
「Choice Pink Salmon」 輸出用のラベルです。日本語でいえば「特上樺太鱒」。マスです。可愛い紅色のラベル、サカナのハラには「PINK」の文字が。 中央の黄色い○部分は、「開缶後はすぐに中身を出してください」という意味の注意書き。 やはり雪山ととんがり氷山の風景を背に、足はオレンジ色ながら大型種と見られるペンギンが、堂々とポーズを決めています。 プロポーションで判断すれば、エンペラーというよりキングでしょう。 |
ペンギン部分拡大 |
「Specially Selected King Salmon」 輸出用の「特撰キングサーモン」。 背景は南極の氷っぽい? 上の「特上樺太鱒」と同じキングのようですが、別絵です。 私は、この「特撰キングサーモン」が元の絵で、これをもとに描き直したのが上の「特上樺太鱒」ではないかと思います。 紅色ラベルの「特上樺太鱒」の図では、フリッパーとクチバシが単純化され、また抱卵斑部分がなくなり、さらに全体にスッキリとしているからです。 |
ペンギン部分拡大 |
缶詰のメーカーは日魯漁業。北洋のサケ・マス・カニ漁とその加工製品で有名な企業です。「ニチロ」から「ニッスイニチロ」へと、合併により2008年に社名が変更されています。 お馴染みの缶詰ブランド「あけぼの」は大正時代から使われているそうです。ペンギンが、@なぜ北洋のサケ缶に、Aなぜ 1934(昭和9)年に? まだペンギンは国内で一般化していない頃でしょう。 もしかしたら、昭和9年に南氷洋捕鯨が開始されたことが関係しているかもしれません。同じ寒い海だし、ってことで、南氷洋捕鯨開始記念のイメージに使われちゃったのかも。 当時の消費者はこのペンギンたちを見てどう感じたでしょう。本物を見たことがない人が大部分だった時代、何に見えたでしょう。正体不明の怪人ですよね、ペンギンという生き物をまったく知らない人が見たら。 2008/05 |
南部せんべい |
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「手造りせんべい」 「ヒカリ ピーナッツ」の文字と共に、ペンギンさんが1羽。シンプルで好感の持てるデザインです。モデルはアデリーのようです。 社長がペンギン狂なのか? パンダが流行ればパンダ、コアラの時代もあったよ、って感じなのか? |
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中身。ピーナツ入り南部煎餅が2枚。別にペンギン形をしているわけではありません。でもおいしい。 写真は手前がオモテ、奥がウラです。ウラには「南部一口」と文字が入っていますから、小樽で買った地元メーカーの商品なれど、南部煎餅(東北エリア)なんですね。 2008/03 |
ガ ム |
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ガムのパッケージ。冬季限定バージョンで、アデリーさんらしきペンギンがスノーボードしてます。黄色いマフラーがイカス! 元々の開口用点線で切るとペンギンの頭部分が微妙なので、カッターを使ってフタと胴との境目で切りました。 2008/03 |
カップ酒 |
北海道は旭川の地酒『男山』のカップ酒に、こんなご当地ラベルが。 「ペンギンの散歩」「北海道旭山動物園」といった文字が入っています。 |
ペンギンの部分を拡大してみましょう。足を上げて元気に歩いています。 お膝元旭川では見落としておりましたが、女満別空港から網走へ向かう途中、コンビニで発見しました。ちょっと重いけど、お土産にいかがでしょう。 飲んで空き瓶を持って帰れば、荷物が軽いですね。 2007/04 |
ロッテのクールミントガム限定パッケージ ガムには普段縁のない筆者ですが、ペンギンが可愛いので買っちゃいました。 |
上は、銀色のレイを首にかけています。先頭のペンギン君が左フリッパーをちょいとあげているの、キュートです。 下は、水玉模様の浮き輪! 右フリッパーを浮き輪に添えています。ってか、フリッパーに合わせてうまく浮き輪を入れている。 左フリッパーは、上の先頭のと同じ形なんですが、いかにも楽しげに見えます。 |
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中の包み紙。「COOL
MINT」のロゴのが7枚、ペンギン君が2枚。 行列するペンギン君。 くるっと向きを変えると、1羽がフリッパーをあげて何か言っているふう。 この柄にレイや浮き輪をアレンジしたのが、外の包みだったのですね。 このペンギン君のデザイン、とても好きです。 |
2006/09 |
夏のペンギン意匠 ペンギンはもともと愛らしく且つクールな(イカス)生き物ですが、夏には涼しげクールなキャラクターとしても活躍いたします。家の中で見つけた2005夏バージョンの箱ペンギンたちです。 |
拡大図 「冷やしてもおいしい」ロッテの箱入り個包装ケーキ。夏前に買った時には、ペンギンはついてなかったように思います。 クチバシと足は黄色、身体は紺と白の2色。アデリーをデザインしたものでしょう。背景には氷山めいた形がアレンジされています。 なお、中のケーキの袋は通年仕様で、ペンギンなしです。
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明治のチョコレート菓子。[冷やしカカオ]です。箱の左上にいるペンギンは、冷蔵庫を開けて取り出そうとしているのか、冷蔵庫に入ろうとしているのか? |
箱のウラ面にある表示。左側の冷蔵庫ペンギンは、オモテ面左上についているのと同じです。 |
さて、箱ごと冷やすと、このようなブルーの絵柄が浮き出てきます。 左: 7月初め頃に購入。ホッキョクグマとペンギンが同居する、よくある[両極合同]的図柄です。箱の両サイドにも柄が続いています。 いちばん左のペンギンだけ頭部にパッチがあり、キングのように見えます。 右: 8月に購入。振り返ったポーズがカワイイ。ペンギンの足跡はもっと下の方から続いています。 中の小袋にもちっちゃなペンギンがアレンジされています。 蓄冷材で冷やしながらスキャナーにかけていたら、原稿台ガラスの内側が結露してしまいました。こういうことをやってはいけません。(もやもやと写っているのは、結露によるガラスの曇りです。)
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拡大図 池田模範堂の液体かゆみ止め薬。氷山を背景に、クールなペンギンが。モデルは、やっぱりアデリーっぽいですね。 見るからに、塗ったら気持ちよさそうです。換羽の時などかゆそうなペンギンさんにつけてあげたい(?) 箱の上面、赤いところにも、氷山なしのペンギン単独図柄が。
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おや、こんなところに |
ペンギンさんがひっそりと |
住んでいるではありませんか |
家の中ではありませんが。京都市内にある某事業所の片隅に置かれた、ペンギン印トイレットロールの段ボール箱。 よく見ると、白い胸に小さな蝶ネクタイをしています。先端をちょいと反らしたフリッパーがおちゃめ。 ロールの紙はスタンダードな白で、ペンギンがプリントされているわけではありません。 ところでペーパーといえば、家庭用では、関西ではシングルが、関東ではダブルが売れ筋だそうです。 2005/08 |