ペンギン飼育展示場
プールのすぐ外はきれいな海です。プールには海の水を使用。
ずらりと並ぶ巣穴。
この飼育場は南アフリカの海岸(例えばボルダーズビーチ)を再現したものだそうです。
すぐ近くにケープ亜成鳥。柵が低いので、小柄な私でものぞき込むことができます。
物を落としたりペンギンに触れたりしてはいけません。
左寄りにある屋根のあたりにはマカロニが集っています。
日本では飼育数が少ない上にガラス越しです。これはレアな眺め!
反対側にはウッドデッキがあります。
右側がペンギンのいる陸場、左手前がウッドデッキ、
それに続いて石を埋め込んだコンクリート敷きのスペースがあります。ペンギン専用。
ペンギンが横断歩道をわたって出張するのでしょうか。
突き当たりに見えるのは、道具置き場のようです。
「Penguin
Patrol Only Please」と書いてあります。
道具置き場側から見た飼育場。飼育員さんがマカロニにサカナを持ってきました。
たぶん、フィーディングタイムに行き渡らなかった分の追加でしょう。
食べてます。
ちょっと小ぶりのサカナ。
別の個体にも。
屋根の下はマカロニの陣地のようですが、ケープも混じっています。
若そうな個体もいます。
マカロニは小石を積んで巣を作りますが、巣材の石は毎年撤去して消毒するそうです。
フリッパーバンドは、この黒いシリコンふうのタイプと、
カラービーズをつなげたタイプ、
そして、サカナをもらっていた個体がつけていたような、
バンドにカラーコードの色ビーズを通したタイプと、3種類見られました。
おくつろぎ中のペアらしき2羽。
起き上がりました。
こちらでは別のペアが情熱的に雄叫びを上げて、
お辞儀を交わしています。そろそろ春ですから。
プールから上がってきたマカロニ集団、全員若そうに見えます。
こちらはケープ。亜成鳥も4、5羽いました。
飼育員さんが踏んで崩さないよう、巣穴は半割の土管で上部を補強。
繁殖期が終わると内部を清掃消毒、その作業は腹這いになって行うそうです。
砂土が厚く入れてあるので、穴は掘り放題。
園内で使用されている400トンの砂、ほとんどがペンギン用だそうです。
マカロニ陣地の屋根には、ペンギンのオモチャがぶら下がっています。
ケープが紐を引いたりつついたりして遊んでいました。
Living Coasts
には、2018年2月18日現在でマカロニが20羽、ケープが62羽います。
ただし、マカロニの単身オス8羽の多くが他の施設に移動することが決まっているそうです。
理由は、彼らが繁殖ペアの妨害をするから。また、2羽のみの単身メスとのバランスからも。
Living
Coasts は、ヨーロッパ動物園水族館協会でマカロニペンギンの
血統管理を担当しているのだそうです。
水飲み場に集まっているのかな?
インカアジサシが、サカナのような物をゲット。セルフ給餌用の水盤なのかも。
若手マカロニも来ています。
柵に沿って角を曲がり、奧から海の方の眺め。(白い矢印の向きに入ってきました。)
飼育員さんが給餌を続けています。
この時期閉館は4時。「あと20分しかないよ!」と係の人に促されて、先へと急ぎます。
着いたのが3時頃でしたから。
つづら折れのスロープを上ります。
次のセクションは『Auk Cliff』、ウミスズメの崖です。"Auk"は「オーク」と読みます。
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その他の生き物と館内展示
ペンギンの飼育場にいたインカアジサシ。
アドベンチャーワールドや海響館でも、屋内で同居していますね。
全体が巨大なネットで覆われているため自由に飛んでOK。ただし見学者は鳥フン爆撃に注意。
こちらはウッドデッキでくつろぐ Eider Duck。左がKing Eider、右がSpectacled
Eider。
訳せばオウサマケワタガモとメガネケワタガモ。"Eider"
は「アイダー」と読みます。
掃除中の飼育員さんが急に大声で「カモ、カモ! カモに注意して!」と。
足もとに寄ってくるので、うっかり踏まないでということでした。
メガネケワタガモ。ユーモラスなお顔。
オウサマケワタガモ。色違いか、地味な雌バージョンと間違っちゃいそう。
『Auk
Cliff』、ウミスズメの崖。ウミスズメの仲間は潜水が得意。
ウミガラスやパフィンがいます。
園路をどんどん上がってきました。ベンチとテーブルがあります。
さらに進むと、水辺の鳥エリア。
反対側にはコツメカワウソ。他の入場者に営業活動中。
なんとも広い!コツメカワウソ敷地。
こちら側の倒木とプールエリア、向こうの草地エリア、行き来自由です。
お次はさらに上がって、『Fur Seal
Cove』、オットセイの入り江。
はるか下にペンギンが見えています。
2頭でポーズをとるオットセイ。
ペンギンの追加給餌は終わったようですね。このあたり、かなりネットに近い感じです。
屋内に入ります。
マングローブの生える南の海を再現。
熱帯のサカナ、ですよね?
ペンギンの水中観察窓。残念ながら、夕方なので一羽も泳いでいませんでした。
こちらはオットセイプールの水中トンネル。こちらも全頭陸に上がっていました。
駆け足で見てきました。ショップと展示に戻るのと、矢印が書いてあります。
時間がないので、もちろんショップのチェックです。
ショップには購買意欲を刺激するペンギングッズがいろいろとありました。
ラストにはアンケート回収ボックスペンギン。左は店内に戻されたショップの看板ペンギン。
もとあった位置は下の写真をどうぞ。
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