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京都市動物園 Page 2

ペンギンプールが改装されています。プール本体も柵も、前と同じですが・・・
正面奥に写っている石垣部分に注目。白い垣根とフラワーボックスがおしゃれですね。

これは Page 1の1枚目と同じあたりを写したものですが、よく見ると
石垣にいくつかあった巣穴の入り口が、石や板で全てふさがれています。
ペンギンたちの住まいは、プールの裏側に。土の敷地に木造家屋です。一番上の写真だと、中央奥やや右寄りにこの通路があります。

1羽、プールに出動してくるところ。

敷地の裏に回っても、居住エリアのペンギンたちを見ることはできません。
人間柵の内側にも白い垣根をめぐらせ、プールの縁には上陸段とスロープ(緑色部分)をつけてあります。

これにより、プールを取り巻く細い土の陸地に上陸ができ、陸上姿を近くでも見られるようになりました。

上陸段のあたりでくつろぎつつ観客サービスに努めるフンボルト3羽。お花もラブリーです。
角度を変えてみると。さすが動物園のスタァです。遠足の小学生や園児、写生の小学生に高校生、びっしりとペンギンプールを取り巻いています。

みんな上の3羽に注目しています。しばらく動かずにいた個体が動くと、写生組から「あ〜〜〜」と残念コールが出ます。
垣根の内側にも花が植えてあります。これはマーガレット。
さて、こちらは「おとぎの国」。正門近くにある、ふれあいコーナーです。午前と午後、50分ずつ公開。でもペンギンには触れられません。

イワトビプールには寒冷紗で日よけがしてありました。白○部分に1羽見えています。
巣小屋がある小区画の上陸口です。相棒がお出迎え。
冠羽も立派なキタイワトビ、こちらはペンちゃん(30才)です。
解説つき給餌が始まります。アッという間にこの人だかり。
囲いの外からエサを与える飼育員のお姉さん。

「とりゃ〜っ!」 「あんた、元気やな〜」

ギンちゃん(28才)が勢いよく飛び上がっています。年齢を感じさせません。あきれて見ているようなペンちゃんの姿勢が、愉快です。
メニューは小アジ。ホッケでも入りそうな大口を開けるギンちゃん。
食後のひと泳ぎ。顔に張り付いた冠羽がびみょ〜に色っぽいような気がします。
水を蹴立てて上陸してきました。
中央の段々島がお気に入り。藤棚をバックに、左ギンちゃん、右ペンちゃん。

なお、飼育員さんの話では、この島にあるすべり台(Page1参照)を彼らが滑り降りることはないそうです。30年ほど前に作られたプールで、設計者の意図は不明とか。



ペンギン資料展示

ただいまフンボルトは9羽。柵のところにはページをめくって読める人相描きがあるので、誰だかわかって楽しめます。

この時は抱卵中なのであまり出てこないと注意書きが出ていました。
羽とタマゴ。わかりやすい資料ですね。

京都市動物園の場合、換羽は6〜9月、産卵は1〜5月だそうです。フンボルトの抱卵期間は約40日。
ちょっとナゾな展示スタイル。頭と首の骨(一部)と、足の骨片方分。「ペンギンの足ですが意外と長いのですよ」と申されましても・・・。
塩類腺とワンダーネット(脚の血管熱交換システム)が解説してありましたが、文字だけ。イラストさえあったらなあ〜。

May 2008


その他

前回見たときよりも、ずっと見やすくわかりやすい展示になっていました。以前は、陸上の姿は向こう岸か島にいるときしか見られず、ずいぶん遠かったのです。

人間の方に近寄ってくる個体があるので、よく観察できます。けれど、住処が奥に引っ込んだため、マイホーム主義の個体がいたなら、プールに出てくる数が少なくなってしまいます。まあ、ペンギンの安心生活のため、しかたないかも。

解説板は、ペンギンファンにはよくわかります。でも、特に文字だけの2枚は、オトナでもペンギン素人衆のためにイラストが求められるところです。

京都市動物園が取り組んでいるエンリッチメントの一環でしょうか、フンボルトプールに生きたコイなどが放されることがあります。問い合わせてみたところ、実施は不定期で、前もって日が決まっているわけではないそうです。

イワトビ達は高齢ながら羽ツヤもよく、元気元気。長生きして欲しいものです。


オマケ写真



フジの花をバックに凛々しくキメるギンちゃん


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