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釧路市動物園(釧路市) [小樽よりフンボルト団きたる!]

ペンギンイベント: パクパクタイム(解説つき給餌)

アクセス・料金・開館時間等はこちら:
釧路動物園のホームページ: 
http://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/

ペンギンの種類: フンボルト

正門近くの一等地にペンギンがいます。これはペンギン宿舎です。

外側には野生棲息地などの説明イラスト、内部はスロープつきのお風呂型プール完備。

手前の看板は「パクパクタイム」すなわち給餌タイムの案内。数種の動物に設定されています。この時は、ペンギンは10:30でした。
上の写真で宿舎の手前がプールです。フェンスは低くて一重なので、大人の背丈なら、近寄ってきたペンギンを上から間近に観察することができます。
反対側から宿舎側を見ると、こうなってます。フェンスの切れ目の奥に、宿舎出入り口が。
ほとんどの個体は手渡しで食べてます。

プールに投げ込んでもらうのが好きな個体もいました。でも、底に沈んだサカナはお気に召さないらしく、飼育員さんが網ですくって、投げなおしていました。
小ぶりのイカナゴ。食べやすそうです。キングと同じ巨大サイズを食べている園もありますが。

後ろに並んでいる2羽目、ハラが茶色っぽい個体はこれから換羽に入ります。なので、メチャ大食いになってます。
上手に食べています。エサについて詳しくは、下の方の写真をどうぞ。
10羽のうち8羽は換羽が終了したばかり。ピカピカの新品羽がきれいです。

なぜかフェンスを向いてくつろぐ3羽。向こう2羽はペアです。
こちらにもラブラブなペア。人間っぽい仕草です。
同じペア。なかなかいい雰囲気です。
こちらは換羽中の個体。お約束どおり、エサをすすめられても食べませんでした。やせています。
でも、残り羽がおしゃれなモヒカン刈りふう。そして、リッチな首巻き。
反対側から見てもモヒカン刈り。
後ろから見ると、ハゲタカ?

もう少しで換羽も終了。がんばってね。
わずかに旧羽の残りをつけている個体。おくれ毛みたいで、なんだか色っぽい。(メスです)
これは別の個体ですが、下を向くとハラにたるみがでています。

換羽直後だからか、総じてハラの脂肪が薄いようです。
たまたま露わになった尾脂腺。だと思います。
ペンギン宿舎の壁には、背比べのイラストがあります。子供には楽しいサービス。

でも、エンペラーの模様が、ちょっとナゾです。
給餌は1日2回、1回1羽あたり100〜300gのイカナゴ。

それぞれ1匹目のイカナゴには、塩入カプセルが仕込んであります。彼らが元いた小樽は海水プールでしたが、釧路では水道水なので、塩分補給のためだそうです。

栄養剤も入れています。
ペンギン宿舎横にある、顔出し写真セット。園内には他にもありました。全ての顔出し写真を集めてみては?
ペンギンは正門を入ってすぐ。

でも西門前には無料駐車場あり。ただし、西門は冬季閉鎖されます。

その他:

2008年7月7日、15年ぶりに釧路動物園にペンギンが復活しました。おたる水族館からやって来た10羽です(オスメス各5)。

以前はキングペンギンも飼育されていたそうですが、絶えてから15年。動物園のスタア、ペンギンが帰ってきて、よかったですね。

このプールは、このたびペンギンがやって来るまで「あざらしようちえん」になっていたそうです。

パクパクタイムには、ポータブル拡声器を肩にかけた園長が登場。園長じきじきの解説がありました。ただ今の見どころは換羽直後のピカピカの羽とのことで、なるほど〜。

釧路市動物園では、トラの双子タイガとココア、そして札幌市動物園からお婿さんとしてやって来たのに実はがメスだと判明したホッキョクグマのツヨシなどが全国的に有名です。

でもそれだけではありません。シマフクロウは国内ではここでしか見られないし、タンチョウの保護と増殖でも成果が上がっています。ペンギン視察のおりには、ぜひご覧ください。

August 2009

 

オマケ写真



フンボルトの鋭いクチバシ。
先端は、上下がきっちりと噛み合うスグレモノ形状になってます。


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