二見シーパラダイス Page 4 [白いマカロニ] (2009/11/24) |
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ペンギンイベント: お散歩(寒い期間、実施は不定期。キングとケープが自由に広場を歩きます。) |
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あれは誰? 全身ほぼ真っ白のペンギンがお昼寝中です。羽がつやつやして、きれいです。 | |
目を覚まして向きを変えました。背中も淡い灰色。背格好と居場所から考えて、マカロニのパンダ君に違いないのですが。 お気に入り場所の壁には、クッション材が貼り付けてあります。 |
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ずいぶん痛々しいクチバシ。どうしたのでしょう。 じつはパンダ君、クチバシにメラノーマ(メラニン色素を作るメラノサイトという細胞の腫瘍化)ができたために、クチバシが割れて取れてしまったのだそうです。 換羽は無事に済ませたけれど、新しい羽の色が抜けていました。メラノーマと関係がありそうなものの、これまでに例がなく、よくわからないということでした。 |
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少なくとも25歳という高齢のためか、視力もかなり弱っているそうです。 それでも、領土侵犯しようとするケープを威嚇しています。エサもしっかり食べていましたし、飼育員さんに背中を撫でられて満足そうでした。元気です。 羽の色も少しずつ戻ってきているそうです。 |
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お食事タイム。順番に手渡ししてもらうケープ。左側の白い壁は、キングのポンタ君のハラです。 | |
飼育員さんの後ろに並んで順番待ちのキング。ポンタ君が高らかに鳴いてアピールしています。 後ろのヒメちゃんと交互にアピールしていましたが、 |
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効き目がないと思ったのかヒメちゃん、ポンタ君の後ろから飼育員さんの背中やお尻をつっつきます。やっぱりキングの首は長い。 | |
やっと順番が回ってきました。ポンタ君が先に食べます。ヒメちゃんはちょっとビビリで、なかなか調子が出ません。 でも、一旦食べ始めると、このとおり。大口を開けずに上品にサカナをもらい、スルリと飲み込みます。ポンタ君みたいにサカナを落としたり人の手を噛んだりすることはありません。 |
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食べ終わって満足げなキング。背の高い方がヒメちゃん。 ポンタ君が相方の背中にフリッパーを添えるお得意のポーズをしています。 今度はブロックに上がる順番待ちです。ただ今ケープが使用中。マカロニのパンダ君が文句言いたげですが、気にしてません。 |
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ケープがどいたので、ポンタ君がブロックに上がりました。 どうしてみんなここに立ちたいのでしょう。キングだと、確かに窓からの視界は広くなりますが・・・。 |
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仲良くお昼寝。奥がポンタ君です。 |
マカロニのパンダ君は、飼育されて25年、野生時代の年数は不明です。そうとうのお年寄りであることは間違いなし。 2008年の年末に長年連れ添った愛妻ブラウンちゃんを亡くし、その後病気にかかり、つらいことが続きました。これからの老後は穏やかであって欲しいものです。 ケープは2ペアが抱卵中でした。どんどん増えるので、他の園館に出しているそうです。 キングは2009年でここでの飼育6年目になるそうです。年齢は、何年か前に10歳以上と聞きましたから、15歳くらい? ヒメちゃんの方が年上。ペアの仲はいいのですが、いまだに子宝に恵まれません。 November 2009 |
オマケ写真
奥がポンタ君、手前がヒメちゃん。
ポンタ君、凛々しいポーズながら、目の周りが白くなって、逆パンダです。