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福岡市動物園(福岡市) 2006/02

動物園入り口の写真を抜かして、いきなりペンギンプールです。

売店の入っている休憩施設に階段があって、上ると陸上のペンギンが見られます。プールの中はこの窓からのぞけるようになっています。
他の施設よりもずっと高いところから見下ろすようになっています。

全体の雰囲気がリゾートプールという感じではありませんか? そのワケは、石畳と鉢植えグリーン。
柵に設置されたお知らせ板。

1.「ぼくたち赤ちゃんじゃないよ!」
なるほど、フンボルトペンギンがキングペンギンの子供と誤解されることはよくありますからね。

2.「ペンギン舎がきれいになりました!」
適量の餌を与えることにより防鳥ネットを撤去できたこと、滑りにくい石造りのプールサイドに変更したことを、改装前改装後の写真付きで説明してます。

また、グリーンの配置は野生生息地の雰囲気を少しでも出すためですって。嬉しいですね。

プール右手の手前側奥に、フンボルトの家が並んでいます。

このときいたのは、キング3羽、フンボルト8羽。
掃除のために屋根が開いたり後ろ側から開けたりする方式をよく見ますが、ここは前扉方式。
プールは遠浅部分と深い部分が段になってます。

先に水に入ったのはソルトくんです。うしろは、たぶん奥さんのムーンちゃん。(紹介写真を参考にした推理。細くて鋭いクチバシなので。)
紹介板を読めば名前と個性と翼帯(フリッパーバンド)の色がわかります。

キングは14〜15才(かそれ以上)。フンボルトの長老は27才を超えた2羽。
少しグリーンがあるだけで、優雅なゆとりの雰囲気が。
これは右手奥の方。そぞろ歩くキング。手前から、パセリ、ソルト、ムーン。

鉢やプランターの様子がわかりますね。左端のケージは・・・
フンボルトの隔離病室です。
「このペンギンはケガの治療中! なので、プールに入れないようにしてあります。」

私はカメラ望遠にしてやっと読めたのに、他の皆さんはヘーキで読めてました。すごい。
この部分だけ見ると、個人宅の玄関先という雰囲気かも。

その他:

少なくともこのときには、HPにはキングがいるとは書いてありませんでした。ペンギンの写真はフンボルトだけです。電話で問い合わせて、キングがいるとわかりました。

キングは暑い季節には屋内に入っているようです。ペンギンプールを見下ろす通路、柵と反対側にあるのが、夏期キング舎と思われます。写真のようにガラスに映り込みが激しくて、見え具合がちょっと心配。中の照明をつければ見えやすくなるでしょうけど。



ペンギンの一般的な説明だけでなく、個体ごとの解説に加えて飼育への取り組み方がわかりやすくパネルにしてありました。親近感がわき、興味が増すと思います。

他の施設とは違う角度で写真が撮れるのも、面白いかも。

February 2006



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