千葉市動物公園 Page 2

千葉市動物公園 Page 2 (2010/11/06)
	まずは『子ども動物園』のフンボルト。日向ぼっこ、のはずですが、午前中なのに木の影で夕方みたいに暗くなっています。
	日が当たるとハラがツヤツヤ。
	千葉市動物公園のフンボルトペンギンの家系図。このように血統を把握しておくことは遺伝子の多様性確保に役立つのです。ですが、この集団では、２羽を除いて全員同系統、そして誰とも血縁関係にないのは１羽だけのようです。
	こちらはペンギンプールのケープ。ちょっと寒そうにして、じっとしたままです。亜成鳥が３羽見えました。
	手前中央の仲良しペアに注目。
	もたれられている側は重くないのでしょうか。おしりをこちら向けているのは、亜成鳥。もしかしたら、親離れ途上にある彼らの子供かも？
落ち葉集め中
	この右青バンドケープだけが、活発に動いていました。吹きだまりの落ち葉を拾っては、せっせと運んでいます。見る人から「落ち葉なんか集めて、何をしているの？」との声が。まさかペンギンがこんなもので巣を作るとは、想像しにくいかと思います。
	たくさんくわえてきました。段差まで来ると、グッと身をかがめて構え、気合いを入れて
	ペンギンジャ～ンプ！　一気に跳び上がります。身長に比べると、かなりの跳躍力ですよ。
	スタッと着地。見事に決まりました。
	いそいそとマイホームに運び込みます。そして休む暇なく、落ち葉だまりへ引き返します。
	落ち葉集めの合間には、水際に下りて気分転換。
	ポチャンと飛び込みました。ペンギンというより、黒白シマの細長いサカナみたいに見えます。他の個体は「寒いのに、よお泳ぐな～」とばかりに見てるだけ。ペンギンのお付き合い精神はどうしたんだ～？
眠ったきりキング
	キングはまだ冷房室にいました。この日は朝の冷え込みが厳しかったので、冷房室に結露して、ガラスが曇っていました。（外の方が寒かったらしい。）右は黄色ちゃん。白内障が進んで、よく見えないそうです。この格好、羽づくろい中ではなく、寝ているのです。「はよ起きんかな～。」　様子をうかがいながら黄色ちゃんの側を離れない赤色ちゃん。
	黄色ちゃん、首を上げるとクチバシをフリッパーにはさみなおして、朝寝続行。「起きるかと思たのに・・・。」　黄色ちゃんの周りを回ってみる赤色ちゃん。
	しばらくたってから。「しゃーないな。ウチも寝たろ。」　赤色ちゃん、付き合って寝ちゃいました。

その他：

前回の訪問から４年後。ケープは増えて、めでたしめでたし。数えたところ、１３羽見えました。仲良くのんびりしているペアの様子に、この冬のタマゴが期待されます。

キングの黄色ちゃんの健康が気がかりですが、どうかこらからも穏やかに過ごせますよう。

この日は、『千葉ZOOフェスタ』が開催されておりました。いろんな動物をネタにしたブースが並び、イベントもいろいろありました。もちろん手作りペンギングッズのブースも。お近くの方、来年はぜひお出かけください。

November 2010

オマケ写真

「奥の方にもっとエエ落ち葉があるはずや。」　巣材選びに妥協なし。
でも、その巣に一緒に入る相手は見つけたのでしょうか。

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