旭山動物園 Page 16 (2018/01/16、2019/01/08、2020/01/30) 雪上散歩風景と キングのヒナ |
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動物園に到着したら、ちょうど午前の散歩が始まるところでした。早めに換羽に入った個体が先頭で出てきています。
新雪が気持ちいいのでしょう、トボガンをする個体が、 ![]() 渋滞を引き起こしていました。
帰りもモサモサ個体が先頭。よほど散歩が好きなんですね。
2017年7月11日孵化のキングひな。親は2と27、ヒナの番号は42と紹介に書いてありました。
「怪鳥」みたいなコワかわいさが魅力。
雪がどんどんふって、飼育場にも積もっています。
屋内では岩壁にイワトビが鈴なり状態。
フンボルトも寒さを避けているようです。 |
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この時は散歩の終わりがけに動物園到着。
おや、福岡生まれ女子のシズクちゃんが。仲間とくっつきそうにして歩いています(後ろがシズクちゃん)。お母さんになったと聞いていたのですが、散歩好きは相変わらずのようです。
留守番のヒナ。お母さん(シズクちゃん)は散歩に出ていたので、ここにはいません。奧にいるのがお父さんかと思います。 シズクちゃんは、両親のソルト君パセリちゃんとモモタ君、合わせて4羽で数年前に福岡からやって来ました。ソルト君パセリちゃんは、2018年、シズクちゃんのタマゴが孵化する前に死亡。残念なことです。
お散歩の後は水泳タイム。飼育員さんにプールへと誘導されるキング集団。
ヒナは泳がない(泳げない)のですが、オトナたちについてプールサイドまで。一泳ぎしたオトナたちが上陸してきます。
やっぱりイワトビは壁がお好き。
イワトビよりもフンボルトの方が、雪の中によく出かけています。
亜成鳥発見。中央の、一羽だけクチバシの向きが違う個体です。昨年1月に見たヒナが無事に育ちました。バンドに青黒のビーズ。
ペンギンのエサ。キングの食べるホッケはかなり大きいです。 |
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キングの『目つきの悪さ』がすばらしく表現された看板。
ずんずん降る雪の中、散歩のペンギンたちがやって来ました。キングのヒナもいます。ジェンツー3羽が先頭で大はしゃぎ。
キングは成鳥6羽ヒナ1羽。ちょっと少ないです。
ヒナのすぐ横にいるのはお父さんです。
散歩の先回りをして、こちらはトボガン広場。キングが集まっていました。
キングは7羽。散歩に出ないで、ここで遊んでいたのですね。
見物人の多くは、背後にいるキングの群よりも散歩の方を見ています。
ゾロゾロと広場から引き上げるキング集団。
最後の1羽がスロープを上がっていきます。
こちらはキングひな一家。
ヒナがお母さんに『食べたい』アピール。それを見守っているような1羽は、他人です。
お母さんの準備が整いました。
クチバシを上手く合わせて、吐き戻し餌をこぼさないように受け渡し。
1回分終了。ちょうど、お母さんの舌がイガイガになっているのが見えます。捕らえたサカナを逃がさないようにするための仕掛けです。
クチバシを離します。いっときの給餌で2回3回と繰り返すこともあります。
ヒナは最大サイズまで成長していて、フリッパーの内側はもう幼綿羽が抜け落ちて大人の羽が見えています。それでも親に食べさせてもらいます。
広いプールを泳ぐイワトビ。このときは新型コロナウイルスの影響で入園者が少し減っていたため、水中トンネルで写真を撮る余裕がありました。
全体の様子です。一番左にいるのは亜成鳥のようです。
こちら側を向いたので、バンドが見えました。青黄です。昨冬に見たヒナでしょうか?
外見が亜成鳥っぽい個体がもう1羽。でもバンドが黄赤?黄ピンク? 旭山のカラーコードはよく知らないので、ちょっと謎です。
あ、あぶない! スロープで滑って転んだキング。クチバシを柱にひっかけて、止まるか?
頭は柱で止まりましたが、下半身はまだ滑っている!
ぐっと踏ん張って止まりました。すでに立ち上がる体勢に入っています。それにしても、両足は思ったより広く開くのですね。
よっこらせー。立ち上がって、
何事もなかったように、またスロープを下ります。この亜成鳥は2019年の写真のヒナ。シズクちゃん御子息です。
トボガン広場では、ジェンツーと一緒に人間観察をして楽しんでいました。
ところで、ペンギンは鳥なので、オシッコとウンチを一緒に出します。また、ためる構造になっておらず、いつでもどこでも出します。これくらいの勢いで飛ばします。なので、飼育場の形状と位置関係にはご注意ください。金網越しとかの場合は特に。
さて、午後の散歩。今度は大多数が出てきました。
最後にヒナが、どうしようかと迷っているふう。成鳥のメスが促すような仕草をすると、
ヒナが出てきました。
さっきのメスがヒナの隣にいますが、お母さんかどうかは不明。
ジェンツーも勢いよく飛び出してきました。
これだけそろうと壮観です。
ヒナも頑張って歩いています。
1羽がふいに立ち止まったので、団子になってしまいました。
飼育場に戻るスリープで慎重になっているヒナ。励ますような成鳥。ヒナの向こう側にいるのはお父さんだと思います。
モモタ君、背中の『穴』は健在。
亜成鳥、これからも元気に育ちますように。 |