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アドベンチャーワールド Page 8 (Page 7 のつづき)


エンペラーヒナの隣の部屋には、キングヒナがいました。8月16日生まれ、73日齢、体重10360g。中くらいのサカナを丸ごと食べます。

所在なさげに独りでウロウロしたり横になったり、寂しげに見えます。
ところで、昨年(2007年)生まれのエンペラーヒナは?

海獣館にいます。亜成鳥になっています。まだ幼児体型で、肩がなくて、ハラから足の方にかけて広がり気味です。

この時点ではまだ性別不明。
顔は黒白2色。クチバシのプレートはピンクですが、首と胸に黄色い部分色はありません。
背筋を伸ばして堂々と立っているエンペラーは、人工孵化世界で2例目にして日本初のヒナ、2004年生まれのペラ君。

どっしりと大きいので目立ちますし、黒バンドなので見分けられます。(他の個体は白)
こちらはアデリーの亜成鳥(中央)。後ろにいる成鳥と、黒白の境目位置が違います。
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ペンギンパレードに出てきたケープたち。
成鳥が巣材に恰好の枯れ草を見つけてくわえました。

「なにそれ〜」「ちょ〜だいちょ〜だい〜」と興味津々な若鳥たち。
「あかん、ワシのや」「そんなこといわんと〜」

なかなか諦めません。
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ペンギン王国内、ずらりと並んだジェンツーの巣。11ほどありました。

ここには以前砂利が入れてありましたが、撤去してプラスチックマットを敷きました。

名古屋港で使っているコンクリート製のリングよりも、自然石で囲んだ巣のほうが、自然っぽくていいと思います。
上の写真では左上に写っているイワトビの陣地。営巣地囲いの上に乗るのがブームのようです。

もちろん、巣についているペアもいます。
ジェンツーの卵が見えました。
こちらはずっと立ち上がったままで、呆然としている感じ。ペアのもう1羽は巣のすぐ横に寝転がっていましたが、交替する様子はありませんでした。これって、抱卵放棄?
これから夏に向かうペンギン王国では、換羽キングがわんさか。人工雪の積もっているエリアに集まっています。
換羽を済ませた個体は、別の場所でペンギン会議中。一足先に恋の季節です。
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王様の屋内散歩。ご機嫌うるわしく、愛嬌を振りまいています。

じつは、私は勢いよく出てきた王様に足を踏まれました。クッション感の効いた踏まれ心地でした。

しゃがんでいて背中にぶつかられた人もいて、うらやましかったです。
背中にさわらせていただきました。癒しの手触り。
ペンギン施設の視察? 仲良しどうし、ガラスをはさんで一緒に歩いたりも。

換羽が近いので、ちょっと太めのお散歩キングでした。

その他: 

ジェンツーは大多数がペアになっていました。多くのヒナの誕生が期待されます。

ここのキングペンギンはいつ見ても壮観です。ペンギン王国に42羽、海獣館に29羽、合わせて71羽いるそうです。

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October 2008



オマケ写真



幻想的な色に染まる、お散歩キング

 

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