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豊橋総合動植物公園 のんほいパーク Page 3(2012/08/29)

キングの当選確実タマゴ



右側からガラス面を見たところ。

右1枚は陸場に面した腰窓、3枚は大きな水中観察窓です。
 
右端の窓には、こんなふうにペンギンがショーウィンドウ状態で集まっていることも。
ジェンツーのみの自主展示になることが多かったです。
右側の奥の方でくつろぐキングとジェンツー。
こちらは左寄りのキング。岩穴の前で抱卵する個体が2羽。左側個体のバンドは右黒に赤、右側個体は右黒と見えます。

手前の崖っぷちに立っている睡眠中個体2羽は、部外者かも。立ち位置が、妙に抱卵個体から遠いです。
上の写真、右側のお休みキングは、岩のでっぱりを台に使ってかかと立ちしてます。
おや、一番左の抱卵キングがタマゴを気にしているようです。きっとタマゴ点検するぞ〜!
おおっ、ハラの下からタマゴが現れました。割れ始めて中身が見えています。
クチバシでタマゴの様子を確かめるようにしています。

中のヒナは濡れたようにピカピカしています。

ちょろりとはみ出ているのはフリッパーでしょうか。頭をこちら側に回して、うつ伏せになっているように見えますが?
おや、ちっちゃなフリッパー(に見えるもの)が引っ込みました。動くってことは、生きているってこと。がんばれ、ヒナちゃん。
タマゴは隠しちゃいました。首を芸術的に曲げています。
右奥にいたキング2羽、そろそろ休憩終了?


タマゴ点検騒動
さりげなく近づいた飼育員さん、左側抱卵キングをいきなりつかまえました。

つつかれないようクチバシをつかみ、もう一方の手でハラを探っています。
ハラの皮を持ち上げようとしますが、キング、ぐっと力を入れて抵抗します。
キング、さらに身体を前に倒しつつ足を寄せて、タマゴを奥の方に隠してしまいました。

いくら手でハラの皮を持ち上げようとしても、びくともしません。
あきらめたのか、飼育員さんは引き上げました。

「やれやれ、タマゴは無事やった。」

「おたく、エライ災難でしたな〜。」

「ほんまやで。」
しかし。ホッとしたのも束の間、再び飼育員さんの来襲〜! 緊張して首を伸ばし気味のキング。部外者キングは逃げていきました。

どうして無関係なジェンツーまで緊張しているのか・・・。
「無礼者、何をする!」

「はい、ちょっとどいて。」

右側の抱卵キングが移動させられます。
「なんやねんもお。タマゴ転げんでよかったけど。」憮然とする右側抱卵キング。

今度は二人でやって来た飼育員さん、画面左でキングを取り押さえました。

「タマゴが孵るんで、写真撮ってるんやな。カメラが見えたから。」
子供に解説するお父さん。なるほど、ありがとうございます。私の位置からは見えませんでした。
「あ〜、無事でよかった。」 解放された左側抱卵キング。

もちろん飼育員さんは繁殖に役立てるために記録を取っているのです。
騒ぎが収まったら、ジェンツーが戻って来ました。

何か考えているふうな左側キング。
「そや、この中に入ったろ。」

タマゴを足の上に載せたまま向きを変えて、岩穴の中に入ります。
気がつくと、右側キングがじりじりと近寄ってきていました。

「こっち来んといてや。」
「こっち来んといて言うてるのに、つつくでほんま。」

クチバシを繰り出して、ちょっとした小競り合い。
しっかり岩穴に入ってしまった左側キング。

右側キングは引き下がりました。

タマゴを抱いていても、案外移動できるものです。
そこへ、キングが3羽やって来ました。

左の1羽は部外者のようです。なんだか文句を言われているような雰囲気。
たぶん、これがペア。岩穴の前でキッチリと守備位置についた相方。

左側キングの相方は左に青バンドが見えます。ただし、なにか色を組み合わせているかも?
ですが左青、しばらくしたらお出かけ。

岩にのぼろうとするこの脚の開き方、素晴らしいですね。
お食事の時間です。

抱卵個体にはデリバリー。でも、あまり召し上がらない右側抱卵キング。

右側キングの相方は、右青バンドのようです。
「いらんのやったら、ウチがもろとくわ」とばかりにバケツをのぞき込むジェンツー。
お出かけしていた左青バンドが戻って来ました。岩の上から狙いを定めて、
エイッと飛び降ります。

「ほ〜お」と2羽が注目しています。

岩の上り下りが楽しいのでしょうか。この岩の向こう側にはちゃんと道があるのに。
左青、相方の待つ左の岩穴の前に戻りました。一緒にタマゴを点検しようとしています。
右側のペアも、相方が定位置につきました。



オマケ写真 1



もうすぐヒナが出てきそうなタマゴを点検しています。
殻の中ではヒナが鳴き声をあげているかもしれません。



オマケ写真 2



手前のお気楽な王様たちは部外者です。


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イワトビはてっぺんがお好き
イワトビは壁際の岩山てっぺんに集まっていました。
亜成鳥もいます。6月生まれ。

一緒にいるのは親のようです。
親が行ってしまっても、ヘイキみたいですね。独り立ちしてます。
こちらではてっぺんで仲良し中。
ペアでしょうか。てっぺんに小石を運び上げるのは、たいへんな作業だったことでしょう。

換羽もてっぺんで。
お食事も、てっぺんでいただきます。上と同じペア、位置が入れ替わっています。


ジェンツーも高いところがお好き
 
大きなおしりをこちらに向けて、堂々と寝ているジェンツー。わりと高いところにいます。
岩のテラスで横になっているジェンツー。

下のテラスに立っているジェンツーは、首に白線が入っているように見えます。
寝転がったまま邪魔者を追い払う無精ジェンツー。
岩場で何か気になっているような集団ジェンツー。

右手前がきっと6月生まれの亜成鳥ですね。
亜成鳥もすっかり一人前。岩の上から飛び込みだって。水面まで、かなりあります。
ゴキゲンで泳ぐジェンツー。速いので上手く写真が撮れません〜。


オマケ写真 3



気持ちよさそうにお昼寝中。


オマケ写真 4



立ち上がって、ペンギン音頭を見せてくれました。
むっちりした脚の筋肉美が魅力的。



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フンボルトはプールがお好き
 
極地動物館の外側、フンボルトプールです。
ちょっと手直しされてます。
以前は、水中観察窓の両側は全部金属フェンスでした。
写真のように、手前全部と向こう側の端から3スパン分がアクリルになりました。
右端のほうです。アクリル部分は高さが倍ほどあります。陸場にいるペンギンに手など出せないようにしたのでしょう。

ところで、陸に上がっているペンギンは1羽だけ。(マルの部分)
姿の見えるペンギンは全員水中にいました。

3回目の訪問ですが、3回とも同じ状態。しかも、泳ぎ始めるとず〜っと泳いでいて、ついに陸上の姿を見ることはできませんでした。
気持ちよさそう〜。でも見ている人間はつらい残暑まっさかりでした。


看板類
中央門を入ったところの園内地図です。

マイカーの場合は中央門か西門のPがペンギン(マル印)に近くて便利。

鉄道駅から歩くと東門から入場、アフリカ園の広大な展示を見ながら極地動物館へ進みます。
途中の案内掲示。

ジェンツーは6月2日、イワトビは6月3日に孵化しました。
エサの時間。ペンギンの場合トークはありませんが、けっこうウケています。

他の動物はエサの時間見てないので・・・。

その他:

ジェンツーとイワトビに続き、キングのヒナも誕生確実なようです。順調に繁殖しています。キングのタマゴ、もう1個もぜひ孵ってほしいですね。

キングは7羽数えました。バックヤードに入っている個体もいるのでしょう。抱卵の邪魔になるとか。

残暑厳しき折、館内は冷房しているにもかかわらず、観客が増えるとガラスの結露が目立ちます。「結露防止剤を塗ってあるのでガラスをこすらないで」と張り紙が出ていましたが。

フンボルトは全員換羽が済んだようで、ピカピカの羽と涼しげな顔をしてました。亜成鳥は見かけませんでした。

2012/08/29




オマケ写真 5



ガラスにかぶりつきで人間観察をするのが豊橋フンボルト流。でもそのポーズ、首がしんどくないですか?


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