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名古屋港水族館 Page 3　［ジェンツー屋外展示］ (2010/02/28)
	２月末ですから、南極モード照明だと夏。明るくてよく観察できます。 明るいと、ペンギンも元気そうに見えます。でも、ここの背景画は、なぜ陰鬱な曇り空なのでしょう。
	陸場の下から上まで、相変わらずペンギンがひしめいています。エンペラーは、６羽中１羽だけ陸に上がっています。 このあたりは雲の色が濃くて、嵐がくるぞ〜っ、という感じの空です。
	水の中はクリスタルな煌めき。エンペラーの体表が金属質の輝きを見せています。
	かなり時間が経って、４羽上がってきました。１羽上陸すると、他の個体も続きます。他人の様子を見ているのでしょうか。
アデリー騒動	＞＞ページ先頭
	ここは水面からの高さがかなりありますが、アデリーの飛び上がり上陸が多いポイントです。 同時に彼らのお気に入り場所でもあるらしく、水中から飛び入りした個体はビシバシ攻撃されます。 「なんやの、あんた、横入りせんといてや。」　「あつかましいやっちゃ。落としたったらええねん。」 　つつきっ！
	「そんな、せっしょ〜な〜。」　どぼん。 こんな騒動が、何度も繰り返されてました。もしかしたら、娯楽かも。
皇帝騒動その１
	とおっ、と飛び上がるも、高さが不足気味だったエンペラー。必死に足をかけて上がろうとしますが、氷ではないのでツメが効きません。 水際の白い部分、擬岩じゃなくて、擬氷とでもいうのでしょうかね。
	もがくこと数秒といえども、長く感じます。やっと陸にすべり上がりました。 ダメだと思ったら水中に戻ってやり直せばいいのですが。天敵ヒョウアザラシが追ってこなくても、常に全力なエンペラーでした。
皇帝騒動その２	＞＞ページ先頭
	ふと見ると、エンペラーが陸場の段差で腹這いになりジタバタしています。アデリーやジェンツーがひしめいている場所です。
	エンペラーが少しずつ前進しているのがおわかりでしょうか。そして、この場所の住人特にアデリーから攻撃されているのも。
	エンペラー、もがきつつさらに前進。向こう側のフリッパーを振り上げています。周囲のアデリーとジェンツーからボコボコにやられているようです。
	やっと胸から上を起こしたエンペラー。攻撃していたアデリー（左２羽）が下がりました。
	あ〜よっこらせ。何事もなかったかのように（？）悠然と立ち上がるエンペラー。 まだ苦情をがなり立てているジェンツーのクチバシが見えます。（皇帝ハラの右、オレンジ色の部分。）

オマケ写真



どうやら仲良しらしい、しかもオスとメスらしい、２羽。
じ〜っと立っていましたが、オスらしき方がいきなりペンギン音頭を・・・。

ペンギンよちよちウォーク（ジェンツー屋外展示）

	名古屋港水族館初の、屋外展示。ジェンツーの亜成鳥が、北館しおかぜ広場に出てきます。散歩も期間中毎日。 雪は長野県白馬村からの提供。 ポスターには７羽写っていますが、この日の出場は６羽でした。
	１１：３０からペンギン屋外展示開始のアナウンスがあると、会場に人が集まり始めます。日曜だったこともあるかも。 ジェンツーが会場に出てきたところ。ピンクで囲んだ部分にいます。
	ニワトリ金網で囲んだ中に、雪を盛り上げてあります。ペンギンたちは元気に走り回ったり、キョロキョロしたり。 金網の外側にはコーンとロープで柵がしてあります。
	金網の外にはプランターが。パンジーです。お花を眺めるジェンツー。やっぱり、お嬢さんっぽくないですか？
	はい、お散歩タイムです。「よちよちウォーク」、その実態は「実感・最速ペンギン」。 ジェンツーはペンギンの中で最も足が速いと言われていますが、ホントです。
	そのワケは。こうやって、エサバケツを持ったスタッフがエサを見せて与えつつ誘導しているのでした。 この状態で、コーンを立てた柵の外側を２周しました。
	お散歩には人が押し掛けていましたが、終わればこの通り、背景には人がほとんどいません。じっくりと鑑賞できます。 ペンギンたちも落ち着いています。
	落ち葉で遊ぶジェンツー。くわえたり放したりしています。 でも、飲み込んでしまう個体もいました。大丈夫でしょうか。あとで吐き出すでしょうか。
	屋外展示会場に置かれた記念撮影用オブジェ。飼育されている４種が勢揃い。

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