Aquarium 他の水族館・動物園水族館入り口へ戻る

長崎ペンギン水族館の他のページ

長崎ペンギン水族館 Page 6 [キングのヒナと抱卵ペア] 2010/11/03

全体の様子  
ジェンツーとキングがまんべんなく広がって羽づくろいしてます。
ペペちゃん紹介張り紙が、いつもの場所から移動してました。コガタペンギンの展示場につながる廊下側です。
ガラスからずいぶん離れたところに立つペペちゃん。

紹介にもあるように、バンドは上が赤、下が黄色なので、No. 13ですね。かつては無印がペペちゃんのしるしでした。
中央が、長崎ペンギン水族館での繁殖第1号キングのジュン君、2008年6月生まれ。バンドは黄黄です。

先輩に対して偉そうにしてます。が、このあとすぐに、どつかれました。

右側の大柄なキング、左だけにオレンジバンド1本してます。何番のどなたでしょう。(通常は両側に2本組のバンド)
大きな石をくわえて自宅に急ぐイワトビ。
プールタイムです。1日4回、キングを集めて泳がせます。

飼育員さんの指導に従うキングは今回あまり多くなくて、
その上、プールに入ってもすぐに上がって来ちゃいました。

腰を丸くして立ち上がろうとしているのは、ジュン君です。
今回は1羽でした、隔離キング。ず〜っと、みんなのいる方を向いて立っていました。(最初の写真の奥の方に、このキングのハラが見えます。)

ここはマカロニの区画ですが、ジェンツーも入れられてます。

ジェンツーだより
 
毛を刈ったヒツジみたいな格好で元気よく走るジェンツー。たぶん、これからオトナの羽になるのでしょう。
ジェンツーの換羽は、最初こんなふうにチャンチャンコ状態になることが多いようです。

頭部とフリッパーが先に出来上がってます。
飼育員さんとナイショ話中?のジェンツー。
潜水給餌のスタッフとジェンツー。スタッフについて泳ぐジェンツーが微笑ましいですね〜。でもすぐに・・・
ああっ、ペンギンに襲われている!と思うほど集まってきました。
給餌後もテンションが上がりっぱなしなのか、ビュンビュン飛びながら泳ぐジェンツー。
泡立つプールでプカプカ、コガタの皆さん。

残念ながら1羽減って5羽になっていました。

キングのヒナとタマゴ
 
自分の説明の前に立つヒナ。

2010年7月16日孵化。オス24(青ピンク)とメス19(赤白)の子供です。

長崎ペンギン水族館で2例目のキング繁殖。

泳げないヒナがプールに転落するのを防ぐため、飼育場の隅を2面囲って親と一緒に入れてあります。
ここまで大きくなると、まさかヒナだとは、たいていの人は思いません。

右が母親の赤白、愛称は「むっちゃん」だそうです。

外の石の上からはジェンツー(白いハラ)が覗き放題。
夫婦そろって外を眺めています。やっぱりみんなの様子が気になる?

右の方では、今まさにラブラブみたいなキングが首を伸ばしています。
ヒナちゃんがひとりで観客サービス中。

私が見張っている間、一度も親から餌をもらいませんでした。何度かおねだりはしてましたが、「ハイハイ、もうちょっと待ってや」という感じで。
囲いのすぐ外側では、抱卵中ペアが仲良くじっとしています。

抱卵しているのはメス17(赤紫)。オスは28(青茶)です。
オスのフリッパーの羽が、抜けてきている?

やっぱり翼後ろ側の羽は長いですね。
抱卵しながら足で顔を掻いています。ちょっとムリでは?

長くはやってませんでしたが、よほど痒かったのでしょう。
なぜか、抱卵ペアの周りに集まるキング。ガードに立つオスも気が抜けません。

もっとも、ここはなかなかいい抱卵場所です。二方が囲い板とガラスですから、そのぶん周囲からのストレスが少ないのです。
上の位置から90度左にまわって見ています。右側がファミリー囲い。

さっきジェンツーがいた擬岩にキングが登っています。囲いの中を覗こうとしているようです。

擬岩と囲い板でできた直角の隅には、別の抱卵個体が。のぞきキングをじっと見ています。
その手前にいるのは、仲良しなのでしょう。手をつないでいます。

擬岩の上には、なかなか諦めないのぞきキング。もう1段上がりたいようですが、足が届きません。

「え〜かげんにしときや」とでも言っているような抱卵キング。実は、相方なんです。
ほら、この通り。下りてきました。

抱卵しているのはオス26(青緑)。
でも相方の方は、右に青黄、左に青橙のバンドをしているので、どなたかわかりません。

青橙ならメス25「キョロちゃん」なんですが。私はキョロちゃんの顔を知らないし、青黄の性別は知らないので、決め手がありません。
青緑君がタマゴの点検中。ヒナがかえるといいですね。

キング、謎の行動
 
囲い板のすぐ外に陣取って、囲いの中に向かってアピールするキング。

横で見ているキングとはペアみたいです。
首を伸ばして歌ったあとは、お約束どおりストンと下を向いて反省ポーズ。でも板が邪魔で、ここまでしか頭が下がりません。

見ているキング: 「ま、そ〜ゆ〜こっちゃけど。」
「それはヤメといたほうがエエんとちゃうか〜?」 見ているキングのなんだか感心しないような表情が楽しい。

反省ポーズのあと、囲い板をかじります。すごいコワイ目をしてかじっています。何度か繰り返していました。謎です。

下は、顔のアップ。よ〜く見ると、三日月形の目がおわかりいただけるかと思います。


資料展示
 
マカロニとイワトビのタマゴ、第1卵と第2卵の大きさがあまりに違うのがオドロキです。(プレートが読めないので、文字を入れました。)
その他:

ただ今抱卵中のキングのタマゴは、10月中旬以降に産卵されたそうです。野生だと遅生まれは冬を乗り切れないので育ちませんが、飼育場内なら大丈夫。ヒナが生まれますように。有精卵であることを祈ります。

ご長寿ペンギンのペペちゃん、お気に入り場所にファミリー囲いが作られたので、立ち退くことになってしまいました。でも今年もお達者な様子で何よりです。これからも穏やかに過ごせるといいですね。

今回の訪問の目玉は、キングのヒナと「ふれあいペンギンビーチ」でした。ビーチの様子は、別ページにまとめて掲載いたします。

2010/11/03





オマケ写真

上で紹介したペア(たぶん)。ファミリー専用スペースの下見なのかも?。


Page 5  Page 7  長崎ペンギン水族館訪問記一覧


水族館入り口へ戻る ペンギンかるた その他 写真コーナー リンク 掲示板入り口

Top Page