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室蘭水族館 Page 1  (2013/08/21) 

真夏のきれいどころ大行進

ペンギンプール
嬉しいペンギンとアザラシのお出迎え。顔が謎なのはご愛敬。

室蘭水族館のシンボルマークは、上の真ん中にあるピンクのサカナ。アブラボウズ(の幼魚)です。
券売所には、ペンギン行進時間 11:00、15:00 と案内が出ています。
ゲートを入って左手に、プールが4つ並んでいます。

門に近い方(左手)から、アザラシ、ペンギン、アザラシ女子、アザラシ男子。

ペンギンプールには、氷を模したような白い部分があります。
2羽出ています。

これから換羽に入る個体と、換羽済みらしき個体。
フンボルトペンギンの説明と、「換羽中」のお知らせ。

「病気じゃないよ」と、可愛いイラスト。
2羽揃って泳ぎ始めました。

飼育棟の壁には、謎カワイイペンギンさんのイラストが。のちほど拡大写真をお目にかけます。
2羽だけ?と思いつつ、プールの右側の通路に入ると、個体紹介がありました。

なんと、9ペアプラス3羽で総勢21羽ですって。

なお、写真の下段左から2つめは、エサ狙いカモメのペアです。
ゴトゴト、カタン!と音がしたのでプールを見たら、追加が1羽出てました。

出入り口のフタを上げ下ろしする音だったのです。
先に出た方が壁沿いに移動して、同じ出口からお次がもう1羽(手前)。
トコトコと陸場を歩いて行きます。

太いパイプから掛け流しの水が豪快に落ちています。
どちらも換羽直後の白顔が涼しげです。
先発の2羽も上陸。
館内を回ったりトドのショーを見たりして、戻ったら5羽になっていました。
このモサモサの個体が追加されたのですね。



オマケ写真 1



日差しが強烈な日は、プールが一番。仲良しの2羽、いかにも楽しそうに泳いでます。




フンボルトペンギン大行進

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奥の方からペンギンプールを正面に眺めた様子。

左が本館、赤いコーンで仕切ってある人工芝マットが、ペンギン専用の道です。

ペンギン道の右側はフェンスになっていて、中には豆汽車などの遊具があります。
上の写真では惜しくもはみ出していますが、ペンギン道終点の遊具側にはプラスチック製の小さな滑り台が。

「ペンギン専用のスベリ台です。お客様はご遠慮ください」と札がかかっています。
これがペンギン専用通路。

右側の柵には、プール脇のとは別の個体紹介パネルが並んでいます。のちほど紹介します。
大行進の準備が始まりました。

塩ビパイプで組んだ1階建てジャングルジムのようなものがコース上に。

そして、じゃんじゃん水を撒いています。

なにしろ、この日は暑くて。大行進も短縮コースとなりました。
さて、出てきました。

このあたりも、マットにたっぷりと水が撒いてあります。
ほとんどが換羽を終えたばかりのきれいどころ。色白の涼しげな顔をしています。

13羽が参加しました。
まっすぐに伸びた道には、こんな障害物が設置されています。

まずはハードル。一番奥の個体が、ちょうど飛び越えたところです。
半数は行っちゃいました。残った個体はなかなか飛び越えられません。

じょうろの水をかけて励ます飼育員さん。

横からズルする個体はほとんどありません。マジメです。
無事にハードルをクリア。水影をお供に、次は迷路を目指します。
ネットで仕切った迷路の正解は2通りあります。

誰も迷わず、どちらかの正解経路を進みます。

というか、先頭がわかっているだけかも?
ここまでの様子を動画でどうぞ。

Movie 182
元気よく進みます。

ところで、飼育員さんが手にしているじょうろは小さいですが、各所に水バケツがスタンバイしていて、補給できるのです。
お次は室蘭名所『白鳥大橋』を渡ります。
先頭が立ち止まって、渋滞が発生。
暑さのため、半分で折り返し。きっと、いつもはスベリ台の所まで行くのでしょう。

折り返し地点ではおやつが出ます。飼育員さんの後ろにはペンギンの紹介パネルが見えます。
おやつを出しつつペンギン解説。

時節柄、換羽のお話しが。もちろん、この換羽中個体は絶好の実物標本。

温帯ペンギンだからといって暑いのが平気なわけではないとのこと。納得。
帰り道です。飼育員さんの予告通り、帰りはズルする個体がいます。

右端の2羽、橋を渡ってません。
ま、細かいことは抜きにして。
でもやっぱりズルすると注目されます。
足取りも軽く、
シャワーを浴びながら、
おうちへ帰っていきました。



オマケ写真 2



日差しは強烈ですが、水たまりに映る影が、涼しげ。




ペンギン紹介パネル

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豆汽車などがある遊具場の柵には、ペンギンのプロフィールが。
左側から読んでいきましょう。

人なつっこいポポ

IQ5? マサムネ
元祖イタズラ好き トラ

ミス ペンギン村 アヤメ

軍手好き ユリ
きまぐれペンギン ムサシ

自由気まま ツバキ

まんまるおめめ スミレ
わがままペンギン ジン

一番でっかい ナガト

一番ちっちゃい タンポポ
よきパパ ケンシン

みんなにやさしい ウメ

夫よりたくましい ボタン
イケメンペンギン ケイジ

ペンギン村の村長 ノブナガ

顔はかわいい イヴ
一番こわがり アオバ

漢(おとこ) ヤマト

目が赤い ヒマワリ
イタズラ好き クルミ

なお、クルミちゃんは他人の紹介写真にかなりの度合いで写り込んでいます。

植物の名前が女子かと思いましたが、ツバキはオスだそうです。オスの名前には武将シリーズもあるようです。



オマケ写真 3



帰りは橋を渡らない個体がいるのは、ウケを狙っての演出かも。ペンギンならではのやり口です。




ペンギン成分

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駐車場から水族館を眺めたところ。

外に面した建物の壁やブロック塀に、ペンギン成分が。白矢印箇所を、左からどうぞ。
一番左。お友達ペンギン。
真ん中。アザラシと仲良し。
右。右端に小さく描いてある旗を持っているようなのも、ペンギン?
遊具広場の豆汽車トンネルに、汽車ペンギン。
再掲です。ゲートの立体オブジェ。
裏側も、ちゃんと整ってます。
ペンギンプールのペンギン舎。壁に掛かっていたのは、このイラスト。

謎ペンの両側に並んでいるのは、サボテン?
水族館本館の入り口脇。
ただし、ゲート側から見ると、本館はすっかりアブラボウズです。
メリーゴーラウンドの頂上。

観覧車のゴンドラ、ドアにはアザラシがペイントしてあります。

ペンギンもあったかもしれないけど、気がつきませんでした。
無料休憩所の前、レトロな遊具の一つ。

その他のお楽しみ

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本館の展示。

「車窓型展示水槽は現在では数少ない昔ながらの貴重な展示形式です」と壁に説明がありました。

「1953年の開館」、「北海道最古の水族館」とのことです。

天井から下がっているのは、ミンククジラの模型です。
ペンギンプールの右隣、ゼニガタアザラシ女子プールのサツキちゃん。

得意技は、これ。お食事タイムには、抱えた風呂桶を叩いて催促。正統派「ケロリン」桶です。

食べるのに夢中になると桶を手放してしまいます。「サツキちゃん、オケ持って」と指示されると、ちゃんと取りに行きます。
お隣の男子プールのお食事を食い入るように見つめるサツキちゃん(手前)とその母(たぶん)。

お食事は済んだけど、まだ足らないのですって。コンクリート壁と自分の腹を、バンバン叩きます。

その甲斐あって、追加を投げてもらってました。
休憩所の隣では、名物「つぶ焼き」を焼いてたりします。つぶ(巻き貝)を殻ごと焼きます。

これは「つぶおでん」。イケます。


その他:

暑さのため観覧車は運休、ペンギン大行進もコース半分で実施となりました。気温は30度くらいかと思いますが、日差しが厳しくて。でも日陰に入れば涼しい風が心地よかったです。やっぱり関西とは違います。

行進コースにはペンギンの足裏を保護するマットを敷き、さらにたっぷり水をまいて温度を下げ、ペンギンたちにも水をかけて暑さを和らげていました。口を開けて暑そうにする個体はいませんでした。


アザラシは、ゼニガタアザラシが主力。このあたりの海にはたくさんいる種類です。給餌タイムでは、豪快なアザラシのお食事風景が楽しめます。
サツキちゃんの「ケロリン桶」叩きの動画をどうぞ。 Movie 181

芸達者なトドのマリンちゃんのショーもお見逃しなく。ひとりで何種目もこなします。字も書けます!

運がよければ、瓶の蓋を回して開け中のエサを取り出して食べる器用なタコのパフォーマンスも見られるかも。


1953年開館の歴史ある水族館。敷地は、かつて鯨の解体作業場だったそうです。所在地名の「祝津」は、おたる水族館と同じですね。

水族館の向かいには道の駅があり、展望台から白鳥大橋を間近に眺めることができます。施設は作品展示と資料コーナーが主で、レストランはありませんでした。軽食コーナーでパンとホタテ玉焼き(たこ焼きのホタテ版)をお昼に食べましたが、パンはすぐに売り切れてました。

2013/08/21



オマケ写真 4



スッキリお顔の換羽終了姿。夏もそろそろおしまいです。


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