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京都市動物園 Page 3 (2009/09/17)

秋晴れの午後、巣穴エリア(対岸の奥)から出てきた1羽。
残り全員は観客側のフェンス際に勢揃い。この写真には7羽しか入っていませんが、トータルで9羽います。ペア4組と若鳥1羽です。

たいていはペアごとにくつろいでいます。
上陸段に陣取る若鳥くんは5月下旬生まれ。親はハッカ君とワサビちゃんです。
若鳥くん、何だか寒そうなスタイルで独り固まってしまいました。
仲良しペア。

飼育員さんのお話では、ペアの一方が死ぬと、もう一方はガックリきて元気がなくなり、あとを追うように死ぬことがあるそうです。もちろん再婚もアリですけど。
「と〜ちゃんハラへった〜、な〜、ハラへったて〜。」

2:45からのお食事時間が近づきました。腹時計でわかるのでしょうか、若鳥くんが父親ハッカ君にエサをねだりはじめました。
「あかんか。」

若鳥くん、様子を見ています。困ったようなハッカ君の顔。なお、ハッカ君は換羽中です。
「と〜ちゃん、何かおくれ〜ハラへった〜。」

あきらめない若鳥くん。ますます困り顔のハッカ君。横にはお隣さんがいるし、前はフェンスだし、後ろはプールだし、逃げ場がありません。
そこに、バケツを持った飼育員さん登場。給餌ポイントへ駆けつける集まる皆の衆。

若鳥くんは押されてプールに落ちてしまいました。
端から次々と飛び込んでいきます。おや、換羽中のハッカ君まで。(背中がはげている)
今日は生き餌デー。コイの稚魚4キロを、1度に数匹ずつ投げ込んでいきます。

凄まじい勢いでコイを追いかけます。一瞬で追いつき、くわえちゃいます。
「やっぱり生き餌はたまりまへんわ。」ハッカ君、換羽中でも素早い泳ぎでご馳走をゲットしていました。



イワトビの部

こちらはおとぎの国。隣のガチョウ・アヒルが気になるペンちゃん(たぶん)。
巣小屋前に寝転んだりして、2羽ともなかなかプールに出てきません。ギンちゃんです。
辛抱強く待っていると、あれ?なにこれ〜。

ペンギンプールの水をガチョウプールに落とすオーバーフローの穴から、ガチョウさんがのぞいています。落ち葉が水面で動くのを、エサだと思ったようです。
ようやく腰を上げたイワトビ。観客の声援を受けつつ、なかなか思い切りませんでしたが、
ついに決断。してからも、何度もためらっておりました。
いったん飛び込んでしまえば、とても気持ちよさそうです。今度はなかなか上陸しません。

その他

生き餌を与える試みは、ペンギンのQOLを高める効果があるのはもちろん、観客にとってもいいことですね。普段見られないペンギンの活発さが見られます。

今のところ、木曜日だそうです。寒い季節には土曜や日曜に行うそうなので、事前確認を。なお、生き餌の入荷状況にもよるそうです。

ここのフンボルトは観客側の柵際に集まる傾向があります。ここは砂地になっているので気持ちがいいのかも。そして、飼育員さんによると、がやがやと観客が並んでいるのが、集団生活をする彼らにとっては群れが大きく感じられて安心できるのかも、ということです。

イワトビプールには「換羽中」の張り紙が出ていました。1羽が換羽後で、たぶんギンちゃん。これから換羽らしき方がペンちゃんと思われます。顔の違いは覚えたのですが、名前と結びつきません・・・。

September 2009


オマケ写真



とぷん。軽く真っ直ぐに飛び込んだら、水がフレアーになってラブリー。


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