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海遊館 Page 9 [イワトビひな] (2010/06/29)

いつも賑やかなキング陣営。首を伸ばしたり、小競り合いがあったり。婚活シーズンです。
どういうご関係の皆さんかは不明ですが、キッチリ1列になっている3羽。

その右には・・・、
遅生まれ(12月生)ヒナちゃん改めもうすぐ亜成鳥。こんなところにへばりついています。まだ群れに馴染んでないようです

ここは鏡張りの壁とガラスに挟まれていますし、陸地は狭くて一方が崖なので、独りになりたい向きには好適地。
広い場所では、キング三者会談が進行中。
あ、中央のあの黒い顔は〜。
昨年夏生まれの亜成鳥です。どちらのヒナだったのでしょう。
平地で休憩中のアデリー。
たいていは水際にいて、「行くで〜、行くで〜」と飛び込む素振りで観客の注目を引きつけています。

ところで右上をよ〜くご覧ください。アデリー抱卵第1現場でございます。
こちらはアデリー抱卵第2現場。いずれも、中央あたりの奥(壁際)の少し高いところに巣を構えています。
アデリーの巣の左下あたりに、さっきの孤独を愛するキングが。ヒナの頃から馴染んだ場所に戻ってきています。

綿羽が首の周りと背中上部に「たてがみ」のように残っています。
寝転んで雪で遊んだりしていましたが、
本気で寝てしまいました。
さらに左に行くと、ジェンツーの縄張り。2組抱卵中。たぶん、1月に境界の話し合い?をしていた2組でしょう。
右側の巣です。どちらも卵は見えませんでしたが、ヒナの誕生が待たれます。


イワトビひな人工育雛中
 
特別展示窓には、イワトビのヒナがいました。
イワトビの卵は重さ約110g。キングの卵も参考においてあります。

「ヒナはこの卵から生まれました」と、卵殻も展示されています。孵化時の体重は80gほど。

積んである棒状のものは、巣材です。海遊館ではヨシズをほぐして切ったものを提供しているそうです。
窓の向こうの水槽に入っています。

寝ているかと思えば、元気に動き回ったりします。左ヒナはベビーベッドの外が気になっているようです。
右ヒナもベッドのフチを乗り越えようと奮闘努力していましたが、温度計にもたれて休憩中です。
左ヒナ。
これも左ヒナ。こちらの方が写真撮りやすい位置だったので。
お食事タイムです。水槽から出るとクッキリ見えます。もうイワトビの顔してますね。

メニューはシシャモ3枚おろし身小片。
途中で遊んでしまいます。
でもやっぱり食べる。首の伸び具合では、キングヒナにかないません。
食事が終わりました。飼育員さんは奥で作業をしています。2羽ともそちらを見ています。

その他:

キングの遅生まれヒナは、かなり速いペースで亜成鳥へと変身しているようです。人の手で育てられたからでしょう、群れにとけ込むには時間がかかりそうです。自分と回りとは別の生き物だと思っているかも。

キングの成鳥は換羽を終えて恋のシーズン。すでにペアが2〜3組できているようで、小競り合いも多く見られました。

イワトビのヒナ特別展示は期間限定で、モコモコのヒナの間だけです。このところイワトビは原則バックヤード飼育になっているようですから、次はいつお目にかかれるかわかりません。



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