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エディンバラ動物園 Page 3 (2013/09/20) 
3月14日ペンギンプール新装オープン、『ペンギンズ・ロック』

PeNGUINS ROCK

前回来たときは改修工事中で閉まっていた入り口。今回は大丈夫です。
ペンギンプール、入り口の様子。「PeNGUINS ROCK」の文字がゲートになっています。

プールを渡る橋は前と同じですが、大きな変化がありました。のちほどお目にかけます。
入り口脇の案内看板。
入ってすぐのスペースで右を見下ろすと、キングが4羽くつろいでいました。

あと1羽は、サー・ニルス。ちょっと離れたところで寝転がっていました。
対岸では、ジェンツーのフリッパーバンド付け替え作業中。イワトビが見守っています。

以前はこんなふうには見えませんでした。なぜなら、橋もプールの周囲も、高い格子フェンスで囲まれていたからです。
今度は左の方を見てみます。

観察広場という感じ。プール側は低い壁で一部アクリルですから、ペンギンがよく観察できます。
この広場には、ペンギンの動作についての説明が。これはイワトビ看板。

Penguins at Play
WADDLe, HOP + SLIDE
イワトビの向こうにはジェンツーとキングの看板も。

ジェンツーの方が PORPOISING
キング看板はDIVING

左手に見える茶色い塀の向こうはクレイシプール。
クレイシプールの眺め。以前はイワトビがここにいました。

今は給餌や水泳の訓練を受けるお子様ペンギンがいないので、使われていません。
クレイシプールの壁には、こんな解説展示があります。動かせます。
観察広場に立って左から右へとメインプールを眺めてみれば。

南東端です。丸窓の下は、通路からの観察窓になっています。これは旧のまま。

このあたりは、以前は大きなグリ石が転がる荒れ地ふうエリアでした。巨石も並んでいました。
滝があります。企業がスポンサーになっています。
橋本体は架け替えていませんが、両側が低いアクリルになったので、下が見下ろせます。
これが改修前の様子。両側の高い格子フェンスに視界が遮られていました。
今度は橋の入り口から右手の眺め。

陸場の巨石は、従来あったものを使っているようです。
さらに右。通路沿いは以前と同じ高い格子フェンス。

この通路をペンギンがパレードします。

対岸に見えている資料展示小屋はそのまま残りましたが、内部が整理されました。
橋の上からは、ジェンツーの群泳を見ることができます。

改修でプールの底がきれいになったので、スッキリと見えます。
南東端の階段を下りてペンギン敷地の外に出ました。

ペンギン敷地の裏手にパンダ舎があります。ちょうど人が歩いて行くのが見えます。
(この日は運動場でのパンダ公開はなかったので整理券必要なし。個室だけ見られましたが、すいていました。)
プールの端、丸窓の下にある観察窓です。

以前プールの底に取り付けてあったコンブのようなものはなくなりました。

壁の塗装が明るい色になりました。
観察窓の横にある、「ペンギンの羽」説明板。




オマケ写真 1



独り静かに休息中のサー・ニルス。遅れて換羽に入られたもようです。
バンドの色が紫に変わりました。以前はオレンジ色でした。



オマケ写真 2



すい〜っと流れるように泳ぐジェンツー。
きれいになったプールが気持ちよさそうです。



一 覧


ペンギン観察

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最年少キングのマクリーン君の父上。換羽中でタレペンギンと化しております。
こちらは同じく換羽中のサー・ニルス。キッチリと足をたたんでフリッパーを巻き込み、威厳を保っておられます。

その向こうの換羽ジェンツー、ハリネズミみたいな装いです。
サー・ニルスの正面に回りました。鉄格子フェンスのスキマから写すので、縁が黒くなってしまいます。
ジェンツーの集団遊び。

丸窓下の細い通路に駆け込み、
走り抜けます。泳いで元の場所に上陸、また走ります。

それだけなんですが・・・。おもしろいのでしょう、きっと。
もちろん全員が参加するわけではありません。近くでのんびりしているジェンツーも。

このあたりも、格子フェンスの下の方にアクリル板が取り付けてあります。

ペンギンのフン除けです。

改修前のことですが、ペンギン敷地ぞいにできるパンダ見物の行列がイワトビの「フン攻撃」に襲われたから。
橋の近くにあるイワトビの陣地。
岩の上がお好き。
滝の水で遊ぶジェンツー。

この滝は、ある企業がスポンサーになっています。
出歩くイワトビもいます。
すごい眉。換羽中です。黄色い羽が浮いているので、眉が極太に見えるのです。

観察広場の柵に向かって立ち、換羽の実物展示モデルになっていました。
上陸して一休みするジェンツー。
ペンギンプール裏手に回るところ。塀にはペンギン全種一覧。「ペンギンの体長のはかり方」が解説してあります。
プールの北西端で遊ぶジェンツー。奥の水色っぽいところには水が流れているのです。
橋のゲートと反対側から。

パレードでは、向こう岸の格子フェンス沿い通路をペンギンが歩きます。左から右へ進み、芝生広場を反時計回りに回ります。
ペンギンのお食事メニュー。カフェのメニューみたいで、オシャレすね。3食とも同じで選べないんですけど。

オレンジ色のスペシャル書きのところには、「すべて手渡し給餌」と書いてあります。

ジェンツーとキングにはタラ科の、イワトビにはニシン科のサカナ。

スナックは、オキアミ、ニシン科のサカナ、イカのばらまき給餌。
キングたちは、あまり動きません。それでもちょっと水際に近づいてきました。
小石が気になり中のイワトビ。
いかにも所在なさそうなキング。

換羽中のジェンツーが、行き倒れみたいなポーズ。
なぜか足があまり黄色くないジェンツーが多いです。
サー・ニルスが立ち上がっておられます。
2:15からのペンギンパレード、2時すぎから場所取りが始まりました。

前列でしゃがんでいたら、「カメラのレンズをペンギンがつつくから、立った方がいいですよ」と動物園ボランティアさんに注意されました。

来ました!ジェンツーです。キングは休場の模様。
あっという間に通り過ぎます。

広場を1周しますが、大した距離ではないので忙しい。

一眼レフなら短いレンズがオススメです。すぐ近くを通ります。
屋外でこんなにジェンツーが集まっているのは、日本ではちょっと見られませんね。

淡い色をしたジェンツーがいます。名前をスノーフレイクといいます。今年はやや色が濃いめのようです。
飛び込むジェンツー。
向こう岸で給餌が始まりました。カモメも参加しますが・・・
こんな大きなサカナをしっかり手渡ししますから、よほど油断しない限りカモメに持って行かれることはないのでは?

イワトビには小形のサカナが用意されていますが、他人の物はよく見えるみたいなイワトビも。
特大なので、お一羽様1匹限りです。
こちら岸のキング。あれ?そういえば、キングは食べさせてもらってなかったような・・・。


その他:

ペンギンプールの大改修工事が終わり、『ペンギンズ・ロック』としてオープン。春にはペンギンたちが戻ってきました。

工事の間、124羽いたジェンツーは園内に一部、他園に多数が仮住まい、50羽が転出しました。エディンバラのジェンツーはこれまでに世界各地にお輿入れしています。名古屋港水族館にもいますよ。

キングの仮住まいはイングランドのコッツウォルズ(グロースター州)にあるバードランドでした。イギリスではこの2園でキングを飼育しています。バードランド訪問記はこちら

イワトビは27羽全羽が園内の別の場所で過ごしていました。


前回訪問した2011年5月には、キングが10羽いました。今回はオスばかり5羽になっていました。高齢化対策と繁殖の面からも、若手新人が求められるところです。

今回のリニューアルで最大のポイントは、観察しやすくなったことです。以前の細かい格子ごしでは、写真を撮るのでなくてただ見るのでもつらい状態でした。

あちこち剥がれてジェンツーのオモチャになっていたプールの防水塗装も、もちろんきれいになりました。ただし、自然ふうの荒れ地エリアはなくなり、陸場は全面舗装に。最近の傾向とは異なる方針ですね。

資料展示があった小屋は、中の展示が整理されて観察小屋という感じになりました。繁殖期にはジェンツーの営巣エリアが近くで見られます。


ところで。エディンバラ動物園は斜面に広がっているので、てっぺんまで登るのはタイヘン。そこで、この写真の Hilltop Safari (ヒルトップサファリ)。無料で頂上まで乗せてもらえます。14人乗り、所要時間は30分ほどで、解説付き(英語)だそうです。実は、まだ乗ったことがありません。



2013/09/20



オマケ写真 3



滝の水を楽しむイワトビ。飲んでます。
ジェンツーは、さっきまで滝に打たれて修行していたのです。



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エディンバラ動物園のペンギンデザイン

今回見かけた非生物ペンギンたち

動物園前のバス停横に翻るペンギン幟。

お土産売り場に置けば売れるのに。(と思うのはペンギン狂の日本人だけ?)
動物園入り口のペンギン看板。

「100」とあるのは、エディンバラ動物園100周年。

初めて訪問したときは、ロイヤルスコットランド動物園協会(エディンバラ動物園の運営団体)100周年でした。
ペンギンプールを囲む板塀には、セレブペンギンの紹介があります。

ジェンツーの「スノーフレイク」。1996年生まれ。オスで、繁殖もしています。

通常なら黒い羽が、グレーベージュ。アルビノではなく、遺伝子変異による淡色化と思われます。

なくてもわかるからか、フリッパーバンドはつけていません。
イワトビの「ルーベン」。2003年生まれ。5年ぶりの繁殖で人工育雛個体です。
ご存じ「Sir Nils Orav」。1972年にノルウェーのロイヤルガードのマスコットとなり、その後名誉連隊長にまで昇進。2008年にはノルウェー国王Harald 5世よりナイト爵を授けられました。

年齢に驚かないでください。現在のサー・ニルスは2代目です。

写真は、来園したノルウェーのロイヤルガードを閲兵するサー・ニルス。
ペンギン敷地の南東端にあるペンギンシルエット入りフェンス。

水中観察窓の近くです。
飼育場の北寄りにある、仕切り。この向こうは、パレードに出るペンギンの控えスペースです。
飼育場内のドア。飼育員さん専用。
キングの婚活について。資料展示小屋付近。
  誰のタマゴ?

イワトビとジェンツーは2コ、キングは1コ、産卵します。
ペンギンパレードの案内看板。ペンギンズ・ロックのゲート近く。

PeNGUIN PARADE 2:15 とキングがご案内。ペンギン関係のロゴは統一デザインで「e」が小文字になってます。
カワイイでしょ。こんなペンギンが、ペンギン敷地のあちこちに潜んでいます。
隅っこにもいますよ。探してみてね。
ジャングルカフェの前には、ピングーみたいなペンギン遊具がありました。乗った子供がペンギンのアゴに頭ぶつけそうですが・・・。
このシトロエンが当たります。(イギリス在住者のみ)

ペンギン保護活動のための資金集めに、1ポンド富くじ実施中。

車を提供するシトロエン社はスコットランド動物園協会のサポート企業なのだそうです。
「このクルマを当てるがよい。」 広報活動する王様模型。



オマケ写真 4



ペンギンプールの長さは65メートル、最深部で3メートル50センチ。ヨーロッパ最大だそうです。

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