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越前松島水族館 Page 13 ペンギン散歩日和

フンボルトのお散歩

お食事のとき、いつも滑り台を歩いて下り、そこで待っている個体がいます。
細長いイカナゴ。ビタミンサプリ入り。冷凍品を解凍すると栄養分が減ってしまうからです。

でも、冷凍品は安定供給されるし、冷凍することでサカナにいるかもしれない寄生虫をやっつけられるというメリットもあります。
いつもテラスでお食事をする個体。超スピードで階段を駆け上がります。
お食事をしている様子で、その時のお散歩メンバーが選抜されます。今回は7羽。少ないと3羽のことも。

「はい、キミ当選」と、お散歩要員控え室に入れられるのです。ここは2枚の扉にはさまれた小さなスペースです。
扉が開いて、いっせいに出動。フンボルトもなかなか上手く集団行動ができてます。
白いペンギン道を、ちょっとそこまで。

先導の飼育員さんを追い越してしまう個体もいます。道の両側には人がぎっしりいるので、横道にそれる心配はありません。
お散歩広場のステージに自発的に上がっている2羽。

ペンギンに触れることはできませんが、ステージの後ろに立って、広場の反対側から撮ってもらえば、「ペンギンといっしょ」写真が出来上がり。
ほとんどは餌バケツを目印に飼育員さんを取り囲みます。

この間に、ペンギンのサカナの食べ方など詳しい解説があります。



オマケ写真 1



ペンギンランドのサボテンプール。冬枯れの草が、天然っぽい雰囲気を出しています。

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キングのお散歩

散歩でっせ〜。飼育員さんが呼びに来ると、ぞろぞろと移動します。
ここはお散歩控え室。写真右下に見えているのは、浅い消毒槽です。ペンギンは出入りのときに自分で足を消毒します。(ただ歩くだけ。)
いよいよ外側の扉が開きます。期待に満ちた様子の先頭個体。ハッちゃんでしょう。
飼育室の中がよく見えるよう、廊下は暗くなっています。でも彼らは全く気にしません。

さすが、自然界だと300メートルくらい潜ってしまうキング、暗くても見える。
長いスロープを一列になって下ってきたキング。

お散歩のときは、このスロープと出口はペンギン専用になります。すぐ隣にある別の出入り口からどうぞ。
固まって外を歩きます。あちこち見回しながら、気ままな足取り。
さらに歩いて、お散歩広場に到着。フンボルトよりもずっと長い距離を歩きますから、長い時間楽しめます。
キングの場合はお散歩広場でおやつは出ません。それでもちゃんとやってくるのは、楽しいからでしょう。
左のハッちゃんにラブ歌を歌うヨン君。ハッちゃんはかつて飼育員さんに向かって歌い大ウケしていましたが、
ちゃんとヨン君の歌に応えて、「鳴き交わし」を実演してくれてます。
残りの男子3羽は、いかにもヒマそう。
ではここらで帰ります。帰りもまとまってぞろぞろ。
は〜今回もうまいこといけたな〜。クチバシの角度が、いつ見ても満足げです。
縁石からはみ出ているのは、ゴバン君。でも、ちゃんと乗り越えて合流しました。
また暗い通路に入ります。

ここまで追っかけてくる見物人はほとんどいませんので、独占状態。別の入り口から入り、階段を上がって先回りすると、
スロープを上がってきたお散歩キング団を待ち伏せすることができます。ペンギンの通過中は、この位置より前に出ることはできません。

一行は足を消毒して控え室を通り、
内側の扉からプールにご帰宅。イワトビがお出迎えしてます。
運動のあとは一風呂あびることも。飼育員さんに促されて飛び込むキング。
階段を下りて1階から見上げれば、ペンギン型風船のような姿が見られます。
水面をゆらゆら漂う個体も。



オマケ写真 2



入ろうかな〜、やめとこうかな〜。
観客をやきもきさせるイワトビ亜成鳥、末っ子のオレンジちゃん。じつはまだ性別未判定。

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ぺんぎん館

泡をなびかせて、ジェンツーが優雅に泳ぎます。
トンネルの部分を、ガラスに沿ってすう〜っと上昇。
みんなにつられたのでしょうか、イワトビも泳ぎます。精悍なスタイル。
鏡の前のキング集団。ペンギン音頭をおどっているのはハッちゃん。
おや、イワトビも「鏡よ鏡」やってます。

ハッちゃん、今度は胸の羽繕い。奥の隅のほうでは、男子同士で仲良くしている雰囲気。
お気に入りの擬岩に上がっているイワトビ。右はオレンジちゃん、左の大きな個体はお父さんです。
オレンジちゃんのお兄ちゃん、紫君だと思います。目があまり赤くありません。
プールサイドで丁寧にお辞儀をかわすジェンツーガールズの青と赤。
女子同士で仲良くしているみたいです。
渚の美少女ふうにおすまし。
鏡前の奥の方では、ロク君(中)を巡ってヨン君(左)とゴバン君(右)が恋のさや当て。

ロク君が高らかに鳴き終わったら、すかさずヨン君が歌い始め、負けじとゴバン君も首を伸ばしました。
どうもロク君はゴバン君のほうをひいきしているようです。
あきらめずにまた歌い始めたヨン君を、ゴバン君が首を伸ばしてつつきます。あくまでも自分の立ち位置を変えないで攻撃するのがおもしろい。
ヨン君を追い払い、二人きりになって鳴き交わすゴバン君(左)とロク君(右)でした。
鏡に映った「キングペンギン」がすぐ横で首を伸ばして歌っていても、彼らは気にしません。ってことは、少なくとも関係ないとわかっている?
すみっこでいじけているようなゴバン君、イワトビ岩の前で仲良くするゴバン君とロク君、そしてそれを見ているハッちゃんが左端に。
お騒がせトリオが行ってしまい、自分の世界に浸るハッちゃん(右)と、ひたすら昼寝するハッちゃんの父サン君。
お掃除が始まり、飼育員さんの動きを見つつ避難して歩くハッちゃん以外の4羽。

ハッちゃんはお掃除平気です。
お掃除現場から一番遠いところまでやって来ました。プールの反対側です。
ゴバン君はハッちゃんと並んでよく泳ぐ個体です。

左隅に写っている擬岩の近くで「にぎり寿司」みたいな恰好をして寝転んでいることもよくあります。探してみてね。
ところでこれは、水族館エントランス棟の、駐車場側の壁。

このキング写真は、あちこちの印刷物でお目にかかります。シールもあります。反転して使用されていることも。探してみてください。


その他:

足を療養中のイッちゃんは、ブラインドを下ろした別室でゆうゆうと暮らしているそうです。

ハッちゃんとヨン君がお互い気になっている様子でしたが、まだ本格的な恋のシーズンを迎えていないので、この先はわかりません。

相変わらずロク君は男子にモテています。イヤーパッチの色がひときわ濃いのが、人気の理由かも。

3月も下旬となり、換羽が近づいてきたキングは少し動きがゆるくなってきたように見えます。ゴバン君は「ワシは残るで〜」という素振りで集合せず、いざみんなが出かけるときになると、慌てて追いかけてきました。

2012/03/27




オマケ写真 3



「よせよ、オレたち仲良しと間違われるじゃないか。」 「それはこっちのセリフだぜ。」


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