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ベルゲン水族館 (ノルウェー) Page 1  (2012/11/08)
Akvariet I Bergen

北欧のペンギンたち

ベルゲン水族館の入り口看板。

市街中心部から離れた岬の先端部にあります。周りは住宅街。
上の看板から右に入り、細長い屋根の下を進むと、水族館入り口。

入り口はチケット売り場を兼ねたショップになっています。
ショップの建物を出ると広場になっていて、右前方にペンギンプールが見えます。ジェンツーです。


下: 柵に近づいて同じ場所を写しました。プールの中に仕切りフェンスがあるのが見えます。
広場からペンギンプール全体を見たところ。右の方から入ってきました。
柵に沿ってベンチがあったり、石が置いてあったり。ペンギンもあります。
後ろに見える赤い屋根は館外の建物です。

下: 畏れ多くもペンギン様の口にゴミなんぞ入れられるわけがありません。ペンギン中毒者を見分けるための「踏み絵」か?

白いハラが回収扉になっています。向かって左にヒンジが、右に鍵穴が見えます。

冬季で入館者が少ないためか、広場に面したカフェはお休み、屋外の椅子などもたたんであります。


ペンギンゴミ箱のあるコーナーを回り、プールの柵に沿ってもう少し進みます。

プールは中央の岩山を取り巻く形になっています。
さらに進みます。ジェンツーは25羽ほど数えられました。

このリング巣台は世界共通なのでしょうか? 名古屋港水族館でもエディンバラ動物園でも見ました。
一番奥まで来ました。

掛け流し露天風呂みたいなスタイルで四角い囲いから水が周囲に流れ出ています。何でしょう?

奥に見える白い屋根の建物がショップです。
上の写真の左手。イルカ泳ぎしてます。
この白/黒バンドと
黄/緑バンドの2羽だけが元気に泳いでいました。

水中の配管が気になるらしい黄/緑。なんだかカメみたいなポーズ。
その他は、みんなほとんど活動しません。
じ〜っと立っているか、
ぼ〜っと寝転んでいるか。
コンパクトカメラだとペンギンをアップで見ることはできません。けっこう広くて、ペンギンまで遠いのです。
立ったまま寝てます。
広場の反対側、坂道を登ったところではアシカのショーが進行中。

パラパラと立っている観客の後ろから様子をうかがうペンギンゴミ箱コンビ。
坂道のペンギンゴミ箱を上から見たところ。下の方にペンギンプール前の個体が見えます。


表示など


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プール横の建物壁に取り付けてあるジェンツー解説看板。ノルウェー語と英語の2言語表示。

時計の図は、フィーディングタイムを示しています。午後1時、5時、夏のみ6時。
換羽中のお知らせ。ただし換羽は終了していたようです。

この看板は英語のみ。
館内の工事現場。ペンギンとアザラシの展示施設を新築するそうで、その間熱帯魚展示が移転していますというお知らせ幕です。

新ペンギン施設のイラストに、なぜかキングが。
続きのお知らせ幕にはフンボルトが登場。

新たに導入されるのか、ただのイメージなのかは不明。詳しい説明はノルウェー語だけでした。

案内によると、新施設は2013年夏にオープンするそうです。
館内でこんなのを見つけました。イワトビペンギンの剥製と、「ギネス世界記録 2007」という認定証です。

「認定証: もっとも長生きの飼育ペンギンはイワトビペンギンのロッキーで、1974年にノルウェーのベルゲン水族館にやって来て2003年10月に29歳4ヶ月で死亡するまで生きていた」とあります。

29歳4ヶ月です。長寿はおめでたいけれど、日本にはもっと長生きした個体がいるのに。ちょっとクヤシイ。




オマケ写真



仲良しの2羽、身体の大きさがずいぶん違いますが、親子じゃなくてペアですね、きっと。



館外ペンギン物件

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水族館からバス停に向かう途中で発見。アパート地階の壁に、たばこジェンツー。うまい〜。誰が描いたのかな。
ベルゲン大学内にある海事博物館には、もちろん南極探検のコーナーが。(アムンゼンのお国です。)

南極大陸なのにキングペンギン。たまたま所有していた展示可能な剥製がキングだった?
ペンギン3人組のマークは、ライブハウス(たぶん)。昼間は営業していませんが、ドア脇の屋外テーブルでくつろいでいる人がいました。


その他:

ベルゲン水族館はこぢんまりとした水族館です。展示も地味め。ですが自然の岩場を再現した飼育展示場でペンギンをじっくり眺めることができます。2013年夏に、ペンギンとアシカの新展示施設が完成するそうです。
館内の説明には英語が併記されています。定番の生き物が中心なので、水族館リピーターにとっては説明不要かも。

ショップには幼児向けのお土産が多く、ぺものをお探しの向きには残念。

ギネス・ワールド・レコード(旧ギネス・ブック)の記録は申請によるものなので、黙っていたら当然記載されません。ベルゲンのロッキー君が死亡したとき、長崎のキングペンギンぎん吉君はまだ生きていて、もっと年上でした。ぎん吉君は39年9ヶ月の「世界最長飼育記録」だそうですが、ギネスには出てないようです。

日本のご長寿ペンギンには、ぎん吉君のほか、同じく長崎ペンギン水族館のキング・ぺぺちゃん(35歳目前で死亡)、上野動物園のケープ・ハチおばあちゃん(飼育37年)がいます。また、京都市動物園のイワトビ・ペンちゃんギンちゃんコンビはともに31歳を超えていました。

ベルゲン水族館への行き方

交通は、オスロからベルゲンまで飛行機、またはベルゲン鉄道で。私はフィンランドのヘルシンキからオスロで飛行機を乗り継ぎました。

ベルゲン空港からベルゲン市街までは空港バス。所要20〜30分で、日本円にして1,500円くらい。

ベルゲンの中心部から水族館へは、11番 Nordnes 行きのバス。 平日は朝夕の時間帯が30分おき、その他時間帯は1時間おき、土日は便が減ります。

市街〜水族館のある Nordnes地区は行きと帰りで別の道を走りますので、Nordnes 行きの表示を確認しましょう。

中心部のバス停は、Olav Kyrres gate。(gate は英語の street に相当。) 通りに沿って乗り場が並んでいるので、11番が止まるところを探します。ここに止まる11番は全部Nordnes行きです。



岬の先端近くでバスは右折(上の写真の矢印)、水族館を左に見て通り過ぎ、また右折して、2ブロックめに「Akvariat(水族館)」バス停がありました。google map のストリートビューで見ても、そこが最寄り停留所。

帰りもここから11番で。ただし、来るときに乗ったバス停には行きませんので、適当に便利そうなところで降りましょう。帰りはStrand gaten を通ります。乗った場所にもっとも近いのは、Smastrand gaten だと思います。

(バス停の入った詳細な市街地図がネットで利用できますが、水族館周辺の停留所位置が実際とは異なっています。停留所が変更されたのか、臨時移動だったのかは不明です。)

路線図と時刻表は Skyssのサイトで。 https://www.skyss.no/en/

ベルゲン観光局のオフィシャルサイトはこちら: http://www.visitbergen.com/en/

ベルゲンはノルウェー第2の都市で、中世から海上貿易で栄えました。世界遺産に登録されている、ブリッゲン地区の中世建物群は、現在もショップやオフィスに使用されています。ペンギン鑑賞のついでに、ぜひ町歩きも。英語が通じます。なお、ノルウェーの物価は高いです。

ベルゲン市内の公共交通機関乗り放題、観光施設割引または無料などの、お得なベルゲンカードが便利です。24時間と48時間の2種類があります。上記ベルゲン観光局のサイトからどうぞ。通り名の入った観光地図もプリントできます。

2012/11/08



観光写真1



ケーブルカーの山頂駅から見た夕方のベルゲン市街。中央の半島の先端近くに水族館があります。
ベルゲンカード24時間でケーブルカー1往復無料でした。



観光写真2



世界遺産に登録されているブリッゲン地区の建物群。ウナギの寝床のように、奥に長〜い。
内部では何カ所かで補修や整備のための工事が進行中でした。


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