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旭山動物園 Page 11 (2012/12/19) 新雪のペンギン散歩


散歩午前の部  
いつものように元気よく出てきました。先頭は右にピンクのバンドをした、ぽってりキング。
右ピンク、すばやく腹ばいになって、トボガンを実演してくれます。
何しろ新雪がふんわり、道にも斜面にも積もってます。

右ピンク、トボガンでだだだ〜っと進んでは、仲間を待つ感じでストップ。

後ろの方ではジェンツーが深い雪の斜面を泳ぎ登ってます。
見る向きによっては、こんなふうに白一色の世界。
そこから先は入れませんよ。

パイプから下がるつららが気になるジェンツー。身体が雪に埋もれています。
深い雪の中からでてきたジェンツー。雪まみれです。
またまたトボガンのキングが、先を行く雪まみれジェンツーを追いかけます。
ペンギン道の突き当たり、倉庫の前で雪山をぐるりと回って引き返します。

例年だと左に曲がって学習ホールの向こう側を通るのですが、今年は工事中のため、来た道を戻るコースに。
帰り道も寄り道ジェンツー。
「ワシもやるで!」 フカフカの雪にダイブしたキング(奥)。

「お、やるな。」 同じく腹ばいになった右ピンクが見ています。

「元気やなこいつら・・・。」 眺めながら通るキングも。
「はぁ〜、歩いた歩いた。」 そろってお帰り。右ピンクのトボガン王は、最後尾にいます。やっぱり太っ腹です。

散歩午後の部
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飼育場と外のスロープをつなぐ橋をセット。お散歩の準備です。
散歩に行きたい個体だけが出てきます。キングは午後も15羽全員参加。

いつもの見学場所とは反対側の、上の柵越しに撮影。
好奇心全開中のキング。
飼育員さんを独り占めして、手袋の味見をするキング。
お出迎えに飛び出したジェンツー。
近づいてきたキングの集団にさりげなく混じってしまいました。
午後の散歩、後半は人がぐっと減って、ラストはこんな感じでした。
今回も無事にお帰りでした。
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オマケ写真 1



ふんわり積もった雪の中を、泳いでいるみたいですね。





屋 外
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ほぼ全員そろって、羽繕い。
奥は、昨年春に換羽をしなかった個体。手前と比べると、羽のくたびれ具合がよくわかります。

新雪が積もったので、飼育場内は真っ白。
単独、フンボルトの住居を偵察するキング。
右は、2011年生まれの亜成鳥君。最年少個体です。

左のオス個体とのご関係は?
屋内からイワトビが出てきました。真ん中の奥は亜成鳥です。2012年6月生まれ。
亜成鳥君、飼育員さん何かうったえているようです。

「マユ」はかなりハッキリしてきましたが、揺れる「かんざし」がまだありません。
こちらはオトナのイワトビ。石ころを加えて水際にやって来ました。
石ころがポロリと落ちてころがりました。(矢印部分)

水にポッチャン。
追いかけるようにして飛び込みました。

石ころで何をするつもりだったのでしょう。もしかしたら、石拾いの遊び?
正面から亜成鳥に接近する堂々としたオス。成り行きを見守る?その他2羽。
クチバシを触れあわせています。親子?
内側と外側に橋が架かり、お散歩準備完了。

待機するキングと、お見送り?に駆けつけたイワトビ亜成鳥。


オマケ写真 2



イワトビ亜成鳥君。冠羽が伸びてないので、すっぽりと丸い頭が微笑ましい感じ。
成鳥がこのポーズだと、ツワモノふうに見えるんですけど。






トボガン広場
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トボガン広場へのブリッジ。左がトボガン広場。

手作りふうだった初代の頃と比べると、専用の部材を特注したような立派な造りになっています。
ジェンツーが橋を渡っていきます。(上の写真とは反対側から見ています。)
スロープを降りて、広場に到着。
囲い近くの雪溝に入って、あちこち点検して回ります。
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オマケ写真 3



トボガン広場には雪山が設けられています。急斜面です。
トボガンしているのは見たことがありません。腹ばいで昼寝してたりします。



オマケ写真 4



本部に戻ってきたジェンツー。スロープの端は大きな段差になっています。
ぐっと見定めて、飛び降ります。






屋 内
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暖かい屋内では、フンボルトが2羽ずつ仲良くしていました。
奥の岩壁には、イワトビが鈴なり。
フンボルトも登っています。

挨拶を交わすキングが、奥から出ようとしているフンボルトを通せんぼ。
ペンギン資料展示。頭蓋骨標本と、野生でのエサ説明。

頭蓋骨は、右からキング、フンボルト、ジェンツー、イワトビ。
キング下半身の骨格標本。

写真では説明札の文字が見づらいので、赤字で入れてます。
散歩が終わる頃は午後3時過ぎ。気温はマイナス5.6度。比較的マイルドな寒さです。
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オマケ写真 5



フンボルトの家庭訪問がお好きらしい、赤ら顔のキング。
フンボルト住宅の前で写真ポーズ。





その他:





ペンギンの赤パネル、青パネル。2012年に生まれたヒナ4羽中、1羽イワトビのみが無事に成長しました。

成鳥でキング3羽ジェンツー2羽を失ったのは大きな痛手。数のモンダイだけではなく、担当さんにとって。

高いところが大好きだった男鹿キングの姿、もう見られないのが寂しいです。


キングの1羽は、昨年換羽をしなかったので、あちこちすり切れた茶色い羽をしています。最近は「ヒナの羽が抜けるとオトナになる」ことが広まってきたためか、羽替わり中のヒナと間違う人が続出。

ペンギンの散歩は、午後の後半が空いています。2時30分のスタートを見たら引き上げる人が多い上に、折り返し地点でかなり人が減ります。観光バスのスケジュールがあるからでしょう。

冬期は3時30分閉園。散歩は3時過ぎまでかかることが多いです。

ただし、3月には散歩が11:00の1回のみになります。換羽個体が増えるためだそうです。また、雪がとけちゃったら実施されませんので、前もって動物園のHPをチェックしましょう。


帰りのバスについて:

散歩を最後まで見ると、たいてい15:00のバスには間に合いません。ペンギンが飼育場に入る様子を見たら、トイレに寄って、すみやかに正門を出て、15:30発または最終便16:00発を待ちましょう。(ペンギンが速く歩いた場合は、この限りではありません。)

ペンギンのペース次第で散歩の所要時間が変わります。めちゃ遅いこともあるので、時刻の確認はお忘れなく。バスは16:00が最終です。

15:30発に限っての経験ですが、バス乗り場にはそこそこ行列ができます。12月はバス1台分、2月3月はバス2台にぎゅうぎゅう詰めでした。2台目は臨時便で、旭川駅直行となりました。

正門前にはタクシーがいますが、見たところごく少数です。最終的には電話で呼ぶという手もありますけど。

2012/12/19



オマケ写真 6



そろってお昼寝中のキング。ほとんど動かないので、観客からのウケはよくありません。
昼寝していると聞くと、「なぜ寝ているのか」とさらに聞く観客あり。
監視員さんのお答えは、「散歩疲れじゃないですか?」


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