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アドベンチャーワールド白浜 Page 10 (2011/01/17)
ペンギン王国

 
エントランスドームの池に出張中のケープ。バルブのハンドルに上がって器用に立っています。ここには陸場がないからでしょうか?
ペンギン王国の2F入り口でお出迎えの皇帝様。コウテイペンギン成鳥の展示は、ここではなく海獣館ですけど。
ペンギン王国の夫婦者エリアで、イキナリこんな場面に遭遇。

「タマゴどろぼ〜!」と、抱卵個体から激しく攻撃されている飼育員さん。じつはタマゴをハラの下から取りだして点検中なのです。
自分たちでタマゴを点検するペア。抱卵エリアは、照明が暗めになっていました。落ち着けるのでしょうか?

見たところ6羽が抱卵していました。
奥が抱卵エリア、手前の雪敷き部分がお一人様エリア。

1羽、やたらに大きなキングがいます。
ずいぶんな下ぶくれ体型は、換羽が近いからかもしれません。が、背もかなり高いです。
仲良し相手と並んで寝転がれば、サイズの違いがよくわかります。

この大キング、黒バンドなので白浜生まれのはずですが、親は誰でしょう。
こちらは今まさに飛び込もうとするキング。羽がボサボサで、明らかに換羽間近。

「泳げんようになる前に泳いどこ〜」というつもりでしょうか。

「あんた、それでほんまに泳ぐんかいな」と言っているかのようなもう1羽のポーズが楽しいですね。
バックヤード出入り口に集結するキングとジェンツー。お食事タイムが近づいて、エサバケツのお出迎えに集まったのです。

キングもジェンツーも、給餌会場は別の場所です。
キングのお食事どころは、雪の敷いてあるあたり。みんなエサバケツと一緒にさっきの場所から移動してきました。

大きなホッケを3〜4匹飲み込みます。

給餌中、ペンギン解説とクイズなどがあります。クイズの賞品はありません。
キングとジェンツーに押され気味ですが、イワトビも健在なり。
あ〜っ、行き倒れだ〜!と驚かせる、ジェンツーの寝相の悪さ。よほど走り回って疲れたのでしょうか。
繁殖期には抱卵育雛団地となる石ころエリア。今は密度が低くなっています。換羽中のジェンツーがまったりしていました。
ちょっと野生棲息地に行ってきました写真が撮れる!壁写真です。
プールに向かって左側の空きスペースに、資料展示コーナーが新設されています。

壁に取り付けてあるのは、成鳥とヒナの羽が入ったカプセル。ガラスケースには、ペンギンのタマゴが7種類並んでいます。

写真には入ってないけど、左の壁には資料映像のモニターがあります。
ペンギン王国の1階です。1年と少し前にはヒナだったエンペラー、まだ小柄ですが、立派な成鳥模様になっています。もうすぐプールデビューなのだそうです。

個室で寂しいのでしょう、人影が見えると窓際に寄ってきて、何か訴えています。
廊下を曲がったところのプール。

海獣館のキングが少ないと思ったら、たぶんここに引っ越したのですね。

前回見た時はジェンツーだけが入っていました。もっと前は、ラッコがいました。


ケープ



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ペンギン王国1階出口脇にあるケープ展示。そろって羽づくろいしてます。
若鳥君、喉のところが珍しい模様になっています。
パレードの時間が近づくと、扉の前に集まってきました。熱心に扉の隙間を調べるケープの首のねじれにご注目。
海獣館の裏側からアニマルランドへ抜ける途中に、ひっそりとケープ飼育場があります。ちゃんと説明板も出ているので、秘密基地ではありません。
ペアのマイホームが並んでいます。なぜか、1羽が中で1羽が外。中では抱卵中? タマゴは見えませんでした。

巣箱の屋根についている取り外し用の取っ手がカワイイですね。中にはワラが敷いてあります。


海獣館




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海獣館の様子。ヒゲペンギンが一番高いところに巣を構える傾向が見られます。
中腹あたりで子育てするアデリー。このヒナはかなり大きくなり、背中と顔の一部で綿羽が抜け始めています。
こちらは少し低いところにあるヒゲペンの巣。ヒナは親のハラの下に頭だけ隠しています。
換羽終盤に入ったヒゲペンギン。

黒い頭や背中の羽、じつは中が白くて先端だけが黒いことがわかります。
豪華なエンペラーの換羽。羽の1枚1枚が大きいので、抜けかけの部分が房のように見えます。

左端にキングがちょっと写っています。かなり数が減っています。ペンギン王国1階に移ったのでしょう。
モサモサと身体を揺すって歩く換羽中個体。黒バンドです。白浜生まれ第2号あるいは第3号エンペラーですね。
(第1号は名古屋港水族館にいます。)
まだ換羽に入っていないらしい右側のエンペラーも、白浜生まれです。
寝転がっているエンペラーを正面から見ると、こうなります。しみじみとした愛嬌があります。
落ちてくる雪を浴びながら寝転がるアデリー。よく冷えて気持ちよさそうです。
 

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オマケ写真



エントランスドームの池に出張中のケープ。
場内係のおねえさんにパンダで遊んでもらってます。


キングペンギンの散歩

 
お散歩キング登場。気ままに歩くキング、飼育員さんが後からさり気なく方向修正。

飼育員さんのペンギンバッグには、卵の模型など資料が入っています。
「あんたら、こっちやで。」 ギャラリーがちゃんとついてきているかどうか確認します。

黒バンドに青紫黄のビーズをつけたこのキングは、お散歩のベテランです。
冬の平日限定イベントなので、人だかりにはなりません。ペンギンもリラックス。

たまたま通りかかった人は、まさかホンモノのキングペンギンがいるとは思ってないので、ビックリ。

飼育員さんのガイドに従って背中にさわることができますが、小さな子供の中には、近づかない子もいます。キングは大きいから恐いのでしょうか。
誰もいない遊園地にキングペンギン。ちょっとシュールな光景です。

残念ながら遊具の方へは行かないことになってます。

右側に少し芝生が見えています。この枯れた芝生に興味津々で、スキがあると入ろうとします。これも禁止です。
ペンギン王国の楽屋口に続くスタッフ専用通路。

このあたりまで来ると、俄然早足になります。お散歩は好きだけど、やっぱりみんなのところへ早く戻りたいのですね、きっと。


ペンギンパレード



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キング2羽が楽屋口から出てきました。すでに外にはケープが集合しています。ここで合流して、出発。
では参りましょう。

さっきのお散歩キングとは別の個体です。右側のキングは、どうも落ち着きがありません。
フラワー通りのゆるい坂道を上がります。ガードする係の人が多いので、ペンギンだけの写真はなかなか撮れません。
さっき見たのとは違うケープ若鳥が頑張っています。こちらは標準的なケープ亜成鳥の模様ですね。
ゴールです。海獣館前の特設会場(ブルーのシート)に集合するペンギンたち。

係員さんにカメラを預けて、ペンギンの後にしゃがんで写真を撮ってもらうイベントです。行列ができます。

ペンギンはじっとしていないので、写真の出来上がりはペンギンの気分次第。


園内ペンギン風景



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エントランスドームのショップ前に集うペンギン。エンペラーヒナにはもう少し頑張って欲しかったです。

なんでキングがいないの?ケープもいないけど。あ、イワトビもいない。
ゲートを入ると、ベビーカーが並んでいます。エンペラーとキングも、よい子の皆さんをお待ちしていますよ。
(もちろんパンダのベビーカーもあります。)

キングの方が、背中クッションが高いので、乗り心地よさそう。
海獣館1階のセンタードーム側入り口脇にあるスタジオ。いつもはキングさんだけが席に着いていますが、今日は人間DJの姿も。
 

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その他:

この後、2月に入って高病原性鳥インフルエンザが各地で発生。感染防止のため、ペンギンをはじめとする鳥類のアトラクションが中止となりました。展示中止となった鳥もありますが、ペンギンの展示は通常通り。

ケープは屋外なので、今後の展示がどうなるか気がかりです。早く暖かくなってインフルエンザの発生が止まることを願ってやみません。

キングの散歩は、冬は「ふれあいの里」のアトラクションとして案内が出ます。それ以外の季節には、ペンギン王国の建物内で行われるので、「ペンギン王国」のアトラクションとなります。

17/01/2011



オマケ写真



王様のお散歩は足の向くまま気の向くまま。
「苦しうない、ついてまいれ。」



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